2024年から始まる新しいNISA(ニーサ:少額投資非課税制度)の説明で正しいのは?

  • 現行の一般NISAと同様に成長投資枠を使って高レバレッジ型投資信託が買える
  • 非課税投資できる金額をすべて使い切るには、投資信託の積み立て投資だけでなく、必ず個別株も購入しないといけない
  • 非課税投資できる金額すべてを、米国の「S&P500種株価指数」に連動するインデックスファンド(投資信託)に積み立て投資できる

ヒント

新しいNISAはつみたて投資枠と成長投資枠に分かれています。つみたて投資枠では個別株に投資できませんが、成長投資枠では投資信託への積み立て投資もできる予定です。

解答

3:非課税投資できる金額すべてを、米国のS&P500に連動するインデックスファンドに積み立て投資できる

新しいNISAは、投資信託に投資できるつみたて投資枠、個別株などに投資できる成長投資枠に分かれています。 つみたて投資枠は原則、2023年までのつみたてNISAと同じインデックスファンドなどへの積み立て投資しかできません。成長投資枠では、国内外の個別株式や、指数を上回るリターンを目指すアクティブ型の投資信託などより幅広い商品に投資できます。ただし、高レバレッジ型や毎月分配型など、長期投資に向かない一部の投資信託は対象外です。よって1は間違い。 生涯にわたって非課税投資できる上限は1,800万円。このうち、成長投資枠の上限は1,200万円です。成長投資枠を使わず、つみたて投資枠だけで1,800万円を使い切ることもできるので、2も間違いです。 成長投資枠をつみたて投資枠のように使って、インデックスファンドに積み立て投資することも可能です。よって3が正解になります。

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