3865 北越コーポレーション 東証1部

PER(株価収益率)5.71倍、PBR(株価純資産倍率)0.55倍、配当利回り3.36%

 2022年2月10日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+958.2%の180.00億円、経常利益+156.3%の250.00億円と増収・増益の見通し。

 2017年6月20日の927円を高値とする下降トレンド(A)を形成し、この中で2018年12月25日に478円まで下げて2019年3月26日に674円まで反発し、8月15日に488円まで押し目を入れて、11月11日に594円の戻り高値をつけたところで、コロナ相場となり急落となって2020年3月19日に320円で底打ちとなりました。

 その後、自律反発してもみあったあと12月1日の348円を2点底に上昇トレンド(B)を形成し、約1年上昇を続け2021年11月16日に874円の年初来高値をつけ調整入りとなっています。

 2020年3月19日の320円で底打ちとなり、12月1日の348円を2点底とする上昇トレンド(B)の中で、2021年11月16日に874円の高値をつけ調整入りとなって今年の3月9日に680円まで下げて反発しており、12月1日の348円から11月16日の874円までの上昇幅の1/3押し(700円)を少し切ったところから反発しています。

 全体相場の下げを考えると1/2押しの612円から700円の間をさぐる展開も考えられます。

1969 高砂熱学工業  東証1部

PER(株価収益率)11.17倍、PBR(株価純資産倍率)0.93倍、配当利回り3.24%

 2022年2月10日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+12.2%の138.00億円、経常利益+7.9%の150.00億円の増収・増益の見通し。

 2018年7月30日に2,229円の高値をつけて下降トレンド(A)を形成し、この中で2018年12月25日に1,605円の安値をつけ反発してもみあったあと2019年8月15日に1,530円まで下げて、11月5日に2,024円の戻り高値をつけて、三角保ち合いのあと、コロナ相場となり急落となって2020年3月17日に1,400円でいったん底打ちとなり、6月15日に1,869円まで戻したあと再急落となって8月7日に1,370円で底打ちとなりました。

 ここでもみあったあと10月30日に1,375円まで下げ2点底となって上昇トレンド(B)へ移行しました。この上昇トレンド(B)は約1年続き、2021年9月14日に2,266円の高値をつけ、いったん調整入りとなっています。

 12月2日に1,840円まで下げて今年の2月17日に2,040円まで反発し、再下落となって3月8日に1,743円まで下げて下値模索中となっています。下げを確認したところから、まずリバウンド狙いとなります。

4548 生化学工業 東証1部

PER(株価収益率)13.86倍、PBR(株価純資産倍率)0.74倍、配当利回り3.34%

 2022年2月8日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+197.4%の45.50億円、経常利益+53.8%の46.50億円の増収・増益の見通し。

 2018年2月23日の2,236円を高値とする下降トレンド(A)を形成。この中で12月25日の1,099円、2019年4月18日の1,142円、8月28日の1,073円と3点底をつけ、11月8日に1,311円の戻り高値をつけたところで、その後のコロナ相場となって急落し、2020年3月13日の848円で底打ちとなりました。

 ここを安値に876~1,200円のボックス相場(B)の中の動きとなり、2021年5月25日に1,201円の高値をつけて、6月8日に1,049円まで押し目を入れて、ゆるやかな上昇トレンド(C)を形成していましたが、9月14日の1,162円を高値に下放れとなり、今年の3月8日に863円まで下げて、レンジの下限となって反発しかかっています。

 2020年3月13日の848円の底打ち後、876~1,200円のレンジの中で、1,000円を下値にもみあっていましたが、ゆるやかな上昇トレンド(C)のあとに下放れとなっています。しかし、この銘柄は前期の本決算発表前に上方修正しており反発が期待されます。

7513 コジマ 東証1部

PER(株価収益率)13.16倍、PBR(株価純資産倍率)0.74倍、配当利回り1.83%

 2022年1月11日発表。2022年8月期本決算予想は、前期比で営業利益▲43.6%の50.00億円、経常利益▲45.9%の50.00億円と7期ぶりの減収・減益の見通し。

 2016年9月21日の213円を安値とする、短期上昇トレンド(A)の中で、2019年2月25日の688円、4月15日の665円と2点天井をつけ、短期の下降トレンド(B)へ転換しました。

 この中で2019年9月3日に416円まで下げて2020年1月14日に570円の高値をつけたところで、コロナ相場に入り急落相場となって、これにツレ安し4月3日の304円で底打ちとなって、上昇トレンド(C)へ転換しました。この上昇トレンド(C)の中で、もみあいを入れて上昇を続け、2021年4月20日には946円の前年来高値更新となりました。

 その後、調整が続き4月3日の304円の安値から4月20日の946円の高値までの上昇幅の2/3押し(518円)水準でもみあって上放れとなりかかっています。

9306 東陽倉庫 東証1部

PER(株価収益率)8.99倍、PBR(株価純資産倍率)0.55倍、配当利回り2.99%

 2022年2月8日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+23.0%の13.00億円、経常利益+14.4%の20.00億円の増収・増益の見通し。

 2016年7月11日の209円を安値とする上昇トレンド(A)の中で、2018年2月27日に387円の高値をつけ、その後は上値を390円とし、下値は209円とする上向きの下値ライン(B)の中での中長期の動きが継続しています。

 2020年以降は、業績は好調で下値を300円とし、上値を390円とするレンジでの動きとなっており、300円水準まで下げると10~20%の上昇を狙うのにリスクは少ないと思われます。