昨日(3月8日)の動向
先週金曜日のアジア時間は、米雇用統計への期待や株高を背景にドル買い円売りの動きが強まり、95円台半ばへ上昇する動きとなりました。その後も底堅い動きとなるなか、発表された2月の米雇用統計は失業率が7.7%、非農業部門雇用者数が236千人と市場予想を大幅に上回る内容だったことからドル買いに拍車がかかり、一時96円台半ばへ値を拡大する動きとなりました。しかしその後、Fitch社のイタリア国債格下げが伝わるとユーロ円の下げに連れて95円台半ばまで下落しましたが、引けにかけては96円台を回復して越週となりました。
3月8日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 94.797 | 96.571 | 94.784 | 96.032 |
ユーロ/円 | 124.247 | 125.912 | 123.796 | 124.817 |
豪ドル/円 | 97.386 | 98.942 | 97.336 | 98.296 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2013年3月11日)の展望
【米ドル/円】
米経済の回復と日銀の緩和期待からドルの底堅い動きが続いています。新値を追ったあとの調整はあるもののトレンドは継続との見方のようです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 96.60 | 97.00 | 95.50 | 95.00 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
米雇用統計の改善からリスクオンとなるものの、イタリア格下げで上値が思い展開です。日本の金融緩和は円売り要因ですが、ユーロの不安が再燃するようだとリスク回避の動きも出やすくなることから注意が必要です。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 125.90 | 126.50 | 124.50 | 123.80 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
高値更新した後はユーロ円の下げに連れた動きとなっています。週末に発表された中国の経済指標が市場予想比悪化したことから上値が抑えられています。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/円 | 98.50 | 99.00 | 97.70 | 97.20 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2013年3月11日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2013年3月11日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
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★★ | 16:00 | 独 1月 貿易収支 | 13.9B | 12.0B |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します
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