1605 INPEX 東証1部

PER(株価収益率)7.67倍、PBR(株価純資産倍率)0.45倍、配当利回り4.48%

 2021年8月10日発表。2021年12月期本決算予想は、前期比で営業利益+106.5%の5,130.00億円、経常利益+111.8%の5,450.00億円の増収・増益の見通し。

 2018年1月15日の1,529円を高値とする、ゆるやかな下降トレンド(A)の中で、10月2日の1,477円の戻り高値から角度の大きい下降トレンド(B)へ転換しました。この下降トレンド(B)の中で、12月26日の920円、2019年6月3日の853円、8月26日の860円と3点底をつけて、2020年1月8日に1,217円まで反発したところで、コロナ相場に巻き込まれ3月19日に496円まで下げました。ここから6月9日に816円まで自律反発後、再下落となって10月30日に489円まで下げて底打ちとなりました。

 3月19日の496円、10月30日の489円と2点底の形となって2021年3月8日に865円まで上昇し、この後は、731~900円のボックス相場の動きとなりました。この中で8月23日の716円を安値に9月29日に900円まで上昇して上放れ寸前となっています。

6848 東亜ディーケーケー 東証1部

PER(株価収益率)12.08倍、PBR(株価純資産倍率)0.97倍、配当利回り1.94%

 2021年7月30日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+8.0%の20.00億円、経常利益+8.0%の20.06億円の増収・増益の見通し。

 2018年9月26日の1,492円の高値からの大幅下落で、12月20日の720円、2019年1月30日の719円とダブル底のような形となって、もみあったあと8月15日の765円を安値に上昇相場となって12月19日に1,096円まで上昇しました。しかし、ここでコロナ相場に巻き込まれ大幅下落となって、2020年3月17日に795円まで下落しました。

 ここから3月30日に985円まで反発し、8月3日に761円まで下げて三角保ち合いとなり、その煮詰まったところで2021年7月19日の788円を安値に上放れとなって9月21日に1,022円と年初来高値更新となりました。ここをピークにジリジリと下げて、いいところまできています。

5609 日本鋳造 東証2部

PER(株価収益率)9.76倍、PBR(株価純資産倍率)0.44倍、配当利回り3.29%

 2021年7月21日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+50.9%の7.50億円、経常利益+27.3%の7.50億円の増収・増益の見通し。

 2016年11月9日の960円(併合前96円)を安値に、短期上昇トレンド(A)の中で、2018年1月22日に1,980円の高値をつけ、2月14日に1,411円まで押し目を入れて、2月28日に1,585円まで反発し、ここから下降トレンド(B)へ移行しました。この下降トレンド(B)の中で、12月26日の670円、2019年8月29日の672円と2点底をつけ、2020年1月14日に875円まで反発したところで、コロナ相場に巻き込まれ3月13日の466円で底打ちとなりました。

 ここから上昇トレンド(C)を形成しており、この中で9月15日に1,097円まで上昇し、10月29日に636円まで下げて、2021年2月24日に983円まで上昇し、5月20日の829円を安値にもみあいとなりました。このもみあいの中で、8月22日の833円を安値に上放れとなり、9月17日に1,193円の高値をつけて調整入りとなって、ここから10月5日に903円まで下げてもみあいとなっています。

7513 コジマ 東証1部

PER(株価収益率)7.79倍、PBR(株価純資産倍率)0.84倍、配当利回り1.61%

 2021年7月8日発表。2021年8月期本決算予想は、前期比で営業利益+21.9%の88.00億円、経常利益+19.2%の88.00億円と6期連続の増収・増益の見通し。

 2016年2月12日の217円、9月21日の213円を2点底にして、ゆるやかな中期の上昇トレンド(A)を形成。この中で9月21日の213円の安値から短期の上昇トレンド(B)へ移行し、この中で2019年2月25日の688円、4月15日の665円と2点天井をつけて、上昇トレンド(B)を切って9月3日に416円まで下落しました。ここからの反発で2020年1月14日に570円まで戻したところで、コロナ急落相場に巻き込まれ、4月3日に304円まで下げて底打ちとなりました。

 ここから短期の上昇トレンド(C)となって、11月30日に765円の高値をつけ、2021年2月26日に604円まで押し目を入れ再上昇となって4月20日に946円の高値更新となりました。ここをピークに調整入りとなり、8月20日に1/2押し水準の640円まで下げてもみあっています。

1847 イチケン 東証1部

PER(株価収益率)4.74倍、PBR(株価純資産倍率)0.57倍、配当利回り4.65%

 2021年8月10日発表。2022年3月期決算予想は、前期比で営業利益▲7.7%の43.90億円、経常利益▲8.2%の42.90億円の減収・減益の見通し。

 2017年10月27日の2,850円の高値からの下降トレンド(A)の中で、2018年5月23日の2,878円を戻り高値にして、下降トレンド(B)へ転換しました。この下降トレンド(B)の中で、2020年1月22日の1,834円の高値から、コロナ相場に巻き込まれ2020年4月6日に1,016円で底打ちとなりました。ここを底値とする上昇トレンド(C)の中で、6月10日に1,607円まで上昇して、8月3日に1,400円まで押し目を入れ再上昇となって、2021年3月22日の2,285円で年初来高値更新となり、すでに調整入りとなっています。

 その後6月3日に1,788円まで下げて9月14日に1,997円まで反発し、もみあっているところです。9月21日に信用期日は経過しており、ここからの下げはリバウンド狙いといえます。