【米ドル/円】77円前半でしっかり推移
昨日までの動向
2月 8日 米ドル/円:[始値] 76.761[高値] 77.174[安値] 76.696[終値] 77.020 ※数値はBID値です。
2月8日米ドル/円は、陽線引けとなりました。
東京市場では、昨日のリスクオンの流れを引き継ぎ、あっさり77円を突破し77.10レベルまで上昇しました。
その後は77円前半で終始小動きで推移しました。
欧米市場では、欧州序盤で引き続きクロス円の上昇に連られ、77.174レベルまで上昇しましたが、利益確定の売りが出た模様で、76.696レベルまで下落しました。しかし、77円割れるレベルでは、買い意欲も強く、77円台に戻し、77.02レベルで引けました。
米ドル/円 直近の値動きと主なイベント
東京市場概況
【米ドル/円】
リスクオンの流れ継続で、77円台を突破し77.10レベルまで上昇しました。
欧米市場概況
【米ドル/円】
欧州序盤、クロス円の上昇に連れ、77.174レベルまで上昇しましたが、利益確定の売りから、76.696レベルまで下落しました。米国債の利回りも安定的に推移していることもあり、再度買い戻され、77.020レベルで引けました。
【ユーロ/円】
ユーロ/円は、陽線引けとなりました。
ギリシャ問題の良し悪しの結果で、上値の102.424レベルまで上昇後、101.628レベルまで下落しました。その後は世界的資金供給過多から、投資先を物色する動きが活発となり、危険水準レベルにありましたイタリア国債などの購入などEURに対して好条件となり、押し目買いから再度102円台まで上昇し、102.112レベルで引けました。
【豪ドル/円】
豪ドル/円は、陽線引けとなりました。
こちらも、ギリシャ問題の好悪材料から、AUD/USDが1.0850手前まで上昇後1.07659レベルまで下落しました。豪ドル/円も連れる形で、83.598レベル上昇後82.797レベルまで下落しました。本日発表されます、中国の消費者物価指数および生産者物価指数の結果を待つ展開となり、83.187レベルで引けました。
本日の展望
【米ドル/円】輸入企業の買い
期末に向けたリパトリの売りオーダーが77.20から77.50まで並んでいるようです。しかし、本邦輸入企業から慌てる様に米ドル買いが入り始め、米ドル円は下げづらい展開になりそうです。
米ドル/円 日足チャート
【ユーロ/円】押し目買い
ギリシャ問題で上下するものの、世界的金融緩和から資金がジャブジャブ状態の中、投資先を物色する動きが活発となり、スタンスは押し目買いとマーケットは見ているようです。
ユーロ/円 日足チャート
【豪ドル/円】やや弱含む
本日発表されました、中国の消費者物価指数が4.2%(予想4.1%)、生産者物価指数が0.7%(予想0.8%)となり、発表直後はAUD売りに傾斜しました。この結果を受けまして、中国の金融緩和の期待が後退するのではとマーケットは見たようです。
しかし体勢のスタンスは変わらず押し目は買い意欲が強いようです。
豪ドル/円 日足チャート
ユーロ/ドル 週足チャート ・日足チャート
本日の主な指標
<欧米市場>
【注目度☆☆☆】東京時間21:00(英)BOE政策金利 予想0.5% 前回0.5%
【注目度☆☆☆】東京時間21:45(EU)ECB政策金利 予想1.0% 前回1.0%
【注目度☆☆☆】東京時間22:00 (EU) ドラギECB総裁会見
【注目度☆ 】東京時間22:30(米)新規失業申請件数 予想37.0万件 前回36.7万件
※注目度は☆☆☆が高 ☆☆は中を示します。
参考 一目均衡表の見方については下記をご参照ください。
楽天FXビギナーズガイド
※当レポート掲載時間:当日13時頃~翌日正午12時頃まで、当日最新版は13時頃に更新いたします。
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