12月株主優待 人気ランキング

順位 コード 銘柄名 優待品例 優待発生金額※1
1 3197 すかいらーくHD 飲食券 227,300
2 1605 INPEX クオカード 826,000
3 2503 キリンHD 自社グループ商品など 217,150
4 4912 ライオン 自社製品 129,150
5 2702 日本マクドナルドHD 飲食券 589,000
6 3003 ヒューリック 商品 416,250
7 4927 ポーラ・オルビスHD 自社ポイント 154,400
8 7272 ヤマハ発動機 自社ポイントなど 372,000
9 3064 MonotaRO 自社商品 147,300
10 5301 東海カーボン カタログギフト 1,076,500
※1優待発生金額 =11月9日終値の株価 × 優待獲得最低株数で計算した金額です。

最新の情報は、楽天証券の「株主優待検索」>>

このランキングは楽天証券で優待を保有されているお客さまの人数が2023年11月6日時点で多い順番です。
この記事は銘柄を推奨するものではありません。
売建可能数量や日歩は、楽天証券にログインいただくとご覧いただけます。
2023年11月9日時点の終値や数値を、楽天証券Webサイトから採取して記載しています。
配当利回りは、楽天証券HPの会員ログイン後の銘柄ページより採用しておりますが、市況により変動するため、必ずご自身でご確認くださいませ。

12月の株主優待銘柄は172銘柄!

 2023年12月優待株は、権利付き最終日が12月27日(水)、権利付き最終日が12月28日(木)、権利確定日が12月29日(金)になります。

 12月27日(水)までに12月優待株を取得して、翌28日(木)まで保有し続けると、優待の権利を取得できます。

 12月30日が土曜日、31日大みそかが日曜日のため、株式市場は12月29日(金)が大納会(年内取引終了)となり、来年2024年1月4日(木)の大発会(市場開始)まで、年末年始のお休みが通常より長くなります。

 12月の優待株は172銘柄※。3月、9月に続いて1年で3番目に優待株が多い月です。

※楽天証券 株主優待検索より

 1位のすかいらーくHDや5位の日本マクドナルドHDなど多くの外食産業の飲食券優待のほか、3位のキリンHDなど酒類・飲料メーカー、4位のライオンや7位のポーラ・オルビスHDなど日用品・化粧品メーカーの自社商品・ポイント優待など、優待企業の業種も多岐にわたり、優待内容も多種多彩です。

 今回、人気10位以内には入らなかったものの、投資家に人気の高い外食・小売り企業の食事券、買い物券優待株で目立つものには以下のような企業もあります。

  • 「まいどおおきに食堂」「串屋物語」などのフジオフードグループ本社(12月・6月末に100株で優待商品3,000円相当。食事券も選択可能)
  • 「ドン・キホーテ」運営のパン・パシフィック・インターナショナルHD(12月・6月末に100株以上で一律、同社グループ電子マネー「majica」2,000ポイント)
  • 「築地銀だこ」のホットランド(12月・6月末に100株で1,500円分の食事券)
  • 「焼肉きんぐ」の物語コーポレーション(12月・6月末に100株以上で一律、3,500円分の食事券)
  • 洋菓子店・レストランの不二家(12月末に100株で3,000円分の優待券)
  • ステーキハウスのブロンコビリー(12月・6月末に100株で2,000円分の食事券、200株以上だとお米も選択可能)

一般企業の豪華カタログ優待も狙い目

 12月優待株には、2位の原油採掘企業のINPEXや8位の二輪車・船舶メーカーのヤマハ発動機のように2023年に入って株価が大きく上昇している一般企業もたくさんあります。

 こういった一般企業の中にはクオカード優待のほか、6位の不動産会社ヒューリックや8位のヤマハ発動機、10位の黒鉛電極やタイヤ向けカーボンメーカーの東海カーボンのように豪華なカタログギフト優待が多いのも12月優待の傾向です。

 そのため、業績や株価が好調な一般企業の中から、豪華カタログギフト系優待のある銘柄を見つけ出して長期保有するのも一つの考え方でしょう。

 優待株に投資するときは優待内容だけで選ぶのではなく、数年以上の値動きを記録した週足・月足チャートなど長期チャートを見て、株価が上昇を続けている銘柄に絞って投資するのが成功の秘訣(ひけつ)といえます。

1位:すかいらーくHD(3197)

権利付き最終月:12月、6月[貸借銘柄]
株価:2,273円(2023年11月9日終値)
配当利回り:ー%
優待発生株数:100株以上
優待内容:100株以上で2,000円分、300株以上で5,000円分、500株以上で8,000円分、1,000株以上で1万7,000円分の飲食代割引カード
その他条件:
最新情報は企業HPからご確認ください

コメント

 12月優待株の人気ランキング1位は、ファミレスチェーン国内最大手のすかいらーくホールディングス。

 12月・6月末に100株保有で2,000円分の優待カードが贈呈され、同社運営の「ガスト」「バーミヤン」「しゃぶ葉」「ジョナサン」「夢庵」「から好し」「むさしの森珈琲」など多数のレストランツの飲食代(税込)から500円単位で割引利用できます。

 同社はコロナ禍の影響で2022年12月期も巨額赤字を計上し、郊外店舗を大量閉店するなど経営不振に陥っていました。

 しかし、コロナ明けの今期2023年12月期は値上げ効果や原料の大量購入で主力の「ガスト」を中心に業績が劇的に回復。

 今期2023年12月期は1株当たり6円の復配予定で、2023年9月の既存店売上高が前年同月比19.5%増となったこともあって、2023年11月に入って株価は上場以来の最高値を何度も更新しています。

 コロナ禍で業績不振の極みにあったときも同社を信じ、優待品をもらいながら同社の株式を長期保有し続けた投資家の皆さんは「すかいらーくさん、ありがとう」と思いながら、喜びをかみしめているに違いありません。

 これぞ優待株投資の理想形といえるでしょう。

2位:INPEX(1605)

権利付き最終月:12月[貸借銘柄]
株価:2,065円(2023年11月9日終値)
配当利回り:3.06%
優待発生株数:400株以上
優待内容:400株以上で1,000円分、800株以上で2,000円分のオリジナル・クオカード
その他条件:1年以上継続保有(株主名簿に同一株主番号で連続3回以上記載)した株主にのみ贈呈。2年以上3年未満(連続5回以上7回未満記載)の場合、400株以上800株未満は2,000円分、800株以上は3,000円分。3年以上(連続7回以上記載)の場合、400株以上800株未満は3,000円分、800株以上は5,000円分
最新情報は企業HPからご確認ください

コメント

 第2位は世界中に原油・天然ガスの権益を持つ資源会社のINPEX。

 400株(投資金額約82万6,000円)以上を1年以上継続して保有するとクオカード1,000円分が贈呈されます。

 2年以上保有すると2,000円分、3年以上だと3,000円分に増額されます。

 優待取得のハードルが非常に高いため、優待目的というより、高額な株主配当金や株価の値上がり目的で保有すべき株といえるでしょう。

 原油・ガス開発の国内最大手である同社は、ロシア・ウクライナ戦争による原油高の恩恵を受けて業績は絶好調。

 2023年12月期は原油価格が前期に比べて下落したため減収減益予想ですが、潤沢な自己資本を原資に、前期比12円増配の1株74円の株主配当を予定しており、予想配当利回りは3.4%を超えています。

 2023年10月に始まったイスラエルとパレスチナのイスラム武装組織ハマスの軍事衝突で原油価格が再上昇に転じていることもあり、株価も14年ぶりの高値を更新するなど絶好調です。

 INPEXは地政学的リスクやインフレ圧力が高まると逆に資源価格高騰で株価も上昇しやすくなるため、リスクヘッジ目的で保有したいディフェンシブ株の側面がある点も魅力です。

3位:キリンHD(2503)

権利付き最終月:12月[貸借銘柄]
株価:2,171.5円(2023年11月9日終値)
配当利回り:3.16%
優待発生株数:100株以上
優待内容:100株以上で1,000円相当、1,000株以上で3,000円相当の自社グループ会社商品など
その他条件:100株以上1,000株未満の株主は酒類・清涼飲料詰め合せなど5点より1点選択、1,000株以上は同6点より1点選択。優待品に代えて寄付選択可
最新情報は企業HPからご確認ください

コメント

 第3位はビールや飲料品メーカーのキリンホールディングス。

 12月末に100株保有で1,000円相当の各種自社商品から選べます。

 選択できる商品は、キリンビール詰め合わせセット(合計4本)、キリンビバレッジの清涼飲料詰め合わせセット(合計7本)、キリン「iMUSE免疫ケアサプリメント」1袋、同社のビアレストラン「キリンシティ」「キリンシティプラス」で利用できる食事券1,000円分などから1点です。

 ビールメーカーでは、アサヒグループホールディングスも12月末に100株保有で1,000円相当の株主限定プレミアムビール(4本)、酒類詰め合わせ、清涼飲料水・食品詰め合わせなどから選べる優待制度を実施しています。

 100株の投資金額はキリンHDが約21万7,150円、アサヒグループHDが約56万7,200円。

 キリンHDのほうが少額資金で買えることが人気の差につながっているのでしょう。

 同社は免疫力を強化するプラズマ乳酸菌のiMUSE事業が順調に成長し、2023年4月にはオーストラリアの健康食品会社を買収するなど、健康食品・サプリ事業が新たな収益源になりそうです。

 株価も大きくは上昇していないものの、2023年に入ってからは1,900~2,200円台で横ばい推移しており、3%超の高配当と優待品をもらいながら長期保有するにはいい企業かもしれません。

4位:ライオン(4912)

権利付き最終月:12月[貸借銘柄]
株価:1,291.5円(2023年11月9日終値)
配当利回り:1.94%
優待発生株数:100株以上
優待内容:100株以上で自社製品(日用品)
その他条件:
最新情報は企業HPからご確認ください

コメント

 第4位は洗剤など日用品メーカーのライオン。

 12月末に100株以上保有で一律に、新製品を中心とした自社製品詰め合わせセットが贈呈されます。

 2023年3月に発送された優待内容は、ハミガキ「クリニカPROオールインワン」、洗濯用洗剤「トップスーパーNANOX」、台所用洗剤「CHARMY Magica酵素+(プラス)」など計6点。

 生活必需品が相次いで値上げされている今、自社商品優待は値上げされた分だけお得度も増すので、誰がもらってもうれしい優待です。

 同社のような日用品メーカーは、原料となる化成品の値上がりを値上げ効果で補えずに減益が続いているケースが多く、ライオンの株価も2023年に入って低迷が続いています。

 ただ、すでに2016年の株価水準である1,400円台まで値下がりしており、下げ過ぎと見なすことができるのも事実。

 大幅減益の2023年12月期も前期比1円の増配を予定するなど、積極的な株主還元姿勢も魅力です。

 うれしい日用品を優待としてもらいながら、気長に株価の反転上昇を待ちたい銘柄の一つでしょう。

5位:日本マクドナルドHD(2702)

権利付き最終月:12月、6月[貸借銘柄]
株価:5,890円(2023年11月9日終値)
配当利回り:0.66%
優待発生株数:100株以上
優待内容:100株以上で1冊、300株以上で3冊、500株以上で5冊の優待食事券
その他条件:1冊にバーガー類、サイドメニュー、飲物、3種類の商品の無料引換券が1枚になったシート6枚
最新情報は企業HPからご確認ください

コメント

 第5位は、ハンバーガーチェーン運営の日本マクドナルドホールディングス。

 優待株の中でも屈指の人気を誇る優待品は、12月・6月末に100株保有で、バーガー類、サイドメニュー、ドリンクの商品引換券が6枚ついた優待食事券1冊です。

 引換券は1枚ずつ切り離して使うことも可能です。

 日本マクドナルドHDの優待は他の外食系優待と違い、金額ではなく商品との引換券のため、バーガー類などの値上げが続く2023年は優待券自体の金銭的価値も向上しています。

 同社はコロナ禍でも出前販売などで増収増益が続き、株価も順調に上昇。

 100株を購入するのに60万円近くかかる高額優待株になっています。

 そのため、昨年2022年よりも人気が落ちていますが、高額ながら安定した株価上昇にも期待でき、しかも優待株屈指の人気優待をもらえる点が大きな魅力です。

 輸入食材の値上がりによる利益圧迫などを嫌って一時的に株価が5,000円台を割り込んだときなどを狙って仕込みたい銘柄といえるでしょう。

6位:ヒューリック(3003)

権利付き最終月:12月[貸借銘柄]
株価:1,387.5円(2023年11月9日終値)
配当利回り:3.06%
優待発生株数:300株以上
優待内容:300株以上で3,000円相当の商品
その他条件:株主優待カタログより1点選択。同一株主番号で3年以上継続保有の場合2点選択。2025年以降は300株以上を2年以上継続保有した株主のみに6,000円相当の商品を贈呈に変更
最新情報は企業HPからご確認ください

コメント

 第6位は都心の駅近でオフィスビルや賃貸マンションを開発・運営している不動産会社のヒューリック。

 12月末に300株(投資金額約41万6,250円)以上を保有していると一律で、カタログギフトから3,000円相当の食品などの商品を1点選べます。

 3年以上継続保有すると2点(6,000円相当)を選ぶことができるようになります。

 ただ、同社は2期先の2025年12月末優待から株式の保有期間が2年未満の株主に対する優待を廃止。

 300株を2年以上継続保有している株主に対して、一律6,000円相当のカタログギフト優待が贈られるように優待内容を変更しました。

 2025年12月末に拡充された優待商品をもらいたいなら、今回の2023年12月末の株主名簿に300株以上の株主として記載されている必要があります。

 不動産市況が好調で今期2023年12月期も最高益更新が見込まれる同社は連続増配株としても有名で、予想配当利回りも3.3%を超える高配当株です。

 株価も2023年1月安値の1,000円台から1,400円台まで上昇しています。

 来期2024年12月期もオフィス賃貸の回復やホテル需要の高止まりで増収増益は続きそうなので、頑張って300株を取得して2年後の新規優待の権利獲得を目指すのもいいでしょう。

7位:ポーラ・オルビスHD(4927)

権利付き最終月:12月[貸借銘柄]
株価:1,544円(2023年11月9日終値)
配当利回り:3.38%
優待発生株数:100株以上
優待内容:100株以上で15ポイント、400株以上で60ポイント、1,200株以上で80ポイント、2,000株以上で100ポイントのポイント付与
その他条件:ポイントに応じて株主優待カタログ掲載商品(自社グループ関連商品)と交換可。1ポイントで100円分。3年以上継続保有の場合20ポイント追加
最新情報は企業HPからご確認ください

コメント

 第7位は化粧品メーカーのポーラ・オルビスホールディングス。

 12月末に100株保有で株主優待ポイント15ポイントが贈呈されます。

 2022年12月末株主に対する実績では、15ポイントで1,500円相当の同社ボディシャンプー、サンスクリーンなどが贈呈されました。

 3年以上保有すると35ポイント(3,500円相当)に増額されるので、同社の化粧品を日頃から利用している人にとっては非常にうれしい優待といえるでしょう。

 同社は旺盛なインバウンド需要や中国販売の持ち直しで今期2023年12月期は業績が大幅に回復。

 来期の2024年12月期も増収増営業益が見込まれるため、1,500円前後まで下落した株価の下げ止まりに期待が持てるかもしれません。

 ただ、現状はいまだ下げトレンドが続いているため、優待目的で購入する場合は株価が完全に下げ止まって横ばいに転じ、やや上昇含みに転じたところを狙ったほうがいいかもしれません。

8位:ヤマハ発動機(7272)

権利付き最終月:12月、6月[貸借銘柄]
株価:3,720円(2023年11月9日終値)
配当利回り:3.41%
優待発生株数:100株以上
優待内容:100株以上で1,000ポイント、500株以上で2,000ポイント、1,000株以上で3,000ポイントのポイント付与。1,000株以上で自社カレンダー
その他条件:ポイント付与は12月のみ。ポイントに応じて地元名産品・Jリーグ観戦ペアチケット・自社関連施設利用割引券・寄付などと交換可。3年以上継続保有の場合1,000ポイント追加。カレンダーは6月のみ、希望者に限る
最新情報は企業HPからご確認ください

コメント

 第8位はバイク、電動アシスト自転車やクルージングボートなどマリン製品メーカーのヤマハ発動機。

 12月末に100株保有で1,000ポイントが贈呈され、ポイント数に応じてカタログ優待品の中から好きな商品を選べます。

 2022年12月末株主に対する1,000ポイントの優待品には「牧之原深蒸し茶100g」「三ヶ日みかんサイダー6本入」「宮城辛味噌ラーメン5袋」など各地の地方名産品などがありました。

 保有期間が3年以上になると2,000ポイントに増額されます。

 売上の9割以上が海外という外需株の同社にとって、1ドル150円を超える円安は究極の追い風です。

 またバイク事業がアジア圏などの新興国で大きく伸びており、業績も右肩上がりが続いています。

 それを受けて、株価も2023年8月に上場来高値を更新するほど上昇。

 にもかかわらず配当利回りは3.7%を超えており、今後も円安が続くようなら株価の上昇や株主配当金のさらなる増額など、株主優待以外の手厚い株主還元策にも期待できそうです。

9位:MonotaRO(3064)

権利付き最終月:12月[貸借銘柄]
株価:1,473円(2023年11月9日終値)
配当利回り:0.93%
優待発生株数:100株以上
優待内容:100株以上で3,000円相当の自社プライベートブランド商品(DIY用品など)
その他条件:6カ月以上継続保有した株主のみに贈呈。3年以上5年未満継続保有の場合5,000円相当、5年以上は7,000円相当
最新情報は企業HPからご確認ください

コメント

 第9位は製造業、工事業などの現場で必要な工具、部品、消耗品、事務用品をネット通販するMonotaRO。

 今回、初めて人気ランキング入りした優待内容は、12月末に半年以上、100株以上を保有していると一律で、事務用品や工具など同社のプライベートブランド商品3,000円相当が贈呈されるというもの。

 3年以上継続保有で5,000円相当、5年以上で7,000円相当に増額されます。

 同社のネット通販事業は、大手企業との連携効果などで注文顧客者数が順調に伸びており、2023年12月期も過去最高益更新が確実視されています。

 しかし、世界各国の中央銀行が物価高を抑え込むために高金利政策を続ける2023年は、同社のような成長期待が高いせいで株価が割高な水準にある企業にとっては受難の年となりました。

 高金利に比べると、どうしても成長期待が見劣りしてしまい、2023年に入って同社の株価は急落が続いています。

 ただし、これはIT関連の新興成長株全体にいえることで、MonotaRO自体の将来性に陰りが見えたわけではありません。

 そういう意味で、「今は底値買いのチャンス」といえるかもしれません。

10位:東海カーボン(5301)

権利付き最終月:12月[貸借銘柄]
株価:1076.5円(2023年11月9日終値)
配当利回り:2.88%
優待発生株数:1,000株以上
優待内容:100株以上で5,000円相当の自社カタログギフト
その他条件:1年以上3年未満継続保有(12月・6月の株主名簿に同一株主番号で連続3回以上7回未満記載)の場合、100株以上500株未満は2,000円相当、500株以上1,000株未満は3,000円相当、1,000株以上は5,000円相当。3年以上(連続7回以上記載)の場合、100株以上500株未満は3,000円相当、500株以上1,000株未満は5,000円相当、1,000株以上は8,000円相当
最新情報は企業HPからご確認ください

コメント

 第10位は鉄鋼の電炉向けの黒鉛電極や工業製品向けカーボン素材を製造する東海カーボン。

 12月末に1,000株を1年以上継続保有していると、各地の地方名産品など5,000円相当のオリジナルカタログ商品が贈呈されます。

 3年以上継続保有すると8,000円相当に増額されます。

 同社は自動車のタイヤに封入するカーボンブラックの売上が好調で今期2023年12月期も大幅な増収増益が予想され、来期2024年12月期も期待大です。

 ただ中国経済の低迷で主力の黒鉛電極など鉄鋼会社向け製品の販売に不安感があるため、2023年は株価の横ばいが続きました。

 業績に比べて株価が非常に割安な企業であることから、今後は業績のさらなる好転による見直し買いに期待したいところ。

1年以上気長に継続保有して優待権利を獲得できるころには、株価も底打ち反転しているかもしれません。

「株主優待検索」のやり方  

 12月の人気優待銘柄を「株主優待検索」で調べる方法を解説します。ログインは必要なく、どなたでもお使いできます。

※スマートフォンでお読みの方は、上記をクリックすると、「楽天証券スマートフォン専用サイトへ移動しますか?」とポップアップが出ます。「OK」をクリックしてください。スマホでも、PC版とほぼ同じ検索が行えます。

※楽天証券ウェブサイトのトップページから、「株主優待検索」を開く場合は、「国内株式」→「株主優待>」とクリックしてください。

  次に、水色の文字で「株主優待検索」と出ているところをクリックしてください。

優待銘柄を検索

「優待検索」を開いてください。下記の左側の赤で囲んだ「検索条件を指定」から下の部分で、絞り込み条件を指定できます。

12月に権利が確定する人気優待銘柄を検索

 最初は、「権利付き最終日 近い順」に並んでいるので、画面上部の「並び替え」のところで、「人気順」をクリックすると、自動で人気順に並び替えができます。