今日のレンジ予測
[本日のドル/円]
↑上値メドは156.60円
↓下値メドは155.60円
中国株:トップ40グローバルファンドの中国株式保有率が過去10年で最低水準に
中国:中国の債務負担が今年爆発的に増加するおそれ
米利下げ:アトランタ連銀総裁「最初の利下げ後、影響を見るため休止期間を設けるべき
時給:客がセルフレジを利用するほど、店の従業員の平均時給は上がる
大統領選と金融政策:選挙の年に中央銀行が何をしても、政治的に利用される可能性が高い
前日の市況
5月20日(月曜)のドル/円相場は前日比0.56円の「円安」。だった。
今月最大の経済データのイベントだったCPI(消費者物価指数)が終わって、これから2週間のマーケットは米地区連銀総裁のスピーチを参考にFOMC(米連邦公開市場委員会)の政策方向を検討する作業に勤しむことになる。
弱めの結果だった5月の雇用統計とCPIの結果を受けてFRB(米連邦準備制度理事会)高官はどのような政策ガイダンスを示すのか。マーケットでは米利下げ期待が再び高まりつつあるが、次月のFOMCまでに発表がもう1ラウンドあるため断定的なコメントは聞かれないだろう。
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2024年101営業日目のドル/円は、155.62円からスタート。東京時間夕方に155.49円まで下げてつけたのが安値。海外市場で156円台に乗せたあと明け方に156.30円まで上昇して高値をつけた。終値は156.27円。24時間のレンジ幅は0.81円。
円安・円高のメド
5月のドル/円のレンジは151.85円から157.99円。レンジの中心値は154.92円。
現在の水準は、中心値より「円安」に位置し、先週金曜日よりも55ポイント「円安」方向に移動している。
円高のメドは、直近の安値155.49円、次は153.60円、その次は5月の安値151.85円。
円安のメドは、14日の高値156.77円、その上は今月の高値157.99円。
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主要指標 終値
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今日の為替ウォーキング
今日の一言
大切なのは「時」を待つ姿勢。ただ単に待ち続けるという受身の姿勢では勝機を見逃す。かといって「時」をつくろうとすると焦りにつながる。要は、積極的につくり、待つという姿勢が肝要なのである
Waiting For A Girl Like You
国内主要食品メーカー195社は5月に417品目の飲食料品を値上げした。品目こそ前年同月に比べて5割近く下回っているが、1回あたりの平均値上げ率が31%と、単月としては「過去最大」を記録した。円安が止まらない限り、これからも食品値上げラッシュは何度も襲ってくる。
しかし、植田日銀総裁は4月26日の金融政策後の記者会見で、「円安が基調的な物価上昇率に与える影響は無視できる」と言い切った。そのわずか1週間後に「物価に影響を及ぼしやすくなっている」と発言を微修正したが、円安の最大原因とされるゼロ金利や国債購入などのウルトラ緩和政策は継続する考えだ。
金利の影響を受けにくい品目の物価が上昇するまで金利を上げないというのは、合理的ではない。それでも日銀がゼロ金利を長く維持しようとするのは、それが企業に期待されていると思っているからで、いわば日銀のPR活動のようなものだ。
低金利が悪化させているインフレの「不平等な痛み」を放置することは、高所得者層をよりも低所得者層をより多く苦しめ、それによって生じる不均衡が経済と資産市場を歪めている。日銀の「より低くより長く」のウルトラ緩和政策は、実はより高いリスクを意味している。
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今週の注目経済指標
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今日の重要ブレークアウトレベル
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タイムゾーン 分析
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