4182 三菱瓦斯化学 東証1部

PER(株価収益率)7.8倍、PBR(株価純資産倍率)0.71倍、配当利回り4.27%

 2021年11月5日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+19.1%の530.00億円、経常利益+35.4%の680.00億円と2期連続の増収・増益の見通し。

 2018年1月5日の3,555円を高値とする下降トレンド(A)の中で、2019年8月26日に1,181円の安値をつけ、下降トレンド(A)を上にぬけて2020年2月6日に1,876円まで上昇しました。

 しかし、コロナ相場のもみあいの中で、ここを目先のピークに急落局面でツレ安し、3月23日に1,051円まで下げて底打ちとなりました。ここから上昇トレンド(B)に転換し、この中で2021年3月29日に2,858円まで上昇し、ここをピークに調整入りとなって、下降トレンド(C)へ転換しました。

 この中で8月27日に1/2押しの1,973円まで下げて、9月14日に2,519円まで反発するものの、日経平均の下落にツレ安し、12月2日に1,842円まで下げてもみあっています。好業績、高配当の下げ過ぎ銘柄のリバウンド狙い。

3245 ディア・ライフ 東証1部

PER(株価収益率)6.07倍、PBR(株価純資産倍率)1.28倍、配当利回り6.60%

 2021年11月12日発表。2022年9月期本決算予想は、前期比で営業利益は現時点でデータなし、経常利益+21.5%の50.00億円の増益の見通し。

 現在のチャートは、2015年7月3日の750円(分割前3,000円)を高値とし、2016年2月24日の284円を安値とする大きな三角保ち合いの中の動きとなっています。この中で2016年6月24日の278円を安値に上昇トレンド(C)を形成し、2018年1月15日に723円まで上昇しました。

 ここから12月25日に362円まで下げて反発し、2019年10月16日の481円から2020年1月15日に620円の高値をつけたところで、コロナ相場に巻き込まれて急落局面にツレ安し、3月19日に328円まで下げて当面の底打ちとなりました。

 その後、9月10日に586円まで上昇し、10月29日に373円まで再下落となって、短期の上昇トレンド(D)へ転換しています。この上昇トレンド(D)の中で、2021年11月16日に661円まで上昇し、ここから日経平均の下落にツレ安して12月2日に516円まで下げたところです。

2379 ディップ 東証1部

PER(株価収益率)43.95倍、PBR(株価純資産倍率)6.78倍、配当利回り1.55%

 2021年10月14日発表。2022年2月期決算予想は、前期比で営業利益+5.3%の77.00億円、経常利益+12.3%の73.00億円の増収・増益の見通し。

 2020年2月10日の3,700円の高値からの急落で、4月3日に1,480円で底打ちし、上昇トレンド(A)へ移行。この中で5月26日に2,894円まで自律反発し、11月2日の1,961円まで押し目を入れて上昇トレンド(B)へ移行しました。この中で今年の11月18日に4,930円まで上昇し、調整入りとなって12月20日に3,665円まで下げています。来期好業績となっています。

3315 日本コークス工業 東証1部

PER(株価収益率)5.69倍、PBR(株価純資産倍率)0.69倍、配当利回り3.94%

 2021年11月5日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+60.0%の112.00億円、経常利益+65.8%の107.00億円と2期連続の増収・増益の見通し。

 2011年1月19日の184円を高値とする下降トレンド(A)の中で、2016年6月16日に60円の安値をつけて反発に転じ、2017年11月6日の137円、2018年1月10日の138円とダブル天井をつけました。

 ここから3月5日に107円まで押し目を入れ、5月21日の125円まで反発したあと大幅下落となり、特にこの中で12月25日に81円まで下げて、2019年2月5日に103円まで反発し再下落となって、10月31日の87円の高値からは、コロナ相場に巻き込まれて急落となり、2020年3月13日に51円まで下げて底打ちとなりました。

 ここからもみあって上昇トレンド(B)へ移行し、2021年10月4日に162円の年初来高値をつけました。ここからの調整で11月29日に1/3押しを下回る121円まで下げてもみあっているところです。

6448 ブラザー工業 東証1部

PER(株価収益率)10.89倍、PBR(株価純資産倍率)1.13倍、配当利回り2.7%

 2021年11月8日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+82.5%の780.00億円、経常利益+81.6%の780.00億円と3期ぶりの増収・増益の見通し。

 2017年11月9日の3,135円を高値とする下降トレンド(A)を形成し、この中で3点底をつけて上放れの形となっています。

 まず、3,135円の高値からの下降トレンド(a)の中で、2019年1月4日の1,517円を1点目の底、ここからの上昇で12月16日に2,353円、2020年2月7日の2,364円とコロナ相場で2点天井をつけて急落し、3月17日の1,380円が2点目の底となり、さらにここから6月4日に2,166円まで上昇して10月21日に1,530円の安値をつけ、ここが3点目の底となりました。

 ここからの上昇で下降トレンド(A)を上にぬけて2021年3月29日に2,592円まで上昇し、5月13日に2,070円まで押し目を入れてもみあい、9月16日の2,622円を2番天井にして下落し、12月3日に1,937円まで下げて反発しているところです。