1971(昭和46)年2月5日
アポロ14号が月面に着陸
1971(昭和46)年2月5日、米国のアポロ14号が月面に着陸しました。アポロ14号は米国の「アポロ計画」における8度目の有人宇宙飛行で、史上3度目となる月面着陸が行われ、成功しています。ただ、月面滞在をし、船外活動を行うのはこれが最後の飛行となっています。
当時の宇宙開発は米ソの非公式宇宙戦争ともいわれ、宇宙開発は同時に軍事技術の発展と直結していました。大陸間弾道ミサイルなどはその代表的な例でしょう。しかしその開発費用は莫大であり、米国のミサイル迎撃システムSDIへの対抗で米ソの競争も激化しましたが、結果的に両国の経済状況を圧迫し、1991年のソ連崩壊を早める結果となりました。
米国では、1960年代当時は国家予算の4.4%が宇宙開発予算に割り当てられていましたが、現在では0.4%にまで下げられています。
日本においても宇宙事業は将来有望とはされていますが、現時点では人員削減、予算獲得に必死の状態。1900年の日米衛星調達合意が日本の宇宙事業に大きくマイナスとなったことは確かで、コンピュータのOS「トロン」の二の舞だとも言われました。今後、日本独自の技術をどこまで守っていけるか、官民一体となって事業開発していく必要があります。
1971年2月5日の日経平均株価終値は
2,125円16銭
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