日銀政策会合に注目

昨日（1月21日）の動向

週明けの東京市場は90円台前半でスタート。21日-22日に予定されている日銀金融政策決定会合を前にポジション調整の円買いが優勢となり、89円台半ばへ下落する動きとなりました。このレベルでもみ合いとなった後、欧州時間序盤に89.30近辺へ小幅ながら下値を拡大する動きとなりましたが、89円台前半のドル買いにサポートされ、89円台半ばへ値を戻す動き。その後は米国市場が休場で材料難から閑散ななかクローズとなりました。

1月21日のBID値	始値	高値	安値	終値
米ドル/円	90.084	90.238	89.338	89.640
ユーロ/円	119.938	120.231	118.883	119.361
豪ドル/円	94.661	94.830	93.944	94.262

米ドル/円　1時間チャート

ユーロ/円　1時間チャート

豪ドル/円　1時間チャート

本日（2013年1月22日）の展望

【米ドル/円】

日銀の金融政策決定会合に注目が集まるなか、ある程度のポジション調整は進んだとの見方のようです。2％のインフレ目標、10兆円程度の資産購入基金拡大は織り込まれていたため、さらなる緩和策が出るかどうか注意が必要です。

	レジスタンス R1	レジスタンス R2	サポート S1	サポート S2
米ドル/円	89.90	90.25	89.30	88.90

米ドル/円　5分足チャート

【ユーロ/円】

日銀緩和期待の調整による円買いの動きに118円台後半へ下落後は119円台半ばを中心に方向感のない動きとなっています。本日の注目は日銀の緩和策。予想通りならポジポジション調整の円買いが優勢になるとの声も聞かれます。内容次第では大相場の展開も予想されますから、リスク管理が重要になります。

	レジスタンス R1	レジスタンス R2	サポート S1	サポート S2
ユーロ/円	119.70	120.30	118.80	118.30

ユーロ/円　5分足チャート

【豪ドル/円】

米国市場休場明けで動意に乏しい動き。直近の動きからは上値が重く、93円台後半を下抜くと下げ幅を拡大するとの見方もあります。日銀の金融政策発表後の動きに注意が必要です。

	レジスタンス R1	レジスタンス R2	サポート S1	サポート S2
豪ドル/円	94.50	95.00	93.90	93.10

豪ドル/円　5分足チャート

• ※ 上記各5分足チャートは、当日 2013年1月22日 現在のものです。
• ※ コメント欄の語句について　R＝上値抵抗線　S＝下値支持線

本日（2013年1月22日）の主な指標

注目度	発表時間	指標	予想	前回
★★	19:00	独 1月 ZEW景況感調査	12	6.9
★★	0:00	米 12月 中古住宅販売件数	5.1M	5.04M

• ※ 発表時間はいずれも東京時間
• ※ 注目度は★低～★★★高で示します

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