2007(平成19)年3月18日
PASMO運用開始
2007(平成19)年3月18日、PASMO(パスモ)の運用が開始されました。
PASMOとは、プリペイド式電子マネーカードで、鉄道やバスの運賃支払いに利用できるだけでなく、電子マネー加盟店での買い物の支払いにも使えるカードです。
発売初月から予想以上の人気となり、わずか1カ月で300万枚を販売。翌4月には在庫切れの不安から、新規カードの発行を停止する事態になりました。
PASMOは首都圏の大手鉄道事業者の出資によってつくられた「株式会社パスモ」が運営しているため、私鉄や路線バス定期には使い勝手が良いという評価を得て、多くの利用者を獲得していきました。
また発売と同時に首都圏でのSuica(JR東日本)との相互利用を可能にし、翌2008年3月にはSuica全エリアの鉄道路線における相互利用が開始されました。
さらに2013年3月からはKitaca(JR北海道)、TOICA(JR東海)、manaca(名古屋交通開発機構)、ICOCA(JR西日本)、SUGOCA(JR九州)など9種類の交通系電子マネーカードとの相互利用が可能となっています。
2018年末までの総発行数は3,399万枚、使用できる加盟店は9万店舗を超え、キャッシュレス化をけん引する存在となりました。
2007年3月18日の日経平均株価終値は
16,744円15銭
※3月18日は休日のため前営業日の株価
ライター:FIXJAPAN前沢ともあき
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