5803 フジクラ 東証1部

PER(株価収益率)10.82倍、PBR(株価純資産倍率)0.9倍、配当利回り-%

 2021年11月8日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+22.8%の300.00億円、経常利益+38.7%の255.00億円と2期連続の増収・増益の見通し。

 2018年1月23日の1,184円をピークに3月26日に684円まで急落し、5月21日に853円まで自律反発したあと、下降トレンド(A)へ移行しました。この中で2019年6月3日の343円、8月15日の322円と2点底をつけて、10月31日の512円、12月16日の496円と2点天井をつけたところで、コロナ相場に巻き込まれて急落し、2020年3月13日に245円で底打ちとなりました。

 ここからゆるやかに上昇しながらもみあい6月9日に351円の高値をつけて、10月30日に273円まで下げて2点底の形となり、上昇トレンド(B)へ移行しています。この上昇トレンド(B)の中で、2021年5月10日に598円まで上昇して、6月21日に451円まで押し目を入れ再上昇となって、9月16日に723円の年初来高値更新となりました。

 ここから調整入りとなり、12月20日に538円まで下げて2022年1月17日に630円まで反発してもみあいに入っています。

6817 スミダコーポレーション 東証1部

PER(株価収益率)9.01倍、PBR(株価純資産倍率)0.72倍、配当利回り2.82%

 2021年10月29日発表。2021年12月期本決算予想は、前期比で営業利益+93.8%の55.00億円、経常利益+185.7%の42.00億円と5期ぶりの増収・増益の見通し。

 2019年4月19日の1,748円を高値とする下降トレンド(A)の中で、8月29日に945円まで下げて12月9日に1,408円まで反発するも、その後のコロナ相場にツレ安して急落となり、2020年4月6日に533円で底打ちとなりました。

 その後8月4日の611円の2番底からの反発で下降トレンド(A)を上にぬけて12月11日に1,169円まで上昇し、2021年3月5日に946円まで押し目を入れて、ゆるやかな上昇トレンド(B)を形成しています。この中で、3月18日に1,204円まで上昇し、5月13日に952円まで下げて、短期の上昇トレンド(C)を形成しました。

 この上昇トレンド(C)の中で、8月2日に1,520円の年初来高値更新となって調整入りとなり、10月5日に1,132円まで下げて10月20日に1,409円まで戻し、再下落となって12月1日に1,088円まで下げてもみあっています。そして2022年1月25日に984円まで下げて一段安となって1,000円を割り込みました。

 2021年8月2日の1,520円をピークとするならば、6カ月の信用期日を待って出直るとすれば、信用期日の2022年2月2日までは底値確認の可能性があります。

5658 日亜鋼業 東証1部

PER(株価収益率)9.19倍、PBR(株価純資産倍率)0.30倍、配当利回り2.87%

 2021年11月11日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+27.5%の19.00億円、経常利益+19.7%の23.00億円の増収・増益の見通し。

 2016年6月24日の201円を安値とする上昇トレンド(A)の中で、2018年1月30日の396円、2019年3月13日の406円と2点天井をつけて、8月28日に266円まで下げて、11月12日に374円まで上昇してもみあい、さらに一段の上昇となって2020年1月28日に385円でピークとなり、その後、コロナ相場に突入し、ここから急落となって3月13日に206円で底打ちし、3月24日に293円まで自律反発しました。

 ここから4月6日に226円まで下げて上昇トレンド(B)へ移行し、この中で2021年3月17日に334円の戻り高値をつけました。そして8月24日に286円まで下げて9月16日に325円まで反発し、12月1日に261円まで下げてもみあって反発しかかっています。

5957 日東精工 東証1部

PER(株価収益率)9.63倍、PBR(株価純資産倍率)0.67倍、配当利回り2.87%

 2021年11月10日発表。2021年12月期本決算予想は、前期比で営業利益+145.6%の32.00億円、経常利益+132.7%の33.00億円と3期ぶりの増収・増益の見通し。

 2018年4月24日の832円を高値とする下降トレンド(A)の中で、2019年1月11日の453円、8月13日の481円を2点底にして反発し、11月29日に676円の高値をつけ、ここをピークにコロナ相場に巻き込まれ急落となって2020年3月13日に345円で底打ちとなりました。

 その後3月30日に543円まで自律反発となり、7月3日に402円まで下げて400~500円のボックス相場入りとなりました。この中で2021年1月4日の440円を安値にボックス相場の上放れとなり、2月24日に762円の長い上ヒゲを出して、5月13日に516円まで下げ、9月16日に721円の戻り高値となりました。

 ここから調整入りとなって落ち着きどころを探しています。戻り高値からの信用期日が3月16日になりますので、その間に買いチャンスがくると思われます。

※2020年の安値3月13日の345円から2021年9月16日の721円の高値までの上昇幅の1/2押しが533円ですので500円水準まで下げていれば買い有利といえます。

7987 ナカバヤシ 東証1部

PER(株価収益率)8.26倍、PBR(株価純資産倍率)0.52倍、配当利回り4.3%

 2021年11月10日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+3.9%の26.50億円、経常利益2.5%の31.00億円と3期連続の増収・増益の見通し。

 2016年11月9日の448円(併合前224円)を安値に2017年12月29日に765円まで上昇し、押し目を入れて2018年6月15日の744円を戻り天井にして再下落となり、2018年12月25日の478円、2019年5月14日の473円と2点底をつけて反発となり、2020年2月10日に644円で高値をつけたあと、コロナ相場に巻き込まれて急落となり、3月17日に429円で底打ちとなりました。

 ここから短期の上昇トレンド(A)を形成し、9月28日に700円の当面の高値をつけ、11月4日に590円まで押し目を入れて反発し、2021年3月19日に675円まで戻して下値模索となり、12月1日に480円まで下げて戻りを試す動きとなっています。