1984(昭和59)年1月4日
大手銀行が相互接続開始
1984(昭和59)年1月4日、大手銀行13行がシステムを相互接続しました。銀行のATM(現金自動預け払い機)で、他行口座の預金引き出しが可能になりました。
当時、金融行政を受け持っていたのは大蔵省銀行局。大手銀行からの要望を受け入れる形で、銀行システムの相互接続を認めました。他行預金の引き出しのほか、残高照会や振り込みなども可能になりました。この年の3月には郵便貯金のオンラインネットワークも稼働を始めました。
ただ、相互接続前は大手行のうち比較的規模の小さい銀行から大規模行への預金流出を警戒する声が上がりました。地方銀行や第2地方銀行、信用金庫など他業態との接続も「金融秩序の維持」の観点から見送られました。
1990年2月5日にはMICS(全国キャッシュサービス)が稼働して都市銀行系と地方銀行系のネットワークが相互接続。その後、加入金融機関を増やして現在のような姿になりました。
1984年1月4日の日経平均株価終値は
9,927円11銭
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