今日のレンジ予測
[本日のドル/円]
↑上値メドは149.90円
↓下値メドは148.95円
米債券市場:FRBの過剰なデータ依存が市場を不安定にさせている
インフレ:FRBはインフレ目標に柔軟性持たせるべき。2%に固執するより3%で妥協すべき
エルメス:全ての地域でバランスよく売り上げ伸ばす。米国+20%、欧州+18%
マクロ経済:新しい消費行動や在宅勤務は、不動産のような資産のリスクを変化させる
金価格:地政学リスク発生から10日以内に3%上昇、しかしその後60日間で2%下落
市況
11月のドル/円の高値は、13日につけた年初来高値となる151.91円。安値は21日の147.15円。レンジの中心値は149.53円。現在のレートは高値と安値のほぼ50%の「中立」に位置している。
2023年234営業日目のドル/円は、前日比0.03円の「円安」。24時間のレンジは0.80円。
11月23日(木曜)は149.49円でオープン。その前日22日(水曜)のドル/円はポジション調整のドル売り/円買いが一巡したあと148円前半から149円台半ばまで大きく反発したが、この日は売りがやや優勢。東京時間夕方に149.00円を割ると148.89円まで下落して、この日の安値をつけた。
ただ、その後は買い戻されて未明に再び149円台をリカバリすると149.69円まで上値を伸ばしてこの日の高値をつけた。終値は149.56円。
レジスタンス:
149.69円(11/23)
149.75円(11/22)
149.95円(200時間移動平均)
サポート:
148.89円(11/23)
148.00円(11/22)
147.15円(11/21)
主要指標 終値
今日の為替ウォーキング
今日の一言
大半のトレーダーは長い年月と失敗を経て初めて、物事を単純に保ち、基本を見失わずにいるのかがどれほど大変な事かを思い知る - タートル流投資の魔術
Talking in Your Sleep
円安は、日銀とその他世界の主要中央銀行との政策の方向性の違いによる構造的なものである。日銀は、どちらかといえば現行の緩和政策をできるだけ長く続けたい考えで、政策変更には消極的である。
インフレ鎮静化のために追加利上げも辞さない世界の中央銀行の姿勢とは対照的だ。日銀の政策が変わらないままでの為替介入には、相場の方向を変える力はない。
今週21日にはドル/円が147.15円まで大きく円高に動く場面があった。これは介入警戒感とかではなく、感謝祭(サンクスギビングデー)前のポジション整理がドル売り/円買いを必要以上に加速させて、150円から151円台の高値圏の円ショートが損切りさせられたからである。
ドル/円のトレンドが変わったわけではない。ドル売り一巡後は、より良いレベルで円ショートを再構築するチャンスとなって、早くも22日には150円近辺まで買い戻された。ヘッジファンドは、ドルロング・ポジションを10月前半のピークの半分までトリミングしたようだ。来年に向けて新ポジションをビルドアップする余裕も生まれている。このまま円高になったらどうしようとハラハラしていた財務省と日銀も一安心しているだろう。
今週の注目経済指標
今日の注目テクニカルレベル
ヒートマップ分析
2023年の通貨の強さのランキングチャート。
現時点で一番強い通貨は「スイスフラン」。一番弱い通貨は「NZドル」。
円は、NZドルを除いて全ての主要通貨よりも弱い通貨となっています。
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