※この記事は2023年8月9日に掲載されたものです。
Q:NISA口座を開設済みか調べたい!
「過去、すでにNISA(ニーサ:少額投資非課税制度)口座を開設していたか記憶が曖昧...」
「開設しようと思ったらすでに他で開設済みのため無効になってしまった」
この場合、開設している(していた)金融機関を自分で調べる方法はありますか?
A:「税務署」または「e-Taxのマイページ」で調べることができます!
NISAは一人一口座しか開設ができません。そのため、すでに他の金融機関で開設していた場合は、チェックが入り無効のお知らせが届きます。また、開設した記憶はあるもののどこの金融機関で作ったのか分からない場合はご自身で調べることが可能です。
NISA口座の開設状況を調べる方法は二つあります。
- 最寄りの税務署で調べる
- e-Taxのマイページで調べる
最寄りの税務署で調べる
まず、税務署にて「非課税口座の開設先金融機関に関する確認依頼書」を取得します。
次に氏名や住所、電話番号など必要事項を記載の上、税務署の窓口へ提出しましょう。
提出時には、「本人確認書類」と「印鑑」(スタンプ印は不可)の二つが必要です。
依頼書を提出後、NISA口座を開設している金融機関から依頼書へ記入していた電話番号へ連絡が入ります。
※開設状況によっては、税務署から直接連絡が入る場合もあります。
税務署での照会は時間がかかる可能性があるため、余裕をもって問い合わせましょう。
e-Taxのマイページで調べる
e-Taxとは、国税に関する申告や各種手続きをインターネットを利用して電子手続きができる納税システムのことです。以下どちらも該当する方はe-Taxで調べることができます。(2023年5月22日より)
- e-Taxの利用者識別番号を所有している方
- マイナンバーを記載した申告書などを税務署へ提出したことがある方
まず、マイナンバーカードかマイナポータルの「もっとつながる」機能を利用して、マイページにログインします。次に「NISA」をタップすると「営業所名称」「開設状況」「変更/廃止年月日」が確認できます。
こちらの方法では、税務署に行く必要がないため、ご自身の都合の良いタイミングで調べることが可能です。
注意Point
・証券会社に直接問い合わせをしても調べられない
楽天証券および証券会社では、開設しているNISA口座の調査を行っておりません。
口座開設済みの場合は、まず税務署にて依頼書をご提出いただきお調べください。
・口座開設が途中で止まっている
NISA口座が開設完了しておらず、手続きが途中で止まってしまっている場合、一度利用中の証券会社へ問い合わせしましょう。また、口座を開設していてもパスワードやIDを忘れてしまった場合は、再度発行が必要となります。証券会社へ再発行を依頼しましょう。
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