昨日(2012年06月18日)の動向

6月18日の外為市場は、ギリシャ再選挙で、NDが第一党となりPASOKと合わせ過半数の議席確保が確実となったことから、ユーロ圏離脱のシナリオが一時後退したことを受け、ユーロは金曜クローズから窓を開けてオープンしました。しかし、欧州時間には、スペインの10年債の利回りが危険水域の7%台へ上昇したことで、ユーロ売りに拍車がかかり、今回も窓を埋める下落となりました。

東京時間は、ギリシャ選挙の結果を素直に受けて、ユーロ/円は100.839まで上昇を見ました。アジア株も総じて好調だったことから、豪ドル/円も80.250まで上昇しました。

欧米時間に入ると、スペイン銀行セクターの不良債権比率の上昇、ギリシャ選挙で、第三党のPASOKが連立参加条件として、第二党のSYRIZAを拒否したこと、独首相によるギリシャ新政権へ財政緊縮緩和を認めるべきでないとの発言に加え、スペインの10年債利回りが危険水準と言われている7%を突破したことを受けまして、ユーロは大幅に値を下げ、ユーロ/円は99.108まで下落しました。
その後は米株価が堅調に推移したこともあり、下落していた豪ドル/円の上昇につられる形で99.447でクローズしました。

2012年06月18日のBID値 始値 高値 安値 終値
米ドル/円 78.902 79.300 78.859 79.101
ユーロ/円 100.539 100.839 99.108 99.447
豪ドル/円 79.886 80.250 79.328 80.023

米ドル/円 1時間チャート

米ドル/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

本日(06月19日)の展望

【米ドル/円】

本日の住宅着工件数も改善傾向が示されれば、ドルに対し一定の下支え要因となりますが、明日にFOMCを控えていることや、ギリシャ・スペイン関連で目先ポジティブサプライズが出にくくなっていることから上値も重く、79円ちょうどを挟んだ方向感の出にくい展開となりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
米ドル/円 79.30  79.75 78.30  78.80

米ドル/円 5分足チャート

米ドル/円 5分足チャート

【ユーロ/円】

ギリシャ連立協議では、本日中に合意に達しない場合には前回選挙後の繰り返しが想起されユーロ/円の売り圧力が強まる可能性がありそうです。またスペインの金融システムに関する問題についても、今のところ明るい兆しも見えていない懸念があるため上値が重い展開となりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
ユーロ/円 100.00  100.80 98.80  99.00

ユーロ/円 5分足チャート

ユーロ/円 5分足チャート

【豪ドル/円】

昨日80.30円を突破できなかったことから依然として上値は重く、株式、商品市場の方向をにらんだ展開となりそうです。また日足でチャートを見てみると50日移動平均線が80.50付近にあるため80円前半では売り圧力が強まりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
豪ドル/円 80.30  80.80 78.80  79.30

豪ドル/円 5分足チャート

豪ドル/円 5分足チャート

  • 上記各5分足チャートは、当日 10:00 現在のものです。
  • コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線

本日(06月19日)の主な指標

注目度 発表時間 指標 予想 前回
★★ 17:30 (英)消費者物価指数 0.1% 0.6%
  • 発表時間はいずれも東京時間
  • 注目度は★低~★★★高で示します