今日のレンジ予測
[本日のドル/円]
↑上値メドは133.15円
↓下値メドは131.15円
日銀:植田次期総裁:6月16日あるいは7月28日の会合でYCC廃止か
タイバーツ:中国経済再開による観光収入期待でタイバーツが上昇
中国経済:経済再開で消費が大幅拡大へ。2023年は10%以上の伸び期待
米国景気:9割が今後の昇給「期待できない」。車、住宅の購入意欲が後退
欧州インフレ:ユーロ圏の物価上昇止まらず、ECBは4%超える利上げ必要か
市況
3月21日(火曜)のドル/円は「円安」。
1日のレンジは131.04円から132.63円。値幅は1.59円。
今週最大イベントであるFOMC(米連邦公開市場委員会)とパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の記者会見を前にドルの買い戻しがみられた。
2023年57営業日目は131.19円からスタート。東京時間昼前に安値131.04円まで下げるも、130円台の円高は回避。リスクオフのムードがやわらぐなかでドル買いが活発になると、海外市場で132円台に乗せ、さらに明け方には132.63円まで上値を伸ばした。しかし、利益確定売りや円ロング構築の売りに押し戻されて133円台には届かなかった。終値は132.48円(前日比+1.14円)。
レジスタンス:
132.63円(03/21)
132.65円(03/20)
133.70円(200時間移動平均)
サポート:
131.04円(03/21)
130.54円(03/20)
129.80円(02/10)
今朝のチャート形状
ドル/円1時間足チャートの形状は「下げ止まり」。下値で横ばいに推移している状態を示す。
米銀破綻をきっかけにリスクオフの円買いが先週は強まったが、UBSがクレディ・スイスを救済合併するなどして金融システムの不安がやわらいだことで、ドル/円の下落も落ち着いているようだ。

主要指標 終値

今日の為替ウォーキング
今日の一言
辛抱強さはよいものだが、それが順風満帆のときであればなおよい
No Satisfaction
FOMC(米連邦公開市場委員会)は今夜(日本時間23日明け方)、3月会合の決定内容を発表する。銀行破綻という金融システム不安があるなかでも、FOMCは予定通り「0.25%の利上げ」を行うというのがマーケットの予想だ。
FOMC声明文では、今後の利上げに関しても中止を示唆することはなく、「今後の経済データに依存する」ことを強調するにとどめるだろう。銀行のシステムが0.25%の利上げに耐えられない、あるいは利上げの急速な前倒しが想定以上のリスクを招いた可能性をFOMCが認めることはまずないと考える。
会合後の記者会見では、パウエルFRB議長は、銀行システムは安全かつ健全であり、十分な資本があることを強く主張するだろう。


今週の注目経済指標

重要ブレークアウトレベル(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円)

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