昨日(1月4日)の動向

米金融緩和早期解除観測や前日発表されたADP雇用統計を踏まえた雇用統計への期待感からドル円は87円台前半で底堅く、上値トライの展開となり88円台半ばまで上昇する動きとなりました。米国雇用統計が発表されると失業率の悪化からドル全面安の展開に87円台半ばへ反落。しかし下値ではクロス円の買いにサポートされ88円台まで回復して越週となりました。

1月4日のBID値 始値 高値 安値 終値
米ドル/円 87.247 88.412 87.242 88.15
ユーロ/円 114.03 15.411 113.82 115.21
豪ドル/円 91.314 92.477 91.304 92.36

米ドル/円 1時間チャート

米ドル/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

本日(2013年1月7日)の展望

【米ドル/円】

ここ最近のドルの高値更新が続いていることなどを受け、本日はドル売り円買い優勢の展開となる見込みです。本日は大きなイベントがないことから、ポジション調整主体の流れが予想されます。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
米ドル/円 88.4 89.2 87.9 87.6

米ドル/円 5分足チャート

米ドル/円 5分足チャート

【ユーロ/円】

円売り優勢による上昇トレンドが一服し、本日は円買いユーロ売りが優勢となっていきそうです。週末は、米雇用統計発表後に一時的に下落となったものの、その後はNYクローズにかけて上昇基調を維持し続けました。ですが、週明けは利益を確定する売りが優勢となっており、また大きな材料もないことから、この流れが継続するものと思われます。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
ユーロ/円 115.6 116 114.8 114.2

ユーロ/円 5分足チャート

ユーロ/円 5分足チャート

【豪ドル/円】

先週末に92円台後半まで上昇した豪ドル円は、本日は利益確定の円買いが優勢となるものと思われます。米雇用統計や米財政の崖をめぐる協議の進展といった材料に区切りが付き、新規の材料に乏しいことも円買いを誘う要因となるものと思われます。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
豪ドル/円 92.9 93.3 92 91.5

豪ドル/円 5分足チャート

豪ドル/円 5分足チャート

  • 上記各5分足チャートは、当日 2013年1月7日 現在のものです。
  • コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線

本日(2013年1月7日)の主な指標

注目度 発表時間 指標 予想 前回
★★ 19:00 (欧)11月-生産者物価指数(前月比) -0.2% 0.1%
  • 発表時間はいずれも東京時間
  • 注目度は★低~★★★高で示します