6881 キョウデン 東証スタンダード

PER(株価収益率)6.25倍、PBR(株価純資産倍率)1.06倍、配当利回り3.88%

 2022年8月9日発表。2023年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+13.8%の58.00億円、経常利益+11.6%の57.00億円と3期連続の増収・増益の見通し。

 コロナ相場での下落で2020年4月6日に198円で底打ちし、ここから緩やかな上昇トレンド(A)を形成しています。この中で11月25日に361円の高値をつけ、2021年4月27日に298円まで押し目を入れて、急角度の上昇トレンド(B)へ転換しました。

 この上昇トレンド(B)の中で、2022年1月4日に838円の高値をつけ、ここをピークに下降トレンド(C)を形成しています。

 中期のチャートでみると、この下降トレンド(C)は、2020年4月6日の198円からの緩やかな上昇トレンド(A)と結ぶ三角保ち合い(D)を形成しており、この中で2022年5月10日の478円を安値とする上半分でのもみあいを続けています。

 838円の高値からの下落で、5月10日の478円で当面の底打ちとなり、反発して6月3日の646円、8月8日の648円と2点天井をつけて反落し、落ち着きどころを探しています。5月10日の478円を終値で切るといったん損切りとなりますが、そうでなければ600円まで戻す動きとなります。

 逆にリスクをとらない人は、478円を終値で切るのを待って400~450円の待ち伏せとなります。

5991 日本発條 東証プライム

PER(株価収益率)8.09倍、PBR(株価純資産倍率)0.58倍、配当利回り3.53%

 2022年8月4日発表。2023年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+77.9%の380.00億円、経常利益+30.4%の400.00億円と2期連続の増収・増益の見通し。

 コロナ相場での下落で2020年3月17日の574円で底打ちとなって6月9日に813円まで上昇し、ここを目先のピークに下落となり、8月7日に575円まで下げ2点底の形となりました。

 ここから11月13日の620円を安値に2021年6月3日に986円まで上昇し、8月20日に744円まで下げて再上昇となり、12月14日には1,063円の年初来高値をつけました。

 ここをピークにもみあい2022年1月12日に1,030円の2番天井をつけて下落となり、3月7日の766円、4月27日の795円を2点底にして6月9日に973円まで反発して戻り高値をつけ、7月7日に822円まで下げて再上昇し、8月15日の973円、9月12日の972円と2点天井をつけて反落となっています。

 6月9日の973円、8月15日の973円、9月12日の972円と973円ラインには強力な上値抵抗線ができていますので、しばらくはもみあいの可能性があります。下値は業績からいうと限定的ですので850円から下を狙うことになります。

7283 愛三工業 東証プライム

PER(株価収益率)6.14倍、PBR(株価純資産倍率)0.42倍、配当利回り4.39%

 2022年7月28日発表。2023年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+7.0%の105.00億円、経常利益+2.4%の105.00億円と2期連続の増収・増益の見通し。

 コロナ相場での下落で2020年3月23日に412円で底打ちとなり、6月9日に634円まで上昇して、押し目となり7月31日の435円、11月30日の432円と2点底をつけて上昇トレンド(A)を形成しました。

 この上昇トレンド(A)の中で、2021年7月27日に987円の高値をつけ年初来高値更新となりました。ここをピークに下降トレンド(B)を形成し、この中で2022年3月8日の620円で当面の底打ちとなり、ここからの反発でもみあい、4月27日の645円を安値とし、5月6日の773円を高値とする三角保ち合い(C)を形成しています。

 この三角保ち合い(C)の中で7月29日の674円の安値から8月26日に755円の高値をつけて下値確認の動きとなっています。

 チャートからみると8月26日の755円は、987円からの下降トレンド(B)にアタマを抑えられ、同時に三角保ち合い(C)の上値斜線にもアタマを抑えられているため上放れするには755円を上回る必要があります。

 買い位置としては、中途半端ですので755円を上にぬくか、もしくは7月29日の674円を下回って買うということになります。業績からみると下値は限定的と思われます。

5959 岡部 東証プライム

PER(株価収益率)7.97倍、PBR(株価純資産倍率)0.49倍、配当利回り3.71%

 2022年7月29日発表。2022年12月期本決算予想は、前期比で営業利益+20.0%の52.00億円、経常利益+14.3%の54.00億円の増収・増益の見通し。

 コロナ相場での下落で2020年3月13日の592円で底打ちとなり、短期の上昇トレンド(A)を形成し、この中で6月10日に859円の高値をつけて、7月31日に701円まで下げ、ここからの反発で9月29日に849円まで戻し、2点天井をつけて、緩やかな下降トレンド(B)へ移行しました。

 この中で2021年3月19日の826円を高値に大幅下落となり、7月9日に628円で当面の底打ちとなりました。

 その後11月17日の645円を2点底にして、2022年2月9日に765円まで上昇し、3月8日に659円まで下げて、3月22日に712円まで反発したあと、7月1日に601円まで下げ、2020年3月13日の592円に対する2番底となって9月13日に675円まで反発し押し目を形成しています。

8137 サンワテクノス 東証プライム

PER(株価収益率)5.47倍、PBR(株価純資産倍率)0.5倍、配当利回り3.14%

 2022年7月29日発表。2023年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+4.1%の50.00億円、経常利益+0.1%の52.00億円と3期連続の増収・増益の見通し。

 コロナ相場での下落で2020年3月13日の685円で底打ちとなり、6月22日に995円まで上昇し、ここから7月31日に768円まで押し目を入れ、上昇トレンド(A)を形成しました。

 この中で2021年2月26日の995円を安値にやや上昇角度の大きい上昇トレンド(B)へ移行し、12月8日に1,839円の年初来高値をつけました。ここをピークに大幅下落となって2022年1月28日の1,200円、3月8日の1,198円と2点底をつけて6月8日に1,520円まで上昇し、7月1日に1,251円まで下げて反発し、8月5日に1,520円とダブル天井をつけて再下落となっています。

 チャートの形としては、1,200~1,520円のボックス相場となっていますので1,200円水準の買いとなります。