2024年度の新NISA(ニーサ:少額投資非課税制度)改定で、2023年12月で廃止となることが決まっているジュニアNISA。ただ、2023年9月までは新規口座開設もでき、2023年12月まではその口座内での投資も可能です(楽天証券の場合)。
廃止されるとはいえ、年間80万円の非課税枠は魅力。未成年の子供がいる方は、駆け込みで口座開設すればメリットは大! 今からでも間に合う、ジュニアNISA開設方法を、楽天証券を例にとってフロー開設します。
知っておこう!ジュニアNISAは来年以降、どうなる?
Q:2023年にジュニアNISAを開設したら、2024年以降はどうなるの?
A:18歳まで非課税で保有可能!前の払い出し=口座廃止になります
▼知っておきたい重要ポイント!
●ジュニアNISAは2023年末で廃止されます。
●証券会社ごとに異なりますが、楽天証券では2023年9月まで新規口座開設を受け付けています。
●証券会社ごとに異なりますが、楽天証券では12月末(受渡日ベース)までは銘柄購入などの投資ができます。
●保有している現行のジュニアNISAで投資した商品については、非課税期間(5年)終了後、自動的に継続管理勘定に移管され、18歳になるまで非課税で保有することが可能です。18歳の年末ごろになると、それまで運用していた資産は、自動で課税口座(特定口座または一般口座)へ払出となります。
●2024年以降、保有している株式・投資信託等および金銭の全額について、年齢にかかわらず、非課税での払い出しが可能です。その際、ジュニアNISA口座は廃止することになります。
●ジュニアNISAを開設した状態で成人(18歳で迎える1月1日以降)を迎えると、お子様名義のNISA口座が自動で開設され、NISA枠での取引が可能になります。口座開設は自動で行われるので書類の提出は不要です。
※注意!! ジュニアNISAから成人NISAへ資産を移すことはできません! お子様が成人した際は、お子様には課税口座とNISA口座、二つの枠がある点をきちんと伝えて、運用について話し合いましょう!
※上記情報は2023年6月時点の情報です。情報が更新される可能性がありますので、必ず金融庁のホームページなどで、最新情報をご確認ください。
*今からでもジュニアNISA口座開設が役立つ理由は[「ジュニアNISA」投資できるのは今年いっぱい!長期の資産形成に活用を]をチェック!
ジュニアNISA口座開設に必要な書類リスト
*楽天証券に未成年口座をお持ちでない場合の方へのご案内です。
1.スマホやインターネットなど、手続きがネット上でできる環境
…スマホでカンタン、口座開設可能です。まずはスムーズに取引できるよう、ネット環境をご確認ください。
2.
登録親権者(親、後見人)の、楽天証券の総合取引口座
…実際に運用する方も、同証券の総合取引口座の開設が必要です。楽天証券でジュニアNISA口座を開設する場合は、まずご自身の口座を開設してください。成人の楽天証券口座の新規開設はこちらから>
その場合、運転免許証やマイナンバーカードなど、登録親権者(親、後見人)の本人確認書類が必要となります。
*あると便利!楽天会員IDとパスワード
また、楽天会員のアカウントがある方は楽天会員IDとパスワードもご用意ください。ポイント投資やポイント付与などの際に、さらにオトクを実感していただけます。
3.世帯全員が記載された住民票の写し(コピー可/お子様と同一住所の場合)
…お子様と住所が同じの場合は、世帯全員が記載された住民票の写し、お子様と別住所の場合はお子様単独の住民票の写しが必要となります。いずれも発行から6カ月以内のもの、お子様のマイナンバーの記載があるもの、続柄の記載があるものをご用意ください。
※必要書類は、ご家族の構成により異なります。(ご自身の本人確認書類の詳細についてはこちらから>)
4.お子様名義の銀行口座
…お子様(口座名義人名義)の預金口座からの入金または出金となるため、お子様名義の銀行口座を一つご用意ください。(楽天銀行なら印鑑不要!未成年口座開設の詳細はこちらから>)
ジュニアNISA口座、開設手順を解説!
STEP1 親権者の楽天証券口座にログイン
STEP2 お客様情報一覧→未成年口座・ジュニアNISAへ
STEP3 未成年口座の開設申込へ進む
STEP4 家族構成を選択
STEP5 お子様の情報を入力&確認
STEP6 親権者の同意および必要書類のアップロード
STEP7 お子様のマイナンバーを入力して完了!
こちらで申し込みは完了です! 次はいよいよ銘柄購入へ進みます!
お子様名義で銘柄を購入する!
STEP8 楽天証券IDとパスワードでお子様の口座にログイン
STEP9 銘柄を選び、「ジュニアNISAで注文」する
ジュニアNISAは投資信託だけでなく、株式も購入可能です。また、2024年以降、ジュニアNISA資金をどこにスライドするかなど、じっくり考える時間がまだあります! お子様のためにじっくりと銘柄を選び、将来のために備えましょう!
楽天証券のジュニアNISAに関する情報は「ジュニアNISA口座開設」からも確認できます。
楽天証券内のジュニアNISAに関するFAQはこちら
Q ジュニアNISA口座開設に必要な手続きや、書類を教えてください
Q ジュニアNISA口座は、複数の金融機関で開設できますか?
Q ジュニアNISA口座で払出制限期間中でも出金することはできますか?
Q ジュニアNISA口座で取引を行った場合、確定申告の必要はありますか?
Q ジュニアNISA口座内で損失が出た場合、課税口座(特定口座・一般口座)の損益と通算できますか?
本コンテンツは情報の提供を目的としており、投資その他の行動を勧誘する目的で、作成したものではありません。銘柄の選択、売買価格等の投資の最終決定は、お客様ご自身でご判断いただきますようお願いいたします。本コンテンツの情報は、弊社が信頼できると判断した情報源から入手したものですが、その情報源の確実性を保証したものではありません。本コンテンツの記載内容に関するご質問・ご照会等には一切お答え致しかねますので予めご了承お願い致します。また、本コンテンツの記載内容は、予告なしに変更することがあります。