今日のレンジ予測
[本日のドル/円]
↑上値メドは114.25円
↓下値メドは112.85円
英国の電気ガス料金大幅値上げ。天然ガス高騰による逆ザヤで英エネルギー会社が次々に倒産
ドル/円は「円安」維持。高値113.72円、安値113.21円、1日の値幅0.65円。
この日は113.25円からスタート。円安もそろそろ小休止かと思われましたが、下値は限定的で東京時間朝イチにつけた113.21円が安値。
113.50円まで戻した後、欧州時間にはいったん下落しましたが、113円台前半の押し目買いは強く、NY時間夕方には前日の高値(113.80円)近辺の113.72円まで上昇。勢力を保ったまま終値は113.68円(前日比+0.42円)。
113円台前半には、輸入企業などが持っていたオプションのノックアウト価格が大量に存在していましたが、今週いっぺんにトリガーして消えたといわれています。
次の目標は114.50円。ここは2017年半ばから2018年にかけて何度も挑戦しては押し戻されている強力な抵抗ゾーンで、第2段のノックアウト価格が集中するエリア。このバリアもトリガーされるなら、ストップロスで一気に115円まで上昇する可能性が高い。その上は2017年1月の高値118.61円まで大きなレジスタンスはありません。
ドル/円は円安が続いていますが、相場全体の方向は「ドル安/通貨高」で、豪ドルの反発は目覚ましい。豪ドルは対ドルだけではなく、対円でも上昇しています。豪ドル買い/円売りのフローが、ドル/円が円高に動けない原因のひとつでもあります。
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主要指標 終値
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今日の為替トレッキング
今日の一言
人は語っている内容よりも、誰が語っているかを重要視する
Top of the World
今夜は9月の小売売上高と10月ミシガン大学消費者態度指数(速報値)が発表されます。
米国は世界一の消費大国であり、個人消費が米国GDP(国内総生産)の約70%を占めています。個人消費の動向を示す小売売上高は、米国の景気先行きを判断するための重要なデータとなります。さらに、米国の個人消費は世界のGDPの約17%を占めているため、世界経済に与える影響も大きいのです。
前回8月の小売売上高は前月比で0.7%増と、予想外に上昇しました。自動車需要は弱かったものの、大半の品目で売り上げの伸びが加速した結果、GDPの算出に使用されるコア売上高は2.5%増加と5カ月ぶりの大幅な伸びを示しました。今回9月の小売売上高の予想は、前月比▲0.7%の予想。
コロナ移動制限の緩和が広がるにつれて、「モノ」への支出が減り「コト(サービス)」へ支出が増えるため、小売売上高の減少すなわち米国の景気悪化とはいえません。サービスへの支出が増えることは米国経済にとっては悪いことではありませんが、米国にモノを輸出する国にとって、米国の消費後退は痛手であり、コロナからの経済回復が遅れる可能性があります。
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今日の注目通貨:ドル/円
予想レンジ ↑114.29円、↓112.71円
↑ 次の目標は114.55円、2018年高値
↓ 113円割れなら、いったん調整モード?
今週のドル/円のピボット(ブルベア判断の分かれ目)は113.50円。113.50円より上ならばドル買い優勢、113.50円より下ならばドル売り優勢。
114.59円 : 第4レジスタンス(HBO)
114.55円 : 2018年 高値
114.29円 : 第3レジスタンス
113.99円 : 第2レジスタンス
113.90円 : 第1レジスタンス
113.80円 : 2021年 高値(10月 高値)
113.50円 : ピボット
113.11円 : 第1サポート
113.01円 : 第2サポート
112.71円 : 第3サポート
112.66円 : 10月 61.8%
112.41円 : 第4サポート(LBO)
112.31円 : 10月 平均値
111.96円 : 10月 38.2%
110.82円 : 10月 安値
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