今日のレンジ予測
[本日のドル/円]
↑上値メドは114.55円
↓下値メドは113.05円
[BOE] FRBの先を進むイングランド銀行。2月にバランスシート縮小を発表か
[気候変動] EUが炭素国境税を「公害輸出国に対する「貿易兵器」として使用する」と宣言
[中国] 中国政府がレアアース生産の統制強化、70%を国が一括管理
21日(金曜)のドル/円は「円高」。24時間のレンジは113.61円から114.15円。値幅は0.54円。
オミクロン感染、高インフレと大幅利上げ、さらに地政学リスクの不安で投資家心理は後ろ向きになり、金曜日のNY株式市場のダウ平均株価は▲450.02ドル下げて6日続落となりました。
2022年の15営業日目は114.10円からスタート。高値は、東京時間朝につけた114.15円。上値は重く、高値は3営業日連続で前日を下回りました。午前のうちに113円台に落ちると夜遅くには113.61円をつけて安値としました。終値は113.69円(前日比▲0.44円)。
レジスタンスは、114円ちょうど、その上は200時間移動平均の114.43円。
サポートは、1月14日安値113.48円、その下は112.82円
今週の大注目はFOMC(米連邦公開市場委員会)。26日(日本時間27日明け方)に政策発表とパウエル議長の記者会見が行われます。今回1月の会合では、FOMCのメンバーが、金融引き締めをどの程度早く実行したいかを確認する場となります。
もしFOMCメンバーが慎重な姿勢をとり、第2四半期のインフレ率低下を待つという選択肢を残すのであれば、3月に0.5パーセントの利上げを行うという憶測は後退し、安心感から株式市場は大きく反発する可能性があります。
主要指標 終値
今日の為替ウォーキング
今日の一言
終わってしまったからといって嘆くのでなく、それを経験できたことを喜ぼう
Who Let The Dogs Out
新型コロナは、パンデミック(世界的な感染)から、エンデミック(インフルエンザのように特定周期で繰り返し発生する感染)へ。海外では新型コロナをこのように評価する動きが広がっています。新型コロナを撲滅するのではなく、共存しようとする考えです。
新型コロナに対する過剰な恐怖が薄らぎ、世の中が通常に戻るにしたがって、金融市場も通常に戻っていく。つまり、買われすぎていた資産は売られ、売られすぎていた資産は買われるのです。昨年1.15%まで低下した米長期金利は1.8%まで戻っていますが、これは異常現象ではなく、コロナ前の水準に戻っただけのことです。ドルも、他の資産と同じように通常に戻る。買われすぎていたドルは売られることになります。
2020年3月、新型コロナのパンデミックが発生した時に、ドル/円は101円から112円近くまで10円以上も急騰しました。現金を手元に持っておきたい人がドル買いに殺到した有事のドル買いといわれています。当時の動きをバカバカしいと思えるなら、それだけ世界が通常に戻ったということです。
今週の 重要経済指標
今日の注目通貨:ドル/円
今週の予想レンジ ↑115.46円 ↓112.56円
今週のドル/円のピボット(ブルベア判断の分かれ目)は114.01円。
114.01円より上ならばドル買い優勢、114.01円より下ならばドル売り優勢。
2022年現時点の高値は116.35円、安値は113.48円。平均値は114.92円。
1日の最大値幅は1.10円、平均値幅は0.67円。
年初からの値幅は2.87円。昨年終値比1.38円の円高。
116.35円 : 01月 高値
116.02円 : 第4レジスタンス(HBO)
115.46円 : 第3レジスタンス
115.25円 : 01月 61.8%
114.92円 : 01月 平均値
114.91円 : 第2レジスタンス
114.74円 : 第1レジスタンス
114.58円 : 01月 38.2%
114.01円 : ピボット
113.48円 : 01月 安値
113.29円 : 第1サポート
113.11円 : 第2サポート
112.56円 : 第3サポート
112.00円 : 第4サポート(LBO)
2022年 ドル/円データ
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