今日のレンジ予測
[本日のドル/円]
↑上値メドは134.65円
↓下値メドは131.75円
中国:ゼロコロナ政策でチベットをロックダウン。観光にも影響
中国:中国経済、さらに縮小へ。生産拡大期をロックダウンで活かせず
フランス:猛暑で原子炉を十分冷やせなくなる。原発の発電量が50%減
日銀:総裁が代わる来年以降も政策変更なし
岸田内閣:インフレ対策「自然に下がるのを注視する」
米インフレ:ミネアポリス連銀総裁「インフレが2%に下がるには長い時間が必要」
ドイツ:石炭火力発電の再開を準備
豪ドル:豪統計局、10月からCPIを毎月発表。これまでは四半期
NZドル:RBNZの政策金利を3.95%まで引き上げる考え
8月15日(月曜)週明けのドル/円は「円高」。
24時間のレンジは132.55円から133.59円。値幅は1.05円。
2022年の161営業日目は133.44円からスタート。高値は、東京時間朝につけた133.59円で上値は限られた。夜遅くには133円を割り、未明に132.55円まで下げて安値をつけた。8月のNY連銀製造業景気指数が大幅に悪化したことがドル売りのきっかけとなった。
ただこの指標は毎月のブレが大きいため、マーケットはそれほど深刻にとらえることはなく、その後は133円に戻して終値は133.30円(前日比▲0.19円)。133円を挟んだ上下0.50円の動きで、強い方向感はなかった。
レジスタンスは、
133.59円(08/15)
133.89円(08/12)
133.90円(200時間移動平均)
サポートは、
132.55円(08/15)
131.72円(08/11)
130.39円(08/02)
バイデン大統領は、米国に蔓延するインフレが「容認し難いほど高い」と強い懸念を示していた。
それもそのはず、前回6月の米CPI(消費者物価指数)が、ガソリン価格の高騰などを背景に、月間上昇率としては過去40年で2番目の大きさとなる前年同月比9.1%に達したからだ。
FRB(米連邦準備制度理事会)対インフレの「仁義なき戦い」の巻き添えになって米経済が崩れ落ちるとの不安が広がるなか、先週発表された7月CPIは、前月比横ばいで、この2年間で初めて上昇が止まった。マーケットそしてFRBにとっては安心の材料となった。最新のCPIと来月の予想については次ページ以降をご覧ください。
8月15日のユーロ/円は「ユーロ安」。
24時間のレンジは135.27円から137.07円。
136.89円からスタートして、東京時間朝に137円にのせて高値137.07円をつけるが、その後は下落。全体的なユーロ売りが強まるなかで136円も崩れ、夜遅くに135.27円まで下落して安値をつけた。終値は135.27円(前日比▲1.50円)。
レジスタンスは、
137.00円(200時間移動平均)
137.07円(08/15)
137.72円(08/12)
サポートは、
135.27円(08/15)
134.82円(08/03)
133.40円(08/02)
15日の豪ドル/円は「豪ドル安」。
24時間のレンジは93.07円から95.08円。
高値は東京時間朝につけた95.08円。95円台から滑り落ちるとその後は売り一方となった。広範なドル買いの動きで豪ドルが売られるなかで、94円台を通り抜けると夜遅くに93.07円までユーロ安に動いた。終値は93.07円(前日比▲1.45円)。
レジスタンスは、
93.85円(200時間移動平均)
95.08円(08/15)
95.15円(08/12)
サポートは、
93.07円(08/15)
92.24円(08/05)
91.71円(08/03)
主要指標 終値
今日の為替ウォーキング
今日の一言
カエルは、自分が住む池の水を飲み干さないもの
Legs
先週発表された7月の米CPI(消費者物価指数)は、前年比で+8.5%と、6月の9.1%から伸びが鈍化した。市場予想の+8.7%も下回った。前月比は0.0%で 6月の+1.3%から大きく下がり、この2年間で初めて上昇が止まった。
変動の大きい食品、エネルギーを除くコアCPIも市場予想より低い伸びにとどまった。
総合CPIが予想以上に下落した背景は、エネルギー価格が前月比約5.0%低下したことが理由だ。8月になってガソリンの平均小売価格はさらに10%近く下げ、ガロン当たり4ドルを下回っている。この実績は次回の統計に反映されることになるので、CPIは今後一段の低下が予想される。
「インフレのピークアウト」これこそ、FRBが長い間待ち望んでいたサインだ。この状況が継続するならば、FRBは利上げの手綱を緩めることができて、米経済は景気後退(リセッション)を回避してソフトランディングに成功する期待が高まる。雇用市場の失業率を悪化させることなく、インフレを制御するというシナリオが夢ではなくなってきた。
しかし、FRBはまだ慎重で、ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁は「今回の結果で、利上げ見通しを変える考えはない」と行き過ぎた楽観論に釘を刺した。
ガソリン価格は変動率が高いため、CPIを再び急騰させることもありえる。予見し得ない「世界的な事件」が発生するリスクは常にある。
FRBは、ガソリンや天然ガスなどの資源価格をコントロールすることはできない。実際、CPIを構成する品目のほとんどはFRBの管理外にある。政府はガソリン小売上限価格を設定するなどして価格を直接管理するが、中央銀行は、金融引き締めによって経済を減速させることで価格を調整する。つまり、消費意欲を減退させて需給面から価格を下げる。しかし、一歩間違えると不況になるというリスクをはらんでいる。
今週の 注目経済指標
今日の注目通貨:豪ドル/円
今週の予想レンジ ↑96.57円 ↓92.68円
今週の豪ドル/円のピボット(ブルベア判断の分かれ目)は、93.85円。
93.85円より上ならば豪ドル買いが優勢、93.85円より下ならば豪ドル売りが優勢。
2022年の高値は96.88円、安値は80.37円。平均値は88.62円。
1日の最大値幅は3.01円、平均値幅は1.23円。
2022年の値幅は16.51円。
2021年の終値(83.70円)に比べて9.57円の豪ドル高。
96.88円 : 2022年 高値
96.63円 : 第4レジスタンス(HBO)
95.86円 : 第3レジスタンス
95.15円 : 08月 高値
95.09円 : 第2レジスタンス
94.85円 : 第1レジスタンス
93.85円 : ピボット
92.84円 : 第1サポート
92.84円 : 08月 平均値
92.60円 : 第2サポート
91.83円 : 第3サポート
91.06円 : 第4サポート(LBO)
90.52円 : 08月 安値
2022年 豪ドル/円データ
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