6464 ツバキ・ナカシマ 東証プライム

PER(株価収益率)6.82倍、PBR(株価純資産倍率)0.74倍、配当利回り5.18%

 2023年2月20日発表。2023年12月期本決算予想は、前期比で営業利益は+199.3%の90.00億円、経常利益+179.8%の77.00億円の増収・増益の見通し。

 2020年前半に3月19日の518円、4月6日の529円とコロナ相場で2点底をつけて上昇を開始し、2021年の6月8日に1,908円の高値をつけました。ここをピークに下降トレンド(A)を形成しています。この中で、8月27日に1,380円まで下げて反発し、11月2日に1,677円の戻り高値をつけ、急角度の下降トレンド(B)へ転換しました。

 この下降トレンド(B)の中で、2022年3月8日に810円で底打ちし、6月8日に1,060円まで反発して、7月6日に881円まで押し目を入れ、緩やかな上昇トレンド(C)を形成し、この中で10月31日に1,237円の戻り高値をつけて下放れし、11月16日に943円まで下げ、2023年2月8日に1,189円まで反発したあと、調整入りとなって3月20日に887円まで下げて安値圏のもみあいとなっています。安値圏の好業績、高配当銘柄といえます。

6881 キョウデン 東証スタンダード

PER(株価収益率)6.0倍、PBR(株価純資産倍率)0.96倍、配当利回り4.09%

 2023年2月8日発表。2023年3月期本決算予想は、前期比で営業利益は+13.8%の58.00億円、経常利益+11.6%の57.00億円と3期連続の増収・増益の見通し。

 2020年前半に4月6日の198円、5月15日の221円とコロナ相場での底打ちから、6月2日に355円まで上昇し、7月31日に267円まで押し目を入れ、緩やかな上昇トレンド(A)へ移行しました。この中で2021年4月27日の298円を安値に急角度の上昇トレンド(B)へ移行し、2022年1月4日に838円の高値をつけました。

 ここをピークに短期の下降トレンド(C)へ転換し、この中で5月10日に478円の安値をつけて反発し、6月3日の646円、8月8日の648円とダブル天井となって、短期の下降トレンド(D)となりました。

 この間、半年ぐらいのチャートの形をみると、安値を5月10日の478円、高値を8月8日の648円を基点とする下向きの三角保ち合い(E)となり、この中の煮詰まったところで12月28日に450円の安値をつけてもみあっています。

7294 ヨロズ 東証プライム

PER(株価収益率)21.58倍、PBR(株価純資産倍率)0.32倍、配当利回り2.48%

 2023年3月22日発表。2023年3月期本決算予想は、前期比で営業利益は+19.3%の25.00億円、経常利益+5.1%の24.00億円と2期連続の増収・増益の見通し。

 2020年3月17日のコロナ相場の底打ちから急伸し、5月28日に1,323円の高値をつけ、急落して8月26日の921円で2番底をつけて、11月12日に1,317円の高値をつけ、12月28日に1,017円まで押し目を入れて、2021年2月15日の1,436円、3月26日の1,410円と2点天井をつけました。

 ここをピークに6月21日に1,162円まで下げて反発し、9月14日の1,296円を戻り高値にして下降トレンド(A)に転換しました。この下降トレンド(A)の中で、2022年5月13日に706円まで下げて、6月9日に950円まで反発し、ここを高値にもみあったあと、12月28日の663円で底打ちとなり、反発して下降トレンド(A)を上にぬけているところです。

3242 アーバネットコーポレーション 東証スタンダード

PER(株価収益率)7.44倍、PBR(株価純資産倍率)0.8倍、配当利回り5.63%

 2023年2月10日発表。2023年6月期本決算予想は、前期比で営業利益は+3.5%の23.00億円、経常利益+3.3%の20.50億円と3期ぶりの増収・増益の見通し。

 コロナ相場前の2019年10月1日に422円の高値をつけ、ここをピークに調整入りとなり、大幅下落となって、2020年3月19日に195円で底打ちとなりました。ここから上昇トレンド(A)を形成しています。

 この中で6月9日に337円まで上昇し、調整となって2021年1月4日に251円の安値をつけ、4月5日に327円まで上昇して、短期の下降トレンド(B)を形成し、2022年3月8日に279円の安値をつけてもみあいが続き、2023年2月28日に319円で「買転換」して上放れとなっています。時間はかかりますが、高配当、割安株で上値を目指す形です。

9412 スカパーJSATホールディングス 東証プライム

PER(株価収益率)10.06倍、PBR(株価純資産倍率)0.6倍、配当利回り3.47%

 2023年2月1日発表。2023年3月期本決算予想は、前期比で営業利益は+11.3%の210.00億円、経常利益+5.9%の215.00億円の増収・増益の見通し。

 コロナ相場からの大幅下落で、2020年3月23日の338円で当面の底打ちとなり、緩やかな上昇トレンド(A)を形成。

 この中で4月2日の358円と7月31日の387円を結ぶ角度の大きな短期上昇トレンド(B)を形成し、12月7日の521円、3月19日の519円と2点天井をつけていったん調整し、7月9日の401円、4月27日の404円と2点底をつけて、さらに角度の大きい短期上昇トレンド(C)を形成し、2022年8月19日に583円の前年来高値をつけピークをつけました。

 ここから短期の下降トレンド(D)を形成し、2023年2月2日に465円まで下げて反発し、3月9日に546円の戻り高値をつけて押し目となっています。