1934 ユアテック 東証プライム

PER(株価収益率)6.94倍、PBR(株価純資産倍率)0.36倍、配当利回り4.24%

 2022年4月27日に実績と予想を発表。2022年3月期本決算は、前期比で営業利益+11.9%の94.92億円、経常利益+9.5%の100.40億円の増収・増益でした。2023年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+5.4%の100.00億円、経常利益+3.6%の104.00億円と3期連続の増収・増益の見通し。

 コロナ相場での急落で、2020年3月13日に468円で底打ちとなり、上昇トレンド(A)を形成しました。この中で3月27日に641円まで自律反発したあと、4月6日に533円まで下げ、そこからゆるやかにもみあいながらの上昇で9月28日に693円の高値をつけました。

 ここから10月28日に610円まで下げて大幅上昇となり、2021年1月18日に981円の年初来高値更新となり、下降トレンド(B)へ転換しました。ここをピークに約11カ月の調整に入り12月1日の597円で当面の底打ちとなり、2022年3月23日に742円まで反発し、その後、日経平均の下げにツレ安しています。

 本来ならそろそろ止まって反発に転じるところですが、NYダウが底を打っていない以上、日経平均も戻りが弱く個別株も戻りは限定的となります。大きく下げたところを買って日経平均のリバウンドに合わせて手じまうことになります。

7242 KYB 東証プライム

PER(株価収益率)4.06倍、PBR(株価純資産倍率)0.52倍、配当利回り4.19%

 2022年5月13日に実績と予想を発表。2022年3月期本決算は、前期比で営業利益+64.0%の300.01億円、経常利益+76.4%の288.17億円の増収・増益でした。2023年3月期本決算予想は、前期比で営業利益▲11.7%の265.00億円、経常利益▲9.8%の260.00億円の減収・減益の見通し。

 コロナ相場の急落で2020年3月17日に1,712円の安値をつけ、6月9日に2,534円まで反発して再下落し、8月3日の1,692円で2点底となって底打ちし、上昇トレンド(A)を形成しました。

 この中で2021年1月6日の2,252円を安値に大幅上昇となり、6月7日に4,180円の高値をつけ、下降トレンド(B)へ転換しました。

 この中で8月20日に2,908円の安値をつけて、横もみとなって12月2日に2,806円の安値をつけ、今年の1月14日に3,420円の戻り高値をつけて、日経平均の下落にツレ安し、短期の下降トレンド(C)へ転換しました。

 その後3月9日に2,563円の安値をつけて、3月28日に3,060円まで反発し、2,587~3,075円のボックスの中でもみあっています。現在の相場は、NYダウが底打ちするまで日経平均の大きな上昇は期待できませんのでボックスの下限への下落を待ってみるところです。

8871 ゴールドクレスト 東証プライム

PER(株価収益率)8.1倍、PBR(株価純資産倍率)0.43倍、配当利回り4.91%

 2022年5月12日に実績と予想を発表。2022年3月期本決算は、前期比で営業利益+70.5%の115.85億円、経常利益+73.2%の115.44億円の増収・増益でした。2023年3月期本決算予想は、前期比で営業利益▲8.5%の106.00億円、経常利益▲9.0%の105.00億円の減収・減益の見通し。

 コロナ相場での急落で、2020年3月13日に1,351円の安値をつけたあと、自律反発となって3月27日に1,772円まで上昇し、この高値から短期の下降トレンド(A)を形成しました。

 この中で底打ちとなり7月31日の1,298円、10月29日の1,290円の2点底から、ゆるやかに下値を切り上げる上昇トレンド(B)へ移行しています。

 この中で2021年1月29日に1,950円まで上昇して上ヒゲを出し、5月13日に1,539円まで押し目を入れ、6月7日の1,878円、9月14日の1,836円を2点天井にして、12月2日に1,473円まで下落しました。

 ここを安値に2022年2月8日に1,902円まで急伸し年初来高値となり、その後の日経平均の下げに連動して安値を切る動きとなっています。

8897 タカラレーベン 東証プライム

PER(株価収益率)4.88倍、PBR(株価純資産倍率)0.58倍、配当利回り6.39%

 2022年5月13日に実績と予想を発表。2022年3月期本決算は、前期比で営業利益+10.1%の118.77億円、経常利益+3.3%の102.58億円の増収・増益でした。2023年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+0.2%の119.00億円、経常利益+0.4%の103.00億円と2期連続の増収・増益の見通し。

 コロナ相場前の天井圏のもみあいで2019年12月9日に525円の高値をつけ、その後、急落となって2020年3月17日に306円まで下げて、3月27日に390円まで自律反発し、そこから4月6日に301円まで下げて2点底となり、6月9日に396円まで反発しました。ここからの下落で10月30日に290円の安値をつけて2021年3月15日に408円の年初来高値をつけました。

 チャートの形としては、2020年4月6日の301円を安値とし、2021年3月15日の408円を高値とする下向きの三角保ち合い(A)を形成し、現在、煮詰まっているところです。

 この煮詰まりつつある中で、2021年11月29日の261円を安値に2022年2月15日に323円まで反発し、5月13日に280円まで押し目を入れ、5月16日に313円まで戻しています。高配当で割安株ですので、ここから多少戻してもおかしくないところです。

7908 きもと 東証スタンダード

PER(株価収益率)13.38倍、PBR(株価純資産倍率)0.57倍、配当利回り2.64%

 2022年4月22日に実績と予想を発表。2022年3月期本決算は、前期比で営業利益+72.9%の6.95億円、経常利益+55.2%の8.15億円の増収・増益でした。2023年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+43.9%の10.00億円、経常利益+28.8%の10.50億円と3期連続の増収・増益の見通し。

 コロナ相場前の2019年11月20日の202円を高値に、その後のコロナ相場で急落となって2020年3月13日に105円で底打ちとなりました。

 ここから上昇トレンド(A)を形成し、この中で12月8日に210円の高値をつけ、2021年1月29日に168円まで押し目を入れ、大幅上昇となって2021年4月23日に318円まで上昇し、年初来高値をつけて661万株の大商いとなり、5月17日に250円まで下げて反発し、7月26日に317円とダブル天井に近い形となりました。

 ここをピークに急落となって上昇トレンド(A)を切って、8月20日に223円の安値をつけ、9月15日に261円の高値をつけて下向きの先細三角形(B)へ移行しました。

 この中で今年の3月8日に195円まで下げて3月29日に222円まで反発し、横もみとなって4月27日に199円のヒゲを出したあと、5月16日に234円まで上ヒゲを出して上昇が止まっています。