2008 (平成20)年5月12日
中国・四川省でM7.9の大地震が発生
2008年5月12日、中国でM7.9の大地震が発生しました。
中華人民共和国中西部に位置する四川省アバ・チベット族チャン族自治州ウントン県で発生したこの大地震は「512大地震」と呼ばれています。
この地震による死者は6万9,197人、負傷者は37万4,176人に上り、1万8,222人がなおも行方不明となっていて、地震により避難した人は約1,514万7,400人、被災者は累計で4,616万人となりました。
震源地のウントン県映秀鎮では死者、行方不明者はその地区の全人口1万人の約8割近い7,700人と壊滅状態となり、中国政府はこの都市の再建は不可能と発表したほどの被害でした。
最初、外国の救援隊受け入れを拒否していた中国政府でしたが、この未曾有の災害に初めて外国の救援隊を受け入れることになり、その救援隊は日本から派遣されることとなりました。
災害大国日本の救援技術に期待が高まりましたが時すでに遅く、生存者の救出には至りませんでした。
発見された遺体に対し、日本の救助隊が全員で黙祷を捧げる姿は中国で大きく報道され、謝意の言葉とともに「その光景は深く中国人の心に残るだろう」と伝えられ、ぎくしゃくしていた日中関係に一筋の光を灯しました。
2008年5月12日の日経平均株価終値は
13,743円36銭
ライター FIX JAPAN 前沢ともあき
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