1998(平成10)年2月7日
冬季オリンピック、長野大会開催
1998(平成10)年2月7日、第18回冬季オリンピック、長野大会開催が開催されました。スキージャンプ、女子モーグル、スピードスケートで、日本人選手が合計10個のメダルを獲得した大会となりました。
ただ、期待された経済効果についてはさまざまな問題点が残される大会ともなりました。長野市のスケート競技場「エムウェーブ」の設立や鉄道の整備などプラスの効果もありましたが、そり競技場「スパイラル」などは国内での選手人口が少ないため閉鎖となりました。
運営設備のための借金の返済には20年を要し、昨年やっと返済を終えた自治体からは、これで浄水場や、防災施設の整備に予算を回せると、安堵している声もあがっています。
オリンピック開催で経済効果だけを追求できるわけではありません。高い経済効果を享受できた成功例は極めて少なく、五輪終了後にどのような経済効果をもたらしていくかという、長期的な展望にたった運営が望まれています。
1998年2月7日の日経平均株価終値は
17,040円06銭
※2月7日は休日のため前営業日の株価
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