今日のレンジ予測
[本日のドル/円]
↑上値メドは140.45円
↓下値メドは136.55円
円:岸田首相、GPIF年金運用資金のスタートアップ企業の割合拡大。運用方針の政治介入を許し、年金積立金を使ってリスクの大きい投資を増やすことに批判も
米インフレ:インフレを下げるにはFF金利5%まで上げる必要
米インフレ:FRBは1年前に利上げすべきだった
米経済:リセッションを回避しているのは労働市場の強さ
物価高:インフレはFRBが管理できない物価によって引き起こされている。管理できる商品はすでにデフレ状態になっている
米ガソリン価格:2年間で2.5倍。米国人の6割が怒りと不満
不況:製造業の受注減少はサプライチェーンのせいではない。異常な需要が落ち着いただけ
天然ガス:今年の冬の欧州はガスが配給制になるおそれ
8月29日(月曜)週明けのドル/円は「円安」。
1日のレンジは137.58円から139.00円。値幅は1.42円。
2022年の171営業日目は137.58円からスタート。東京時間朝につけた137.58円が安値で昼過ぎには高値139.00円まで急速に上昇した。その後いったん138円前半まで押し戻される場面もあったが、再び円安に動いて、終値は138.73円(前日比+1.21円)。
レジスタンスは、
139.00円(08/29)
139.13円(07/15)
139.39円(07/14)
サポートは、
137.58円(08/29)
136.19円(08/26)
136.30円(08/25)
ジャクソンホールのパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長のスピーチは、わずか8分間と短いものだったが、マーケットに与えた影響は大きかった。
パウエル議長はスピーチで、インフレ抑制に向けて強い決意を改めて示した。1カ月後の9月FOMC(米連邦公開市場委員会)で0.75%利上げが確実との見方が強まり、米2年債利回りは3.47%近辺と15年ぶりの高水準まで強含むなかでドルが上昇した。一方で金利上昇は株式市場にとってはマイナスとなってダウ平均株価は続落した。
29日のユーロ/円は「ユーロ高」。
1日のレンジは137.00円から138.97円。
137.00円からスタートして、安値も同じ137.00円。振り向くことなく上昇を続けて、137円台をスルーして、未明には139円台にあと一歩に迫る138.97円までユーロ高に進んだ。終値は138.70円(前日比+1.66円)。
レジスタンスは、
138.97円(08/29)
139.34円(07/28)
139.51円(07/27)
サポートは、
137.00円(08/29)
136.09円(08/26)
136.02円(08/25)
29日のユーロ/ドルは「ユーロ高」。
1日のレンジは0.9914ドルから1.0029ドル。
東京時間昼過ぎにつけた0.9914ドルが安値。しばらくアンダー・パリティの取引を続けたが先週つけた20年来の安値0.9900ドル割れは回避して、夜遅くには1.0029ドルまで反発した。終値は0.9998ドル(前日比+0.0033ドル)。
ECB(欧州中央銀行)は、今月の会合で0.75%の利上げを実施するとの見方が強まったことが、ユーロ売りをためらわせた。エネルギー不足で欧州経済は景気後退入りの瀬戸際に立たされているが、それでもECBはインフレ抑制を景気刺激よりも優先する考えだ。
強気の利上げは、行き過ぎたユーロ安を是正してドルに連動するエネルギー価格上昇を抑制することにもつながるとECBは考えている。
レジスタンスは、
1.0029ドル(08/29)
1.0089ドル(08/26)
1.0095ドル(08/19)サポートは、
0.9914ドル(08/29)
0.9946ドル(08/26)
0.9949ドル(08/25)
主要指標 終値
今日の為替ウォーキング
今日の一言
「少し下がったところで買う」とか、「割安なタイミングで買いたい」とか考えるのは、そもそも発想として間違っている
Don't Go Breaking My Heart
「従業員が多すぎる!」
これは米自動車大手のフォードCEOの発言だ。フォードは先週、北米を中心に従業員3,000人を削減すると発表した。同社は最大8,000人の削減計画を準備していて、今後さらにリストラを実施する可能性がある。新型コロナの行動制限が解除された後、多くの企業は、消費需要拡大を期待して積極的に雇用を拡大してきたが、ここに来て、ヒトの過剰在庫が目立ってきたのだ。
新規失業保険申請件数は、4月に16.5万人台まで下がったあとしばらく20万件で推移していたが、現在は25万件前後まで増えている。失業保険申請件数の上昇は、レイオフや新規採用の凍結を行う企業が増えていることを示唆している。
フォードだけではなく、アップルも景気後退に備えて雇用のペースを落とすと発表している。マイクロソフト、テスラ、メタは、すでに人員削減を開始した。
今週は8月の米雇用統計が発表される。市場予想によるとNFP(非農業部門雇用者数)は29.0万人増となっている。前月(+52.8万人)比べて増加数が伸び悩んでいるのは、働き手が少ないせいなのか、それとも企業が採用を絞り始めたのか、その両方が同時発生している可能性も高い。今後見極めていく必要があるだろう。
今週の 注目経済指標
今日の注目通貨:ポンド/円
今週の予想レンジ ↑163.45円 ↓159.71円
今週のブルベアの分かれ目は161.58円。
161.58円より上ならば買いが優勢、161.58円より下ならば売りが優勢。
2022年現時点の高値は168.72円、安値は150.98円。平均値は159.85円。
1日の最大値幅は3.86円、平均値幅は1.70円。
2022年の値幅は17.75円。
2021年の終値(155.64円)に比べて5.78円のポンド高。
164.17円 : 第4レジスタンス(HBO)
163.95円 : 08月 高値
163.45円 : 第3レジスタンス
162.74円 : 第2レジスタンス
162.52円 : 第1レジスタンス
161.58円 :ピボット
161.69円 : 08月 平均値
160.64円 : 第1サポート
160.42円 : 第2サポート
159.85円 : 2022年 平均値
159.71円 : 第3サポート
159.44円 : 08月 安値
158.99円 : 第4サポート(LBO)
2022年 ポンド/円 データ
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