今日のレンジ予測
[本日のドル/円]
↑上値メドは114.15円
↓下値メドは113.20円
[トルコ] エルドアン大統領「神の思し召しによりトルコリラは間もなく安定する」
ドル/円は、「円高」。高値114.25円、安値113.56円、1日の値幅0.69円。
FOMC(米連邦公開市場委員会)が、早ければ「半年以内に利上げする」考えを示したことで、オミクロン変異株ニュース後初めて114円台に戻したドル/円。この日は114.00円からスタート。東京時間昼前に114.25円まで上昇しましたが、FOMC後の高値(114.27円)の手前であえなくストップ。
この日行われたBOE(イングランド銀行)、ECB(欧州中央銀行)の2021年最後の政策会合は「タカ派的」内容。BOEはFRB(米連邦準備制度理事会)に先駆け利上げを決定し、ECBは量的緩和を来年3月以降ほぼ半減する計画。ドルは売られ、しばらく114円台にとどまっていたドル/円も連れて夜遅くに113円台に入ると113.56円まで下落。その後も114円台には戻れず、終値は113.69円(前日比▲0.36円)。
FOMCでドル高に動いたあと、BOE、ECBの結果が出て、この日のマーケットはドル安の動きになりました。そして今日は大トリ、日銀金融政策決定会合です。
主要指標 終値
今日の為替トレッキング
今日の一言
同じタイミングで相場に挑んでも、結果を出せる人と出せない人がいる。それは、相場環境を認識する力が違うからである。
Bridge Over Troubled Water
FRBの、「やるときは、やるぜ」。
FRBは2021年最終となる12月のFOMC(米連邦公開市場委員会)会合において、1月から緩和縮小のペースを毎月150億ドルから300億ドルに倍増することを決定しました。国債と住宅ローン関連の証券を合わせて月額1,200億ドルの量的緩和は、4カ月後の来年3月末には終了します。FRBは、膨張したバランスシートを安定した状態に戻すために走り出しました。
緩和縮小のペースを速める理由について、FOMCは次のような声明を出しています。「最近の雇用市場は堅調で、失業率が著しく低下するなかで、インフレは想定以上の期間にわたって目標を上回っている。」
米国経済は予想を遥かに上回るスピードで回復し、これ以上量的緩和という助けは必要しない、ということです。インフレについては、これまでの見解を完全に変更。雇用対策よりもインフレ抑制を優先することを決めました。
緩和縮小だけではなく、利上げも前倒しされる可能性が高くなりました。ドットチャートによると、2022年3回、2023年3回、2024年2回の計8回が予想されています。
今日の注目通貨:ドル/円
予想レンジ ↑114.52円 ↓112.25円
ドル/円のピボット(ブルベア判断の分かれ目)は113.55円。
113.55円より上ならばドル買い優勢、113.55円より下ならばドル売り優勢。
2021年これまでの高値は115.52円、安値は102.59円。平均値は109.06円。
1日の最大値動きは2.32円、最小値動きは0.18円。平均値動きは0.59円。
2021年のこれまでの値幅は12.92円。
115.52円 : 2021年 高値
115.51円 : 2017年 03月 高値
115.10円 : 第4レジスタンス(HBO)
114.67円 : 第3レジスタンス
114.27円 : 12月 高値
114.24円 : 第2レジスタンス
114.11円 : 第1レジスタンス
113.62円 : 12月 61.8%
113.41円 : 12月 平均値
113.55円 : ピボット
113.21円 : 12月 38.2%
112.97円 : 第1サポート
112.84円 : 第2サポート
112.56円 : 12月 安値
112.41円 : 第3サポート
111.98円 : 第4サポート(LBO)
2021年 ドル/円データ
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