5406 神戸製鋼所 東証プライム

PER(株価収益率)4.28倍、PBR(株価純資産倍率)0.29倍、配当利回り5.17%

 2022年2月8日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で+179.6%の850.00億円、経常利益+406.5%の820.00億円と2期連続の増収・増益の見通し。

 2018年5月17日の1,219円を戻り高値とする下降トレンド(A)の中で下落を続け、2020年3月13日に283円のコロナ相場での底打ちとなりました。ここから6月9日に457円まで反発して、8月3日に334円まで押し目を入れ上昇トレンド(B)へ移行しました。

 この中で2021年5月11日に928円の年初来高値をつけ調整入りとなりました。その後、8月23日に634円まで下げて三角保ち合い(C)を形成後、下放れとなって12月2日に544円の安値をつけ、今年の1月27日に531円の2点底をつけてもみあっています。

 2020年8月3日の334円から2021年5月11日の928円の高値までの上昇幅594円の2/3押し(396円)であり、532円となります。今年の1月27日に531円まで下げて反発してもみあっているところです。昨年5月11日の928円の高値から11カ月経過したところであり、ほぼ調整を終えるところです。

8242 エイチ・ツー・オー リテイリング 東証プライム

PER(株価収益率)9.79倍、PBR(株価純資産倍率)0.45倍、配当利回り2.89%

 2022年2月10日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比は営業利益+77.5%の▲10.00億円、経常利益117.2%の5.00億円と減収・増益の見通し。

 2019年12月17日の1,350円を高値に、その後のコロナ相場で急落し、2020年3月13日に660円で目先の底打ちとなって反発し、5月28日の918円を戻り高値にして再下落となり、7月31日に602円で安値更新となりました。

 ここから10月13日の771円を高値とし、11月9日の607円を安値とする三角保ち合い(A)となり、煮詰まって上放れとなり、2021年3月22日に1,007円まで上昇しました。ここから終値ベースで772~1,000円のボックス相場入りとなっています。下限を待って買って上限近辺で売る投資となります。

4202 ダイセル 東証プライム

PER(株価収益率)8.13倍、PBR(株価純資産倍率)0.89倍、配当利回り4.09%

 2022年2月2日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+56.0%の495.00億円、経常利益+54.3%の535.00億円と2期連続の増収・増益の見通し。

 2018年12月26日の1,058円、2019年2月8日の1,046円を2点底に、4月24日に1,285円の戻り高値から下降トレンド(A)を形成しました。この中で8月26日に771円まで下げて、ここから11月13日に1,153円の高値をつけてもみあい、その後のコロナ相場で急落となり、2020年3月17日に677円で底打ちとなりました。

 その後5月27日に1,010円まで自律反発後、8月3日の681円、12月8日の702円と3点底をつくって上放れとなりました。その後は2021年2月4日の895円まで上昇して2月22日に772円まで押し目を入れ、7月13日に941円の年初来高値をつけて、774~938円のボックス相場の動きとなっています。

 このボックス相場の中で今年の3月9日に767円まで下げてもみあい反発しているところです。

 当面は、774~938円のボックス圏の中で、3月9日に767円の安値をつけて3月25日に868円まで上昇し800円水準を割り込んだところまで押し目を入れているところです。

4350 メディカルシステムネットワーク 東証プライム

PER(株価収益率)6.96倍、PBR(株価純資産倍率)1.23倍、配当利回り2.26%

 2022年2月4日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+10.8%の38.00億円、経常利益+20.7%の42.00億円と3期連続の増収・増益の見通し。

 2017年12月11日の727円を高値とし、2018年12月25日の327円を安値とする三角保ち合い(A)の中で、2019年11月25日の610円を高値に、その後のコロナ相場で急落して2020年3月17日に340円の安値をつけ、6月18日に526円まで反発しました。

 ここから11月5日に427円まで押し目を入れて、上昇トレンド(B)へ移行し、2021年4月20日に944円の年初来高値をつけました。ここから下降トレンド(C)に転換し、今年の4月20日で、まる1年間調整したことになります。

 その前に3月4日に493円まで下げて反発しかかっていますので下げたところは買って、1年間調整のリバウンドを狙うことになります。昨年4月20日の944円の高値からまもなく1年間の調整完了となります。

6817 スミダコーポレーション 東証プライム

PER(株価収益率)7.39倍、PBR(株価純資産倍率)0.60倍、配当利回り3.44%

 2022年2月4日発表。2022年12月期本決算予想は、前期比で営業利益+3.3%の55.00億円、経常利益+12.9%の44.00億円と2期連続の増収・増益の見通し。

 2019年4月19日の1,748円を高値とする下降トレンド(A)の中で、8月29日の945円の安値から12月9日に1,408円の高値をつけたところで、コロナ相場に入り急落となって2020年4月6日に533円で底打ちとなりました。

 この4月6日の533円、8月4日の611円を2点底にして上昇トレンド(B)へ移行し、2021年8月2日に1,520円の年初来高値をつけて、下降トレンド(C)入りとなりました。この中で8月2日の1,520円、10月20日の1,409円、12月29日の1,281円と上値を切り下げる順下げの三尊天井となって急落し、今年の3月9日に746円まで下げて反発しています。

 順下げの三尊天井を形成しての下放れですので想定以上の下げとなって3月9日に746円まで下げて反発していましたが、日経平均の急落で2番底を試す動きとなっています。2番底でのリバウンド狙いとなります。