※この記事は2021年12月17日に掲載されたものです。
Q1 投資のメリットって何?
A1 ゼロ金利時代の今、預貯金では増えない資金を運用し、増やすチャンスを得る!
資産形成の一環として、投資していますか?
まず、[1-4]支出を抑え、収入アップ、残ったお金はどうする?【FP・横田健一の資産形成ハンドブック】内でも記載した、資産形成の大原則を振り返ってみましょう。
資産を増やすためには、以下の4つがポイントです!
1.支出は、収入の範囲内におさえる(まずはココから)
2.支出を減らす(節約する)
3.運用利回りを高める(お金に働いてもらう)
4.収入を増やす(キャリアアップや兼業・副業)
来年の資産は、収入から支出を差し引いて残った黒字部分と、今お持ちの資産を運用することで得られる収益によって、つくられていきます。
上記4つのポイントのうち、3番目の「運用利回りを高める(お金に働いてもらう)」というのが、資産形成としての投資の部分です。
ゼロ金利、マイナス金利といわれる今、預貯金に財産を入れたままではほとんど増えていきません。
一方で、「投資というと、ギャンブルでしょ?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、そうではありません。
現代の資本主義社会、株式会社という仕組みについて基本的な事柄を理解した上で、株価の動きに振り回されることなく、ライフプランを考慮しながら長期的に投資しながら資産形成していくことをオススメします。
具体的には、投資信託を利用しながら株式を所有することによって、長期的に資産を増やしていくスタイルの投資です。
まずはパン作りを例に、ニュースなどで聞くGDP(国内総生産)というものが何なのか、基本的な考え方を理解しましょう。
そして、株式投資することの意味について理解した上で、少額から幅広く分散して投資することができる投資信託の仕組みについて理解しましょう。
さらに、株式、債券、REIT(リート:不動産投資信託)や、国内資産、海外資産などへの配分割合を決めるアセット・アロケーションについて学びましょう。
最後に、アセット・アロケーション(Asset Allocation)と非常によく似た言葉であるアセット・ロケーション(Asset Location)について確認しましょう。
iDeCo(個人型確定拠出年金)口座、NISA(少額投資非課税制度)口座、特定口座と、最近では証券口座の種類も増えており、どの口座を優先的に使うかによって、税引き後の手取り収益が大きく異なってくるケースがあります。
こういった基本的なポイントを押さえた上で、資産形成の一環としてぜひ投資を取り入れてみていただければと考えています。
ファイナンシャルプランナー。株式会社ウェルスペント 横田健一さん Twitter @ken1yokota でも情報発信中! |
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