今日のレンジ予測
[本日のドル/円]
↑上値メドは131.40円
↓下値メドは129.25円
[インフレ] リベンジ消費一巡で過剰需要が消えるとともにインフレも終息か
[インフレ] 英国のインフレ、ピークはまだ先。4月は9%近くまで上昇か
[インフレ] 米CPIのピークは3月 15-03-2022
[新型コロナ] 人手不足解消のために、米国の病院の多くがワクチン接種の義務化をやめる
[新型コロナ] 「ゼロコロナ政策」放棄した中国以外のアジアの製造業が急回復
5月10日(火曜)のドル/円は130円を挟んで上下、やや「円安」。
24時間のレンジは129.80円から130.57円。値幅は0.77円。
2022年の92営業日目は130.35円からスタート。前日(9日)に131.35円まで上昇して20年来の 円の安値を更新したが、この日は東京時間朝につけた130.57円が高値で、131円台には届かなかった。
昼前に129.80円まで下落してこの日の安値をつけるが、相変わらずのドル買い需要で下げ止まる。その後130円を挟んで上下に揺らぐ取引が続いたが、今夜の経済指標を控えて強い方向感は出なかった。終値は130.45円(前日比+0.13円)。
レジスタンスは、130.57円(5/10)、131.34円(5/9)
サポートは、129.80円(5/10)、128.73円(5/5)
10日のユーロ/円は「ユーロ安」。24時間のレンジは137.04円から138.08円。
137.63円からスタートして、3日連続で138円台にのせ、東京時間昼過ぎには138.08円まで行くが、前日の高値(138.32円)を更新する前に下落。 夜遅くには137.03円まで下げた。終値は137.35円(前日比▲0.28円)。
レジスタンスは、138.08円(5/10)、138.32円(5/9)
サポートは、136.74円(5/6)、136.60円(5/4)
10日のユーロ/ドルは「ユーロ安」。24時間のレンジは1.0525ドルから1.0585ドル。
東京時間昼過ぎに1.0585ドルまで上昇して高値をつけたが、 1.06ドル台は3日連続で失敗。夜の初め頃に1.0525ドルまで押し戻された。終値は1.0529ドル(前日比▲0.0032ドル)。
レジスタンスは、1.0585ドル(5/10)、1.0592ドル(5/9)
サポートは、1.0495ドル(5/9)、1.0482ドル(5/6)
主要指標 終値
今日の為替ウォーキング
今日の一言
株式市場は、忍耐力がない人から忍耐強い人へ資金を移動させる装置だ - ウォーレン・バフェット
Day After Day
今夜は4月の米CPI(消費者物価指数)の発表がある。FRB(米連邦準備制度理事会)にとって、経済成長よりもインフレ抑制の方が政策の優先順位が高い。経済指標としては、雇用統計よりも重要といえる。
3月のCPIは、前年比8.5%と40年ぶりの伸びを記録した。しかし、これまでのインフレ急上昇の主因だった中古車価格の上昇が一段落したこともあり、動きの激しい食料やエネルギーを除いたコアCPIは、予想より低い上昇にとどまった。ブレイナード理事も「価格上昇圧力がやわらぐ兆候がある」と歓迎した。
4月CPIの最大の注目ポイントは、「米国のCPIはピークをつけたのか?」ということだ。もしそうであれば、FRBは利上げに関してこれ以上「過激」になる必要はなくなり、株式市場は安心感を強める。逆にインフレ率に下げ止まり傾向が見られなければ、次回のFOMC(米連邦公開市場委員会)で0.75ポイント利上げの可能性が高くなり、リスクオフがさらに強まるだろう。4月の予想は、前年比8.1%、コア指数は前年比6.0%と、やや低下する予想になっている。
今日の注目通貨:ドル/円
今週の予想レンジ ↑132.32円 ↓127.96円
今週のドル/円のピボット(ブルベア判断の分かれ目)は130.14円。
130.14円より上ならばドル買い優勢、130.14円より下ならばドル売り優勢。
133.62円 : 2002年 04月 高値
133.15円 : 第4レジスタンス(HBO)
132.40円 : 2002年 04月 高値
132.32円 : 第3レジスタンス
131.48円 : 第2レジスタンス
131.35円 : 2022年 高値
131.23円 : 第1レジスタンス
130.31円 : 05月 61.8%
130.14円 : ピボット
129.99円 : 05月 平均値
129.66円 : 04月 38.2%
129.05円 : 第1サポート
128.63円 : 05月 安値
127.96円 : 第3サポート
127.12円 : 第4サポート(LBO)
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