昨日の動向

8月3日 米ドル/円:[始値] 78.438[高値] 78.534 [安値] 77.114 [終値] 78.217 ※数値はBID値です。
ユーロ/円:[始値] 95.900 [高値] 96.950 [安値] 94.924 [終値] 95.258 ※数値はBID値です。
豪ドル/円:[始値] 82.042 [高値] 82.747 [安値] 81.662 [終値] 81.834 ※数値はBID値です。

8月3日の外為市場は、米非農業部門雇用者数が+16.3万人(予想+10万人)と市場予想を大幅に上回ったことを好感し、リスクオンの展開となった。
特にユーロは、スペイン救済に関する噂も出回り97円台を回復。その他クロス円もほぼ高値付近で取引を終了した。

東京時間は、米雇用統計を控え様子見ムードが強い展開。仲値にかけてじりじりと買われる場面があったものの買いは続かずドル/円は20銭程度の狭いレンジで推移しました。

欧米時間は、米雇用統計の発表がありました。非農業部門雇用者数が予想を上回ったことを好感し、ドル/円、クロス円が上昇。
ECBによるスペイン救済の噂も出回り一段高となる等、リスク選好ムード一色の展開でした。

米ドル/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

本日の展望

【米ドル/円】
本日は主要国経済指標発表などの材料が少ない中、先週金曜の米雇用統計結果およびECBあるいはEFSFによるスペイン国債購入の可能性に関する期待の修正に左右される展開になりそうです。またオセアニア市場がバンクホリデーで休場となり流動性に乏しいことが想定されます。アジア株が先週の海外市場の流れを引き継ぐ格好で底堅い展開となれば、米雇用統計後のドル安・円安の流れが継続する可能性があります。

想定レンジ 77.80-78.80

【ユーロ/円】
本日欧州の経済指標は予定されていません。ユーロ/円、ユーロ/ドルは先週末の米国経済指標の結果を受けた流れとなりそうです。先週末大きく上昇したことやスペイン国債の利回りが下がってきていることもあり、本日は堅調に推移しそうです。また次のレジスタンスラインは98.30円付近となりそうです。

想定レンジ 97.00-98.30

【豪ドル/円】
豪ドル/円は米国雇用統計の結果を受け、リスク選好となり大きく上昇いたしました。82.40円付近を抜けたことから豪ドル/円のサポートラインは82.40円付近となりそうです。また次のレジスタンスラインは84円ちょうどとなりそうです。

想定レンジ 82.60-83.00

テクニカル

【米ドル/円】
レジスタンス:78.80 79.00
サポート:78.20 78.40

【ユーロ/円】
レジスタンス:97.00 97.80
サポート:95.80 96.30

【豪ドル/円】
レジスタンス:82.80 83.20
サポート:82.00 82.40

※ 下記各5分足チャートは、当日 10:00 現在のものです。
※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線

チャート1:米ドル/円 5分足チャート

チャート2:ユーロ/円 5分足チャート

チャート3:豪ドル/円 5分足チャート

本日の主な指標

注目度 発表時間 指標 予想 前回
★★ 22:00 (米)バーナンキFRB議長の発言
  • 発表時間はいずれも東京時間
  • 注目度は★低~★★★高で示します

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