今日のレンジ予測
[本日のドル/円]
↑上値メドは152.10円
↓下値メドは151.20円
AI:AIが広く社会に採用されるまでには最低10年かかる。
中国景気不安:中国政府、20兆円相当規模の大型景気刺激策を検討
昇給:英国の平均賃金は、平均で前年比8.0%上昇
英利下げ:ディングラMPC委員「利下げは、予定より早く始まる可能性」
カナダ中銀:長期金利の上昇は、インフレ抑制手段として、政策金利引き上げの代替にはならない
市況
2023年226営業日目のドル/円は、前日比0.21円の「円安」。24時間のレンジは0.71円。
11月13日(月曜)は151.44円でオープン。迷わず円安に進み未明には年初来高値となる151.91円をつけ、1990年7月以来32年ぶりの高値である151.95円に迫った。しかし、その20分後に151.20円まで急落してこの日の安値をつけた。終値は151.73円まで戻した。
ドル/円の高値は11月7日から5営業日連続で切り上がり、上昇トレンドの典型パターンである、ハイヤーハイ(より高い高値、Higher High)を示している。このトレンドが持続するなら、今日中にも152円台にのせる可能性が高い。
レジスタンス:
151.91円(11/13)
151.95円(22/10/21)
159.00円(1990.04)
サポート:
151.20円(11/13)
150.76円(11/09)
150.65円(200時間移動平均)
150.28円(11/08)
2023年 騰落表
今日の為替ウォーキング
今日の一言
最後に笑うものが一番よく笑う
Addicted To Love
ドル/円は円安街道をゆっくりと北上中だ。
11月に入ってから10日間のレンジは2.50円と比較的狭いなかで、先週は高値と安値はともに4営業日連続で切り上がり、終値も5営業日連続で円安という、上昇(円安)パターンを描いている。
日銀の植田総裁が改めて緩和政策の継続を主張したことや、151円台に入っても、日本当局の「口先」介入がなかったことで、介入警戒感が薄れ、円売りに安心感が生まれているようだ。国際通貨基金(IMF)は、「円の為替レートはファンダメンタルズに沿った動き」であり、日本の為替介入は支持しないとの見解を示している。
介入はファンダメンタルズを変えるものではない。円安がストップするとしても一時的だ。日銀とFRB(米連邦準備制度理事会)の政策スタンスが修正されない限り150円は単なる通過点で、来年前半には160円台の可能性もある。
介入の目的は、円安を止めることではなく、円安をゆっくりと長期間続けることである。介入は、円安が過熱しすぎて吹きこぼれそうになったときのびっくり水のようなものだ。円安のスピードが速すぎるようならば、財務省が為替介入をちらつかせるし、円高に動いたら、今度はすかさず日銀が大規模緩和を続けるとコメントする。
この「円安警官」と「円高警官」の絶妙のコンビネーションのおかげで、 1月の安値から10カ月かけて25円も円安に戻すことに成功した。政府日銀の円安政策は大成功なのだ。
今週の注目経済指標
今日の注目テクニカルレベル
タイムゾーン 分析
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