※本記事は2019年7月18日に初回公開したものを最新情報に更新しています。

 投資でお金を増やしたい!という皆さんにぜひ知ってほしいポイント活用術。略して「ポイ活」。

 ポイントなんて…と侮るなかれ! 普段の買い物で付与されるポイントを効率的に貯めることができたら、収入UPと同じ効果を期待できます。企業が行うアンケートに回答することでポイントを稼ぐ「ポイ活」や、ゲームをしてポイントを稼ぐ「ポイ活」などがありますが、今回はいつもの買い物がお得になる手間なし「ポイ活」に特化して、5つの方法をご紹介します。

1.クレジットカード利用で「ポイ活」!

 現金で支払うと単にお金が出ていくだけですが、クレジットカードで支払うとポイントが貯まります。ただし、クレジットカードなら何でもいいわけではありません。クレジットカードを選ぶときには、以下の4つのルールを押さえることが大事です。

ルール1:年会費無料のカードを選ぶべし

 年会費が数千円のカードもあれば、無料のカードもあります。また、初年度のみ無料にしているものや、カードを利用することによって、翌年は年会費無料になるものなどさまざま。せっかく得たポイント利益を減らしてしまうともったいないので、年会費は無料のものを選びましょう。

ルール2:還元率1%以上のカードを選ぶべし

 もう1点押さえたいことは、付与されるポイントの還元率です。利用額に対して1%以上還元されるカードを選びましょう。例えば、年間10万円利用した場合、還元率0.5%であれば500ポイントが付与されますが、還元率1%だであれば1,000ポイントを獲得できます。たった0.5%の還元率の差でも、利用金額が大きくなると付与されるポイントの差は歴然です。

ルール3:現金同様に使えるカードを選ぶべし

 たとえポイントがたくさん貯まっても、そのポイントをしっかり使えなければ意味がありません。貯まったポイントを景品と交換する仕組みもありますが、1ポイント=1円のように現金同様に使えるものや、カード利用金額の支払いに充当できるものなど、確実にポイントを使い切れるものを選びましょう。

ルール4:年会費がかかるけれど還元率が高いカードはどうする?

 年会費がかかる代わりに、指定店舗での買い物が高還元率となるクレジットカードがあります。その場合、いくら使えば年会費と同額のポイントがもらえるかを計算し、元が取れるなら導入してもよいでしょう。

 例えば、年会費2,000円で還元率10%の場合、2万円利用すると2,000ポイントが付与されます。もし2万円を超えて利用するなら使った方が得ですが、2万円程度ならプラスマイナスゼロになってしまうので、年会費無料で還元率1%のカードで十分ということになります。

 また、カードが増えるとその分管理が大変になります。使っていないのに年会費だけ引き落とされてしまったり、せっかく貯めたポイントが失効してしまったりしては意味がありません。元が取れるかどうか分からないなら、還元率1%のクレジットカード1枚に集約しておいた方が無難です。

2.「〇〇Pay」などのQRコード決済で「ポイ活」!

「〇〇Pay」といったスマホを使ったQRコード決済は、クレジットカードでチャージした上で決済すると、クレジットカードのポイントとスマホ決済によるポイントの両方が付与され、ポイントの二重どりができます。

 さらに、割引クーポンや自治体とコラボした高額還元キャンペーンも充実しています。キャンペーン実施期間や対象店などはアプリによって異なりますので、日頃からキャンペーン情報にアンテナを張り、よりお得になるアプリをその都度選んで利用しましょう。

3.ネットショッピングはポイントサイト経由で「ポイ活」!

 ネットで買い物をするときには、ショッピングサイトやネットショップに入る前にポイントサイトを経由することでポイントが2倍、3倍と増えていきます。ポイントが2倍、3倍になるその経由方法を詳しく解説します。

1.ポイントサイトからショッピングサイトに入る→ポイントサイトのポイントGET

2.ショッピングサイトで買い物をする→ショッピングサイトのポイントGET

3.クレジットカードで決済をする→クレジットカードのポイントGET

 この方法なら、同じものを買ってもポイントが3倍付与されることになります。

 ポイントサイトもいろいろありますが、自分が貯めたいポイントと同じポイントに交換できるポイントサイトを選ぶとポイントが貯まりやすく、管理もラクにできます。

4.店舗での買い物はカード2枚 で「ポイ活」!

 コンビニやカフェなどで支払いをするときは、ポイントカードを2枚出す、またはポイントカードとクレジットカードの2枚出すことを意識しましょう。

 2枚分のポイントカードのポイントが貯まるお店や、ポイントカードとクレジットカードのポイントがダブルでもらえるお店もあります。

 中にはダブルでポイントがもらえないお店もあるのですが、支払い時に意識するだけでポイントの取りこぼしがなくなります。

 例えば、ドラックストアの「トモズ」では、「トモズカード」と「Pontaカード」のどちらにもポイントが付与されます。さらにクレジットカードで金額をチャージしてスマホ決済で支払うと、クレジットカードポイントとスマホ決済のポイントも付与されます。この場合には、なんとポイントの四重どりがかないます。

5.ポイント運用でさらに「ポイ活」!

 さらに、貯まったポイントを運用して増やすことも可能です。実際の株式や投資信託の値動きに合わせてポイントが増減する「ポイント運用」は実際のお金が増えたり減ったりするわけではないので、気軽に利用することができるのではないでしょうか。

 ポイントを使って実際の株式や投資信託を購入する「ポイント投資」という方法もありますが、こちらは実際の株式や投資信託の購入に充てられているので、ポイントが増えるのではなく、実際の売買などで現金としての利益が出るものになります。

 一方、「ポイント運用」では実際に株式や投資信託を購入するわけではないので、投資をしてみたいけれど怖いという人が投資の練習として利用してみる際におすすめです。

まとめ

 普段のお買い物が何倍もお得になる「ポイ活」術をご紹介しましたがいかがでしたか。我が家でも、ポイ活で毎年コンスタントに10万ポイント以上はGETしています。今やポイントは一つの収入源といえるかも!? ぜひ「ポイ活」でお得ライフを送ってくださいね。