2023年2月の保有額:6万5,493円
2月は強い経済指標が連発して、インフレ率が予想を上回ったことから、FRB(米連邦準備制度理事会)の利上げ長期化懸念、利上げ幅を0.5%に戻すのではという懸念が生じて、株価下落&円安が進行しました。2月の投資可能な獲得ポイントは1万406ポイントで、円安がプラスに働いたことから、運用益は前月から+504円です。
経済指標が強いことはファンダメンタルズが良好ということなので、私はそれで株価が下落した時は「*押し目買いのチャンス」という認識です。ただし、インフレの再燃は金利上昇につながり、株価下落にもつながるため、要注意となります。
過去の経験則では、利上げが停止している期間中、株価が上昇する傾向にあります。利上げ停止は遅くて6月には具現化すると考えています。インフレの再燃がなければ、今年は、株価下落があっても一時的になると考えており、押し目買いのスタンスです。
*押し目買い……上昇していた株価が、一時的に下がったときに株を購入すること。
2023年2月時点の、エリア別ポートフォリオを解説!
2月も引き続き、米国株投信を購入しました。今年は、インフレや強い経済指標による金融引き締め懸念が、たびたびぶり返すと思いますが、年末まで保有すれば高いパフォーマンスとなると考えています。
日本株系の投資信託については、全ては新しい日銀(日本銀行)総裁のもとで、金融政策がどうなるのかにかかってくると考えます。現時点では早急な金融引き締めはなさそうで、一定の安心感は出てきました。
2023年2月時点の、タイプ別ポートフォリオを解説!
2月は、月末にかけて、好調な経済指標と高いインフレ率で株価が下落しました。しかしトータルではiFreeNEXT FANG+インデックスやイノベーション・インデックス・AIなどのグロース系投資信託が堅調でした。また、円安が進んだことで、為替ヘッジなしの投資信託が好調となりました。
中旬以降は下落トレンドとなったので、新規獲得ポイントは使わずに温存しています。個人的には「下落している途中は買わない、下げ止まって反発してから買う」というスタンスを採用しています。
2023年2月の保有投資信託~騰落率ベスト10
2023年2月1日から2月28日までに新たに購入した投資信託のうち、*騰落率ランキングをご紹介します。
NISA(ニーサ:少額投資非課税制度)は、国債や社債以外の株式、投資信託、ETF(上場投資信託)、REIT(リート:不動産投資信託)など、全て購入できるので、つみたてNISAで買えるもの、iDeCo(イデコ:個人型確定拠出年金)で買えるものに、それぞれマークを付けています。ご参考ください!
*騰落率:投資信託が、一定期間内にどれだけ値上がり・値下がりしたかを知るために、価格の変化率を計算したもの。
騰落率:10.84%
どんなファンド?
NYSE FANG+指数(円ベース)の動きに連動する投信です。為替ヘッジはなく、円安になると好影響、円高は悪影響となります。組み入れ銘柄は、アップル、Amazon.com、メタ・プラットフォームズ(FacebookやInstagram)、アルファベット(Google)、ネットフリックス、エヌビディア(半導体大手)、テスラ、マイクロソフト、AMD、スノーフレークです。
まつのすけコメント
NYSE FANG+指数は、次世代テクノロジーをベースに、グローバルな現代社会で人々の生活に大きな影響を持ち、高い知名度を有する米国上場企業に投資しています。上記で記した組み入れ銘柄に集中投資したい人におすすめの投資信託です。2月は久しぶりに円安になったこともあり、リターンに寄与しました。
騰落率:8.43%
どんなファンド?
日々の基準価額の値動きがNYSE FANG+指数(米ドルベース)の2倍程度となることを目指して運用を行うレバレッジ投信で、為替ヘッジがあります。組み入れ銘柄は上記1位の「iFreeNEXT FANG+インデックス」と同一です。
まつのすけコメント
2月は円高になったので、為替ヘッジありの点が不利になり、レバレッジなしの「iFreeNEXT FANG+インデックス」よりパフォーマンスが悪くなりました。インフレが再び落ち着くか否かが、今後の推移に影響します。
騰落率:7.22%
どんなファンド?
主に世界の取引所に上場しているAI関連企業の株式を対象とする「STOXXグローバルAIインデックス」(ネット・リターン、円ベース)の動きに連動する投信です。為替ヘッジはなく、円安になると好影響、円高は悪影響となります。組み入れ地域上位は米国約83%、アイルランド約5%、台湾約3%です。
まつのすけコメント
組み入れ銘柄の上位はメタ・プラットフォームズ、エヌビディア、アルファベット クラスC、インテル、ピンタレスト、スプランク(データ分析系ソフトウエア企業)、スノーフレーク(クラウドベースのデータウエアハウス)、エクイニクス(データセンターの保有、リースなどの企業)など。
人工知能技術の自動対話システムが注目されており、タイムリーな投資信託です。エヌビディアは人工知能などに利用される半導体に強みがあります。
騰落率:6.67%
どんなファンド?
世界中のサイバーセキュリティ関連企業の株式に投資するアクティブ投信です。サイバー攻撃に対するセキュリティ技術を活用した製品・サービスを提供する「テクノロジー関連の企業」に分散投資できます。
まつのすけコメント
組み入れ銘柄の上位はマイクロソフト、パロアルトネットワークス(サイバーセキュリティ企業大手)、ジェン・デジタル(旧社名シマンテック。セキュリティソフトの開発・販売)、ゼットスケーラー(クラウドベースのセキュリティソリューション企業)などです。インフレが落ち着いたら、リバウンドが期待できます。
騰落率:5.84%
どんなファンド?
NASDAQ-100指数(円ベース)に連動するインデックス投信です。組み入れ上位銘柄は、マイクロソフト、アップル、Amazon.com、アルファベット(Google)、エヌビディア、テスラ、メタ・プラットフォームズ(FacebookやInstagram)、ペプシコなどです。
まつのすけコメント
1月に続いて2月も円ベースでは好調でした。2月末には崩れましたが、5~6月にFRBの利上げが停止したら、年末まではパフォーマンスが向上すると考えています。
6位以下はこちら!
6位:netWIN GSテクノロジー株式ファンド Bコース(為替ヘッジなし)
7位:野村インデックスファンド・米国株式配当貴族(Funds-iフォーカス米国株式配当貴族) つみたてNISA
9位:楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全米株式)) つみたてNISA
まつのすけ、今月の注目銘柄!
どんなファンド?
S&P500種指数構成銘柄の中で、*クオリティスコアが高く、配当利回りが高い銘柄で構成されている「S&P500クオリティ高配当指数(配当込み、円換算ベース)」の動きに連動する投信です。為替ヘッジはないので、円安になるとプラス、円高になるとマイナスです。
*クオリティスコアとは…ROE(株主資本利益率。銘柄分析の重要な指標の一つ)、アクルーアルレシオ(企業の経営状況を分析する指標の一つ)、財務レバレッジ(自己資本比率の逆。他人資本をどれくらい有効活用しているかの指標)の三つの要素で算出される、銘柄の優良度を示すスコア
注目ポイント
収益性、業績の質、財務健全性、配当利回りなどに優れている銘柄を「クオリティ企業」と定義して投資する、バリュー型の投資信託です。株価下落局面で相対的に下落幅が小さい傾向があり、S&P500などの主要指数、NASDAQ総合指数などのグロースタイプの投信と比較すると、長期にわたって相対的に安定的な傾向があります。
また、S&P500クオリティ高配当インデックスの運用実績は、過去20年間では米国高配当指数、連続増配指数と比較しても良好な傾向です。
ITバブル崩壊やリーマンショックなどの株価暴落時は、S&P500と比較して下落幅が小さいので、長期下落トレンドのおそれがある局面では、要注目の投資信託だと考えています。
まつのすけ、今月のがっかり
2月はインフレ率が予想を上回り、月末にかけて株安&円安が進みました。相場に過熱感もあったので、いったんレバレッジ型の投信を通常タイプに切り替えるのがベストでしたが、様子見してしまいました。
為替が短期的に円安トレンドになった感覚があり、実はそこで切り替えるか迷いましたが、結局そのままにしてしまったのがガッカリです。投資信託は売却するまで時間がかかり、再購入までさらにタイムラグがあるので、なかなか機動的な売買に向いていない金融商品です。腰を据えた長期投資にやはり適しています。
2月のポイ活実績:1万2,578ポイント
先月は楽天市場でのお買い物(ポイント10倍の商品購入)、各種キャンペーン、楽天カード、Rebates、楽天銀行で幅広く楽天ポイントを獲得しました。
楽天証券では325ポイントを得ており、投資の結果として得たポイントを投資に回すというサイクルで、有意義に資産形成できています。
スマホアプリで広告を見てタップするだけでポイントを得られる「Super Point Screen」では、131ポイントを獲得。エレベーター待ちなどのスキマ時間におすすめのスマホアプリです。
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