昨日(2月13日)の動向

前日の海外市場でG7声明の解釈をめぐる思惑から円が買い戻された動きを受けて、序盤は93円台半ばで上値が重く92円台後半へ下落する動きとなりました。しかし、押し目では円安トレンド継続とみる向きからのドル買いが下値をサポート、その後BOE総裁がG7声明は文字通り受け止めるべきと発言したことから円売りの動きが広がり、93円台後半へ上昇する動きとなりましたが、NY時間にかけては材料難から93円台半ばを中心に小動きに留まりました。

2月13日のBID値 始値 高値 安値 終値
米ドル/円 93.444 93.777 92.820 93.405
ユーロ/円 125.741 126.565 124.767 125.625
豪ドル/円 96.308 96.833 96.058 96.738

米ドル/円 1時間チャート

米ドル/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

本日(2013年2月14日)の展望

【米ドル/円】

週末のG20を控え、要人発言に振らされる動き。朝方発表された本邦GDPは市場予想比悪化したものの反応は限定的。週末に向けてはポジション調整の動きは強まりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
米ドル/円 93.85 94.50 92.80 92.20

米ドル/円 5分足チャート

米ドル/円 5分足チャート

【ユーロ/円】

週末を控えドル円同様レンジ内での調整との見方が強いようです。124.50-126.50がコアレンジとの見方のようですが、要人の円に関する発言に注意が必要です。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
ユーロ/円 126.00 126.50 124.70 124.00

ユーロ/円 5分足チャート

ユーロ/円 5分足チャート

【豪ドル/円】

97円近辺がレジスタンスとして機能していますが、一方下値も切りあがってきており、レンジブレイクとの見方があるようです。チャートポイントを注視したリスク管理が重要です。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
豪ドル/円 97.00 97.40 96.40 96.00

豪ドル/円 5分足チャート

豪ドル/円 5分足チャート

  • 上記各5分足チャートは、当日 2013年2月14日 現在のものです。
  • コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線

本日(2013年2月14日)の主な指標

注目度 発表時間 指標 予想 前回
★★ 16:00 独 4Q GDP -0.5% 0.2%
★★★ 19:00 ユーロ圏 4Q GDP -0.4% -0.1%
★★ 22:30 米 新規失業保険申請件数 360K 366K
  • 発表時間はいずれも東京時間
  • 注目度は★低~★★★高で示します