7715 長野計器 東証1部

PER(株価収益率)10.72倍、PBR(株価純資産倍率)0.95倍、配当利回り2.2%

 2021年11月12日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+135.1%の33.90億円、経常利益+130.2%の34.80億円と4期ぶりの増収・増益の見通し。

 2018年5月21日の1,507円からの下降トレンド(A)の中で、12月25日の703円、2019年6月3日の655円、8月28日の628円と3点底をつけて反発し、2020年1月24日に1,083円まで上昇し、その後、コロナ相場に巻き込まれて急落となり、3月13日の613円で底打ちとなりました。

 ここからの反発で5月29日に1,069円まで上昇後、小さな三角保ち合いをつくって下放れし、10月30日の760円の安値から上昇トレンド(B)を形成しています。

 この中で2021年4月11日に1,296円まで上昇して8月20日に1,007円まで押し目を入れ急角度の上昇トレンド(C)に移行して、11月22日に1,859円の年初来高値更新となりました。ここから調整入りとなり、2022年1月28日の1,215円まで下げて落ち着きどころを探しています。

※2020年3月13日の613円を底値とする上昇で、2021年11月22日の1,859円までの上昇幅の1/3押しが1,444円、1/2押しが1,236円となります。1/2押し水準まで下げており下げ止まる可能性があります。

7246 プレス工業 東証1部

PER(株価収益率)6.29倍、PBR(株価純資産倍率)0.45倍、配当利回り4.96%

 2021年11月5日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+151.9%の120.00億円、経常利益+133.4%の117.00億円と3期ぶりの増収・増益の見通し。

 2017年11月9日の742円、2018年7月24日の728円を2点天井にして反落し、10月26日の479円、12月25日の478円とダブル底をつくり、ここから2019年2月6日に649円まで戻り高値となって下降トレンド(A)を形成しました。

 この下降トレンド(A)の中で8月15日に407円まで下げ、11月11日に503円まで上昇したところで、コロナ相場に巻き込まれて急落となり、2020年4月6日に194円で底打ちとなりました。ここから4月30日に271円まで自律反発し、5月20日に232円まで押し目を入れて上昇トレンド(B)へ移行しました。

 この上昇トレンド(B)の中で、2021年10月5日の322円の安値から上放れとなって、11月9日に434円まで上昇後、12月22日に375円まで押し目を入れて2022年1月12日に456円の年初来高値をつけて今年の1月27日に367円まで下げて、少し戻しています。

1968 太平電業 東証1部

PER(株価収益率)7.35倍、PBR(株価純資産倍率)0.68倍、配当利回り3.64%

 2021年11月11日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+18.9%の88.00億円、経常利益+28.5%の107.00億円の増収・増益の見通し。

 2019年後半からのコロナ相場で、11月8日の2,639円、2020年2月10日の2,747円の2点天井をつけて急落となり、3月13日に1,852円で底打ちとなり、上昇トレンド(A)を形成しています。

 この中で8月5日の2,089円を2点底にして、2021年3月17日に2,844円まで上昇し、ここから5月17日に2,489円まで押し目を入れ、三角保ち合いのあと上放れし、9月14日に2,990円と年初来高値をつけました。ここから11月29日に2,599円まで下げて反発し、12月16日に2,915円まで上昇して2番天井をつけ下落となっています。

 ここから大きく下げており、再び買いチャンスと思われます。

4188 三菱ケミカルホールディングス 東証1部

PER(株価収益率)6.25倍、PBR(株価純資産倍率)0.91倍、配当利回り3.55%

 2022年2月3日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+623.9%の3,440.00億円、経常利益+896.7%の3,280.00億円と4期ぶりの増収・増益の見通し。

 2016年6月28日の437円の安値からの上昇トレンド(A)の中で、2018年1月9日に1,320円まで上昇し、ここをピークに下降トレンド(B)へ転換しました。

 この下降トレンド(B)の中で、2019年5月14日の696円、8月26日の699円と2点底をつけて、11月8日に888円まで上昇したところでコロナ相場入りとなり、ここから急落となって2020年3月13日に547円まで下げて、いったん底打ちとなりました。

 ここから3月27日に683円まで自律反発してもみあいとなり、7月31日の565円、11月5日の543円を2点底にして上昇トレンド(C)へ転換しました。この上昇トレンド(C)の中で、2021年9月14日に1,063円の戻り高値をつけ、12月2日の810円、12月14日の823円と2点底となって反発しているところです。

5408 中山製鋼所 東証1部

PER(株価収益率)4.87倍、PBR(株価純資産倍率)0.28倍、配当利回り3.56%

 2022年2月4日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+239.7%の80.00億円、経常利益+162.7%の70.00億円と4期ぶりの増収・増益の見通し。

 2016年11月9日の581円を安値とし、2017年3月2日の818円を高値とする三角保ち合い(A)を形成し、この中で2018年5月17日の777円の高値から下放れし、7月11日に620円まで下げ、いったん9月27日に749円まで反発したあと、下降トレンド(B)へ転換しました。

 この中で12月25日の446円、2019年6月4日の451円、8月29日の428円と3点底をつけて、12月12日に596円まで上昇したあと、コロナ相場となって急落し、2020年3月13日の314円で底打ちとなりました。その後、3月27日に438円まで自律反発したあと、8月5日に332円まで下げて、ゆるやかな上昇トレンド(C)へ移行しました。

 この上昇トレンド(C)の中で、2021年5月10日に491円の高値をつけて、7月20日に385円まで押し目を入れて再上昇となり、8月31日に549円の年初来高値更新となり調整に入りました。12月1日に412円で調整完了となり、2022年1月17日に505円まで反発して下落し、押し目買いとなっています。