2005 (平成17)年5月6日
日本のプロ野球で初のセ・パ交流戦が開幕
2005年5月6日、日本のプロ野球で初となる、セリーグ・パリーグの交流戦が開幕しました。
日本野球界は1949年に新チーム加盟の是非で意見が分かれ、日本野球連盟内部で対立が起こり、加盟反対派の読売ジャイアンツ、中日ドラゴンズ、松竹ロビンス、大阪タイガース、大洋ホエールズ、広島カープ、西日本パイレーツの7球団でセントラル・リーグを発足、賛成派は3つの新チームと共にパシフィック・リーグを結成し、分裂していました。
しかし、2004年に大阪近鉄バファローズとオリックス・ブルーウェーブが、合併を前提に話し合うと発表したことを始まりとして、プロ野球の業界再編問題が議論され、これをきっかけにセ・パ両リーグが歩み寄り2005年に交流戦が始まったのです。
交流戦はMLB(米国のメジャーリーグベースボール)での交流戦「インターリーグ」を参考にしてスタートしており、「公式戦」と同等の扱いとなり、勝敗はペナントレースに加算、投打の成績も選手の公式記録に加算されています。
半世紀の時を経て、異なるリーグのチームが対戦するのは、画期的なことであり関心が集まりました。しかし、戦績はパリーグの圧勝と言っても良い結果となり、昨年までの成績を見るとセリーグが勝ち越しているのは2009年の1回のみ。大きな差に、近年では球団関係者から交流戦不要論も出てくるほどです。しかし興行的には成功しており、ファンは継続を望んでいます。
2005 年5月6日の日経平均株価終値は
11,192円17銭
ライター FIX JAPAN 前沢ともあき
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