5208 有沢製作所 東証1部

PER(株価収益率)11.38倍、PBR(株価純資産倍率)0.66倍、配当利回り5.75%

 2021年10月28日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+5.8%の33.00億円、経常利益+3.4%の37.00億円と2期連続の増収・増益の見通し。

 2017年12月21日の1,349円、2018年6月5日の1,350円をダブル天井とし、2018年12月25日の655円を安値とする三角保ち合いの中で、2019年9月17日に1,089円まで上昇し、少しもみあって10月29日の1,148円、2020年1月22日の1,119円と2点天井をつけたところで、コロナ相場に巻き込まれ急落局面に追随して3月13日に680円まで大幅下落となりました。

 ここを安値に800円をはさんだもみあいとなり、7月30日の747円を安値に上放れとなって2021年3月16日に1,118円の年初来高値となりました。ここからの調整で6月21日の858円、10月5日の844円と2点底をつけて11月1日に994円まで上昇し、押し目を形成しています。

5976 高周波熱錬 東証1部

PER(株価収益率)9.19倍、PBR(株価純資産倍率)0.38倍、配当利回り4.52%

 2021年11月5日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+258.7%の33.00億円、経常利益+150.8%の37.00億円と4期ぶりの増収・増益の見通し。

 2018年1月4日の1,290円をピークに調整入りとなり、7月6日に917円まで下げたところでいったん反発し、10月2日に1,197円の戻り高値をつけ、ここから下降トレンド(A)を形成しました。

 この中で12月25日の739円、2019年8月26日の754円と2点底をつけて10月30日に991円まで上昇し、もみあって2020年2月6日に933円の高値をつけたところで、コロナ相場に巻き込まれ急落局面に追随し、3月13日に502円まで下落しました。

 ここから3月27日に759円まで自律反発したあと再下落となり、12月1日に432円まで下げて底打ちとなり、上昇トレンド(B)へ移行しています。この中で2021年3月19日に681円まで上昇後、7月9日に526円まで押し目を入れ再上昇となって、9月8日に721円の年初来高値更新となって調整入りとなって、この721円をピークに大きく調整しています。

5334 日本特殊陶業 東証1部

PER(株価収益率)7.96倍、PBR(株価純資産倍率)0.83倍、配当利回り5.03%

 2021年10月27日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+44.5%の685.00億円、経常利益+29.8%の675.00億円と4期ぶりの増収・増益の見通し。

 2018年9月21日の3,405円を高値とする下降トレンド(A)の中で、2019年8月26日に1,730円まで下げたところで、いったん反発となるが11月11日に2,316円まで上昇したところでコロナ相場に巻き込まれ、もみあって急落となり、2020年3月19日に1,249円で底打ちとなりました。

 その後7月31日の1,407円を2点底にして2021年2月5日に2,154円まで上げ、7月9日に1,559円まで調整を入れて反発に転じ、11月24日に2,007円まで上昇後、押し目を入れています。好業績、高配当銘柄です。

9302 三井倉庫ホールディングス 東証1部

PER(株価収益率)4.94倍、PBR(株価純資産倍率)0.84倍、配当利回り3.01%

 2021年11月4日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+16.1%の205.00億円、経常利益+16.6%の201.00億円と2期連続の増収・増益の見通し。

 2019年8月6日の1,332円を安値とする反発で11月27日に2,044円まで上昇し、2,000円をはさんでもみあいとなって12月30日に2,094円の高値をつけたところで、コロナ相場に巻き込まれ急落局面となって2020年3月17日に1,136円まで下げて底打ちとなりました。

 ここからの上昇トレンド(A)の中で、7月31日の1,435円を安値に上昇角度の大きい上昇トレンド(B)へ移行しました。この上昇トレンド(B)の中で、2021年2月2日に2,488円まで上昇後、3月3日に2,125円まで下げて2,200円をはさんだもみあいとなり、4月27日の2,145円を安値に上放れとなって9月14日に2,880円と年初来高値更新となりました。

 ここから調整入りとなり、10月14日の2,246円と1/3押し水準まで下げて、11月4日に2,510円まで反発し、再び1/3押し水準まで下げています。2,150円は当面の下値のフシとなるところです。

6928 エノモト 東証1部

PER(株価収益率)7.53倍、PBR(株価純資産倍率)0.63倍、配当利回り2.98%

 2021年10月29日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+21.6%の19.00億円、経常利益+21.7%の19.00億円と3期連続の増収・増益の見通し。

 2018年2月2日の2,080円を高値とする下降トレンド(A)の中で、2019年6月4日の700円で底打ちし、12月24日に1,539円まで上昇して、その後、コロナ相場の急落局面で2020年3月13日に692円まで下げてダブル底を形成しました。

 ここから上昇トレンド(B)へ転換し、この上昇トレンド(B)の中で、8月3日の930円を安値に2021年4月9日に2,380円の年初来高値をつけました。ここから大きな調整となって1/2押しの1,540円を下回って8月23日に1,480円まで下げて反発に転じ、10月29日に2,035円まで戻して再下落となっています。