9308 乾汽船 東証1部
PER(株価収益率)6.04倍、PBR(株価純資産倍率)2.3倍、配当利回り7.75%
2022年2月14日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+1,088.1%の121.83億円、経常利益+1,014.2%の121.50億円と4期ぶりの大幅な増収・増益の見通し。
株価が下げ基調なので逆行して物色されている銘柄に商品市況関連株があります。その筆頭が日本郵船を代表とする「海運株」です。2021年からスタートまで2年目です。大きく下げた銘柄や出遅れは狙っていけることになります。
乾汽船は、2020年7月6日の777円の安値から2021年7月21日の1,191円までゆるやかな上昇となっていましたが、ここから9月16日に2,937円まで急騰し、11月29日に1,962円まで押し目を入れ、今年の1月13日に2,679円まで戻りを試したあと、1月27日に2,145円まで下げ、ここから2月17日に3,685円まで再急騰し、2月25日に2,214円まで急落してもみあっています。リバウンドを狙うところです。
5195 バンドー化学 東証1部
PER(株価収益率)8.18倍、PBR(株価純資産倍率)0.49倍、配当利回り4.91%
2022年2月9日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+20.9%の65.00億円、経常利益はデータなしの増収の見通し。
2018年10月2日の1,396円の高値から12月25日に966円まで下げて反発し、2019年4月15日の1,209円を戻り高値に下降トレンド(A)へ転換しました。この下降トレンド(A)の中で、8月26日に772円まで下げて、11月8日の1,004円、12月17日の981円と2点天井をつけたところで、コロナ相場に突入して急落し、2020年3月13日に512円で底打ちとなりました。
ここを安値に3月30日に737円まで反発して三角保ち合い(B)を形成しました。この保ち合いが煮詰まったところで11月30日の561円を安値に上放れし、短期の上昇トレンド(C)へ移行し、この中で2021年9月14日に994円の年初来高値更新となり調整が続いています。信用期日に接近中ですので大きく下げればリバウンド狙いの買いチャンスとなります。
5121 藤倉コンポジット 東証1部
PER(株価収益率)4.64倍、PBR(株価純資産倍率)0.5倍、配当利回り4.15%
2022年2月9日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+249.8%の41.00億円、経常利益+182.6%の44.00億円と2期連続の増収・増益の見通し。
2016年6月24日の370円を安値とする上昇トレンド(A)の中で、2017年11月24日の1,070円で当面のピークをつけ、短期の下降トレンド(B)へ転換し、この中で2018年12月25日の390円、2019年6月3日の364円と2点底をつけ、ここから11月5日に543円まで上昇後、コロナ相場入りとなり急落となって2020年3月17日に290円で底打ちとなりました。
その後の10月30日の335円を2番底にして上昇トレンド(C)へ移行しました。この中で2021年9月24日に871円まで上昇し、11月11日に714円まで押し目を入れたあと再上昇となって、今年の1月13日に979円まで上昇して、大幅下落となって1/2押し水準まで下げてもみあっています。
8133 伊藤忠エネクス 東証1部
PER(株価収益率)9.59倍、PBR(株価純資産倍率)0.85倍、配当利回り4.33%
2022年1月31日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+6.0%の205.00億円、経常利益+5.8%の212.00億円と4期連続の増収・増益の見通し。
2017年10月10日の1,261円を高値に2018年3月26日に965円まで下げて反発し、9月25日の1,194円を戻り高値にして、下降トレンド(A)を形成しました。この中で2019年8月16日に764円まで下げて、2020年2月6日に994円の高値をつけたところで、コロナ相場に入り急落となって3月13日に716円で底打ちとなりました。
ここからの上昇トレンド(B)の中で、3月13日の716円、4月24日の770円、7月31日の799円と順上げの三点底をつけて大きく反発し、2021年3月22日に1,176円の年初来高値をつけ調整入りとなりました。
その後、7月8日に966円まで下げて9月14日に1,068円まで反発し、ここから12月1日に946円まで下げて反発するものの、1,068円を抜けきれないでいます。3月22日の信用期日を過ぎると動きやすくなります。
8141 新光商事 東証1部
PER(株価収益率)15.53倍、PBR(株価純資産倍率)0.71倍、配当利回り4.78%
2022年1月31日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+113.9%の33.00億円、経常利益+117.8%の34.00億円と4期ぶりの増収・増益の見通し。
2018年1月4日の1,098円(分割前2,196円)を高値とする下降トレンド(A)の中で、10月15日に724円(分割前1,448円)まで下げて、短期の上昇トレンド(B)へ移行し、この中で2019年3月20日の974円(分割前1,948円)、7月25日の986円(分割前1,972円)と2点天井をつけてもみあったあと、その後のコロナ相場で急落となって2020年3月17日に600円まで下げて底打ちとなりました。
ここから上昇トレンド(C)を形成し、この中で9月30日に938円まで上昇して戻り高値をつけ、2021年5月24日に719円の安値をつけて再上昇となって下降トレンド(A)を上にぬけ、12月16日に944円の年初来高値更新となって、今年の1月27日に827円まで下げ3月4日に989円の高値をつけています。
今年の1月27日に827円の安値をつけて3月4日に989円まで上昇し押し目を入れていますが、日経平均の急落にかかわらず下げは小さく、しっかりした動きとなっています。
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