気になるあの本をチェック!

難しいことはわかりませんが、老後のお金の作り方を教えてください

難しいことはわかりませんが、老後のお金の作り方を教えてください
2022年11月11日発売/自由国民社/ 1,760円(税込)

答えてくれた人

自由国民社第三編集部 Sさん

著者ってどんな人?

チンさん凡人投資家さん

本名 川上 賢治(かわかみ けんじ)。凡人投資家兼YouTuber。

 1952年、広島県神石高原町生まれ。70歳(2022年8月現在)。学習塾の講師から、独立して学習塾を経営。

 株式投資を20代ではじめる。当初は、日本の個別株投資からスタート。

 投資については基礎から勉強したことがなかったため、65歳のリタイアを機に株式投資の勉強を一から学び直す。

 凡人でも成功できる投資を勉強し、実践。さらにYouTubeで発信することで視聴者と情報を共有しながら投資に対する知識を深める。

 定期的に勉強会を開き、投資をしているシニア世代と交流もはかっている。仲間とともに「一緒に勉強して一緒に成功する」がモットー。

YouTubeチャンネル「チンさん凡人投資家

どんな人にオススメ?

・50代で老後のお金に関して、切実に悩んでいる人
・投資を学んだことがなく、堅実に資金をつくりたい人
・投資に興味があるけれど、投資方法がいっぱいあって何から始めていいかわからない人

この本の、ここが読みどころ!

 本書は、老後資金2,000万円問題に悩むシニア世代に向けて作りました。

 定期預金の金利の利率が高かったころは銀行に預金をしておけば、資産は増やせましたが、昨今の利率はとても低く設定されており、預金をしただけでは、インフレ率を考慮すると、資金は減る可能性が高いです。

 しかし、投資教育を受けてきていないシニア世代は、預金以外のお金のつくり方が分からない方が多いのが現状です。また、投資といえば、個別銘柄への株式投資がメジャーな手法であったため、株価の変動リスクが高いと感じ、手を出さないシニア層も多数いらっしゃいます。

 しかし最近では、リスクヘッジできる長期・積み立て・分散投資の概念も浸透し、ネット証券の台頭によって、投資信託の本数も増え、NISA(ニーサ:少額投資非課税制度)やiDeCo(イデコ:個人型確定拠出年金)のように、非課税で利益を受け取ることができる制度も増えてきています。

 本書では、その中でも株式インデックス投信の長期積立が一番であることを会話形式でわかりやすく説明していきます。

 投資をやったことがない、投資は何を買えばいいのかわからない、そんな人にとってもとてもわかりやすく説明しておりますので、1章から順番に読んでいき、安心して投資に取り組めるようになっております。

編集者の制作秘話

 コロナ禍で対面が難しく、また著者のチンさんが広島県にお住まいということもあり、制作にあたっては、Zoomや電話などを駆使して連絡を取り合いました。

 ただ、チンさんがYouTuberということもあり、毎日情報を発信し続けるのを拝見し、すでに何度も話を交わし、わかり合えた友人のように感じて、安心して本づくりにまい進できました。

 チンさんのYouTubeも併せてごらんになっていただくと、私と同じように、親しみを持って本書に向かい合っていただくことができると思います。

 シニア層は同じ悩みを持つ友達に相談するつもりで、若い方は人生の先輩から話を聞くつもりで、本書を読んでいただけるとうれしいです!