7283 愛三工業 東証1部

PER(株価収益率)7.63倍、PBR(株価純資産倍率)0.59倍、配当利回り3.42%

 2021年10月28日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+101.8%の100.00億円、経常利益+100.6%の100.00億円と4期ぶりの増収・増益の見通し。

 2018年2月5日の1,469円を高値とする下降トレンド(A)の中で、12月25日に658円まで下げてもみあって2019年8月26日の654円を2点底にして、11月11日に972円まで上昇し、その後、コロナ相場に巻き込まれ急落局面に入って2020年3月23日に412円まで下げて底打ちし、ゆるやかな上昇トレンド(B)の中で、7月31日の435円、11月30日の432円と3点底をつけて、短期の急角度の上昇トレンド(C)へ転換しました。

 この上昇トレンド(C)の中で、2021年7月27日に987円の年初来高値をつけ8月20日に791円まで押し目を入れ、下向きの先細り三角形(D)となったあと、1月21日に697円まで下げて反発に転じています。

6480 日本トムソン 東証1部

PER(株価収益率)10.94倍、PBR(株価純資産倍率)0.75倍、配当利回り2.01%

 2021年11月12日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+1,012.3%の51.00億円、経常利益+2,344.4%の55.00億円と3期ぶりの大幅な増収・増益の見通し。

 2018年5月23日の1,053円の高値からの下降トレンド(A)の中で、12月26日に437円まで下げ、2019年2月14日の601円まで反発したあと、下降トレンド(B)へ移行しました。

 この下降トレンド(B)の中で12月27日に524円まで上昇したところで、コロナ相場に巻き込まれ急落局面にツレ安し、2020年3月13日の290円で底打ちし、7月31日の302円、11月30日の328円と3点底をつけました。

 この3点底からの急反発で2021年3月23日の715円、5月11日の719円と2点天井をつけて反落し、10月14日の517円を安値に11月17日に758円まで上昇して年初来高値更新となりました。

 ここから12月21日に618円まで下げて反発してもみあっています。1月末に向けて日経平均の調整があれば、再度下値を確認する動きとなる可能性があります。

6742 京三製作所 東証1部

PER(株価収益率)2.23倍、PBR(株価純資産倍率)0.68倍、配当利回り4.06%

 2021年11月12日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+163.6%の32.00億円、経常利益+128.4%の38.00億円と4期ぶりの増収・増益の見通し。

 2018年5月21日の854円を高値とする急角度の短期の下降トレンド(A)の中で、12月25日に364円まで下げ、2019年1月25日に454円まで反発して再下落となり、6月3日の337円、8月29日の330円を2点底にして、12月27日の648円、2020年2月10日の640円を2点天井にして、コロナ相場に巻き込まれて急落局面に入り、3月13日の345円で当面の底打ちとなって、三角保ち合い(B)を形成しました。

 この中の煮詰まってきたところで、2021年9月24日の553円の高値から12月1日に426円の安値まで下げてもみあい下値を探る動きとなっています。

 2019年12月27日の648円をコロナ相場の高値とし、2020年3月13日の345円を安値とするコロナ相場の底打ちからの三角保ち合い(B)の中で、煮詰まってきたところの2021年9月24日に553円の高値から12月1日に426円の安値をつけてもみあっており、下値を確認する動きとなっています。

 日経平均も下値を確認するのに1月下旬までかかるとすれば、それに合わせた下値確認の動きとなる可能性もあります。

3023 ラサ商事 東証1部

PER(株価収益率)6.97倍、PBR(株価純資産倍率)0.61倍、配当利回り5.21%

 2021年12月17日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益▲8.7%の20.00億円、経常利益▲8.1%の22.00億円と減収・減益の見通し。

 2012年10月30日の345円を安値とする上昇トレンド(A)の中になります。この中で2016年6月16日の450円を安値とする短期上昇トレンド(B)を形成し、2017年10月31日の1,159円で当面のピークとなりました。

 ここからの調整で2020年3月13日に697円のコロナ相場での底打ちとなって反発し、2020年1月21日の1,051円を高値とし、3月13日の697円を安値とする三角保ち合いを形成し、保ち合いの上半分の10月16日の861円、2021年11月30日の853円を2点底にしてもみあっています。

 2020年1月21日の1,051円を高値に三角保ち合いとなって、約2年間、好業績で高配当のままでもみあっており、上放れれば大きいですが時間がかかりそうなので、下げれば欲張らず多少の上昇益と高配当狙いとなります。リスクを少なくする人の投資といえます。

4471 三洋化成工業 東証1部

PER(株価収益率)12.74倍、PBR(株価純資産倍率)0.80倍、配当利回り3.27%

 2021年11月5日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+13.1%の135.00億円、経常利益+12.5%の135.00億円と3期ぶりの増収・増益の見通し。

 2019年5月30日の5,970円の高値から8月6日に4,355円まで下げ、12月17日に5,690円まで上昇したところで、コロナ相場に巻き込まれ急落となって、2020年3月17日に3,425円で底打ちとなりました。

 ここから上昇トレンド(A)に転換し、5月28日の5,060円、10月6日の5,250円と2点天井をつけて、10月30日に4,395円まで押し目を入れ、12月25日に5,970円まで上昇して、三角保ち合い(B)となりました。

 この中で煮詰まって2021年7月9日の5,150円を安値に9月8日に6,330円の年初来高値更新となり、12月1日に5,060円まで下げて今年の1月5日に5,460円まで反発してもみあっています。