1959(昭和34)年4月20日
夢の超特急・新幹線工事がスタート
1959(昭和34)年4月20日、東海道新幹線の工事をスタートさせる起工式が、新丹那トンネル熱海口で行われました。
高度経済成長期にあった当時の日本は、物流を担う幹線道路が慢性的に渋滞し、東海道本線上を走る列車もまさに分刻みの運行でも、まだ輸送力が足りない状態でした。これを解消するべく計画された東海道新幹線。当時は貨物列車も走らせる計画がありました。そして、東京~大阪間の約500キロメートルを結ぶ大規模な建設には3,800億円かかるとして、日本政府は世界銀行から8,000万ドルの借り入れを行っています。
そして、着工から5年後となる1964(昭和39)年10月1日、東京オリンピック開会直前に開業しました。当時、世界最速の長距離鉄道として世界的にも注目を集めました。
1959年4月20日の日経平均株価終値は
746円15銭
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