2021年10月末時点のポイント投資資産「213万8円」!

 こんにちは、ポイント投資を実践している、まつのすけです。楽天ポイントを使ったポイント投資で300万円を目指しています。

 2021年10月末時点での、ポイント投資で得た資産を発表しましょう! 前半は株価が暴落したところで好業績銘柄を押し目買いし、選挙前にクローズしたのが大きな成果を生みました。投資信託も堅調で、暗号通貨は大幅上昇。

 ポイント投資で得た資産は、10月末時点で合計213万8円。あと100万円をきりました! これは、よもやよもや、年内に…なんてこともあるかもしれません! 9月末の残高と比較してポイント投資による資産額は+32万1,994円となりました。

10月にゲットした楽天ポイントは8,838ポイントで、そのうち、投資に使える通常ポイントは6,052ポイントでした。また、今月に入ってから先月分として3,703ポイントが反映。今月は大ヒットの個別株で大幅に資産が増加!

2021年10月の概況&好成績銘柄TOP3!

 今月は決算が好調なのに上旬の株価調整局面で大幅下落した銘柄を押し目買いしたことが奏功しました。投資信託は数%程度の上昇で、ビットコインは約+46%と大高騰!

 総選挙では激戦区が多いと報じられており、結果が大きく振れる可能性があるため、日本株はバリュー銘柄や成長銘柄に絞りました。ただ、衆院選の動向とは無関係に、今はアメリカへの投資が無難だと考えて、米国株に連動するETF(上場投資信託)を購入。選挙後はトレンドを見てポジションを調整したいと思います。株式で成績が良かったのは、以下3銘柄です。

フェローテックホールディングス(6890)
騰落率: 33.44%
 半導体関連設備や部品を製造販売している会社です。8月に良好な決算&増配を発表して、一時大きく株価が上昇していましたが、市況に引きずられて大きく株価が調整したので、押し目買いを実行。首尾よく大幅に上昇したので、*利食い千人力の観点で総選挙前に利益確定しました。

*利食い千人力とは…投資の利益は確定しない限り実際の利益にならない、だから欲張らずに早めの利益確定をすべしと教える格言

丸順(3422)
騰落率: 8.87%
 岐阜県にある、中国やタイ向けに自動車用プレス部品を製造輸出している会社です。低PBR(株価純資産倍率)・低PER(株価収益率)のバリュー銘柄。先月に謎の大幅下落をしたところで購入していました。10月末にかけてリバウンドし、選挙動向も不透明なので利益確定しました。

アイフル(8515)
騰落率: 6.47%
 おなじみの金融関連会社。10月前半は市況が軟調な中、不思議と好調でした。ここ数カ月は高値ブレイクできず*ボックス相場となっており、市況が不安定だったので、**大陽線が出たところで売却しました。ウオッチリストには登録して、また妙味があるタイミングがあれば購入したいと考えています。

 ポイント投資で購入し、今も保有している投資信託では、10月はテスラの組入比率が大きいFANG+やアクティブ投信、NASDAQ-100、NASDAQ次世代50が好調でした。他方、日本株主体のアクティブ投信は下落しました。

*ボックス相場とは…箱の中に入ってしまったかのように、高値と安値が一定の範囲内を行き来していて膠着(こうちゃく)している値動きの状態

**大陽線とは…始値から終値までの上昇幅を示すローソク足で、赤い色のローソク足を一日の間で株価が上がった場合は「陽線」といいます。特にこの幅が長いものを大陽線という。

▼ポイントで買って保有している投資信託・騰落率ランキング

iFreeNEXT FANG+インデックス 12.03%
iFreeNEXT NASDAQ100インデックス 8.59%
iFreeNEXT NASDAQ次世代50 8.00%
キャピタル世界株式ファンド 7.75%
NEW!eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 7.60%
楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全米株式)) 7.01%
NEW!アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Bコース(為替ヘッジなし) 7.01%
<購入・換金手数料なし>ニッセイ 外国株式インデックスファンド 6.86%
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) 6.83%
netWIN GSテクノロジー株式ファンド Bコース(為替ヘッジなし) 6.81%
楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全世界株式)) 6.27%
野村インデックスファンド・米国株式配当貴族(Funds-iフォーカス米国株式配当貴族) 5.53%
楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド 5.13%
楽天・新興国株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(新興国株式)) 4.79%
ひふみプラス ▲0.75%

2021年10月中に買った&売った銘柄

 ポイント投資で保有している銘柄のうち、10月中に売ったり、ポイントで買い足したりした銘柄とその理由を解説します! 

売った銘柄

 好成績の欄で解説した株式以外で売却した銘柄は以下のとおりです。

▼【ETF】
One ETF 日経225(1369)
One ETFトピックス(1473) 

 総選挙期間中は日本株の指数が強い傾向にあるというアノマリーにベットして購入し、選挙前に売却。今回は不安要素が多く迷いながら入りましたが、何とかプラスリターンとなりました。

▼【株式】
岡谷鋼機(7485)
大垣共立銀行(8361)  

 岡谷鋼機は長らく保有してきた低PBR・低PERのバリュー銘柄で、大垣共立銀行は決算を材料に購入していた銘柄です。上旬に日本株全体が大きく崩れた際に、リスク抑制の観点で撤退しました。

ユークス(4334)

 9月中旬に発表した決算で、上期の営業利益3億2,300万円と前年同期の赤字2億2,600万円から大幅改善し、ストップ高になりましたが、その後株価が下落したタイミングで押し目買い。しかし、市況が不安定だったので微益撤退したら、その後大幅に株価が上昇…。利食いが早すぎた結果となり、下手な売買でした。

買った銘柄

 これまで述べたもの以外で購入した銘柄について解説します。

▼【株式】
ソフトバンクグループ (9984)

 傘下に10兆円ファンド、携帯電話の子会社などを擁しており、世界中の企業に投資している大企業です。9~10月にかけて再び軟調な展開となり、6,000円を割れてから再び6,000円を超えたところで購入。

 9月に下降トレンドを脱却したような雰囲気となったので、再度6,000円を割れるとは予想外でした。PBRは1倍前後で予想PERも8倍程度と割安水準です。

 ここ最近の株価はアリババなどの中国テック企業と連動している傾向にあり、落ち着かない展開が続いています。しかし、6,000円前後で底値を固めて、来年春ごろまでには、9月上旬にタッチした7,500円に再び近づくポテンシャルがあると考えています。

▼【ETF】
NFNASDAQ100連動(1545)
NFダウ・ジョーンズ(1546) 
上場米国株式(1547) 

 米国株は9~10月にかけて数%の調整がありましたが、底打ちしたようなチャートになり、季節特性として10~5月までは株価が堅調な傾向があるので購入しました。

▼【投資信託】
アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Bコース(為替ヘッジなし) 

 10月に入ってからグロース株が底打ちし始めたので、利益成長期待が高い米国企業に投資するアクティブ投信を購入。15年以上にわたって、ベンチマークのS&P500を上回るパフォーマンスを維持してきた投信で、R&Iファンド大賞を7年連続で受賞しています。

 組入上位銘柄はマイクロソフト、アルファベット(Google)、Amazon、フェイスブック、VISA、ユナイテッドヘルス・グループ、ゾエティス、ホーム・デポ、クアルコム、ナイキなどです。

2021年10月にゲットした楽天ポイントは「8,838ポイント」!

楽天市場でのお買い物を中心に楽天ポイントをゲット!

楽天銀行ハッピープログラムは銀行取引で楽天ポイントを着実にGET可能!

 今月は楽天市場でのお買い物に加えて、楽天経済圏の多様なサービスを利用して、合計で8,838ポイントを獲得しました。楽天銀行の取引で合計262ポイントとまとまった楽天ポイントをGET!

 また、先月分として3,703ポイントが反映されたので、9月の獲得ポイントは11,011ポイントとなりました。

 預金は空前の低金利となっていますが、楽天銀行の場合はハッピープログラムという楽天グループならではの制度があり、金融取引で楽天ポイントを得られるのが大きなメリットとなっています。ATM手数料や他行宛振込手数料も一定回数無料にできますし、便利でお得に使えるネット銀行です。

投資初心者&ポイ活初心者の質問に、まつのすけさんが答えます!

Q 「ポイント投資だからこそ、注意している点、心がけている点はありますか? たとえば、ポイント投資だからこそ、ハイリスクハイリターンで商品を選ぶなど…」

A ポイント投資は元手が現金ではないので、損失が生じた際の心理的ダメージが、現金と比較すると小さいという方が多いと思います。したがって、期待値が高いと確信できないけど投資してみたいという場合や、ボラティリティが大きい商品の購入に使うのも有力な選択肢だと考えます。例えば普段は投資信託のみという方が、ポイントで個別株にチャレンジして、試してみるという戦略があります。

 また、キャッシュでは投資信託で世界株・全米株式・S&P500といった王道ものに投資している場合、ポイントで特定の地域・セクターなどに重点投資する投信でいいと思うものを買ってみたり、アクティブ投信を買うなど、コア&サテライト戦略のサテライト部分に使うのもいいでしょう。

 さらに、仮想通貨は値動きが荒すぎて現金では怖いけど買いたい場合は、楽天ウォレットでビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュを購入できます。他社のポイント投資では仮想通貨は対象外が大多数なので、ポイントで暗号通貨を購入するのは楽天証券ならではのメリットです。

 楽天証券は楽天グループの真骨頂を発揮しており、楽天ポイントで株式(ETF・REIT(リート:不動産投資信託)含む)、投資信託、暗号通貨に幅広く投資できます。エッジが効いているネット証券なのがよいところ。活用すると着実な資産形成に役立ちますよ!