5019 出光興産 東証1部

PER(株価収益率)9.62倍、PBR(株価純資産倍率)0.66倍、配当利回り4.36%

 2021年8月6日発表の2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益▲3.6%の1,350.00億円、経常利益+29.2%の1,400.00億円と減収・増益の見通しです。

 2018年10月4日の6,430円を高値に急落となり、12月25日に3,200円まで下落。ここから反発して2019年2月19日に4,280円まで上昇し、ここを高値とし、12月25日の3,200円を安値とする下向きの先細三角形(A)の動きとなりました。

 この先細三角形の中で、2019年8月16日の2,595円の安値からの反発で9月17日の3,410円を高値にコロナ相場に巻き込まれ、2020年1月6日の3,130円の高値から急落となって、3月13日に2,115円まで下落しました。

 ここから反発の後、緩やかな下落のもみ合いとなり、10月29日に2,091円で底打ちとなり反発。先細三角形を上放れし、2021年3月15日に2,949円まで上昇し、8月20日に2,520円まで下げて8月25日に2,642円で買い転換となって上昇に転じています。

8306 三菱UFJフィナンシャル・グループ 東証1部

PER(株価収益率)9.77倍、PBR(株価純資産倍率)0.48倍、配当利回り4.18%

 2021年8月2日発表の決算短信では、2022年3月期本決算予想は発表なしでした。

 2015年6月1日の937円を高値とする下降トレンド(A)の中で、2016年2月12日の432円、7月8日の426円、11月9日の492円と3点底をつけて、上昇トレンド(B)へ転換。この中で2018年1月16日に894円まで上昇し、再び下降トレンド(C)へ転換しました。

 この下降トレンド(C)の中で、2019年5月16日に493円まで下げて反発し、11月11日に596円まで上昇したところで、コロナ相場に巻き込まれて急落し、2020年3月17日に380円で底打ちとなりました。

 ここから下値を切り上げる緩やかな上昇トレンド(D)の中で、6月9日に489円まで上昇した後に年初来高値更新をつけ、調整入りとなって3月17日の380円、7月31日の393円と二点底をつけて上放れとなっています。

 今年2021年の3月22日に660円の年初来高値をつけて下値を4月21日の565円、7月20日の564円を二点底とする直角三角形の保ち合いとなって上放れとなっています。3月22日の660円に対する信用期日到来が9月21日に接近しています。

5408 中山製鋼所 東証1部

PER(株価収益率)9.06倍、PBR(株価純資産倍率)0.29倍、配当利回り1.77%

 2021年8月4日発表の2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+103.8%の48.00億円、経常利益+50.1%の40.00億円と4期ぶりの増収・増益の見通しです。

 2015年4月8日の1,070円(併合前107円)を高値とする下降トレンド(A)の中で、2016年7月6日に480円(併合前48円)まで下げて、2017年3月2日に818円まで反発。三角保ち合い(B)を形成して下放れし、2018年の7月11日に620円の安値をつけて9月27日に749円まで反発しました。

 ここからの下落で12月25日の446円、2019年6月4日の451円、8月29日の428円と三点底をつけて、12月12日に596円まで上昇したところで、コロナ相場に巻き込まれて急落し、2020年3月13日に314円で底打ちとなりました。

 ここから3月27日に438円まで自律反発した後、調整入りとなり、9月4日の339円を安値に緩やかな上昇トレンド(C)へ移行し、2021年5月10日に491円まで上昇後、7月20日に385円まで下げて再上昇となり、8月31日に549円まで上昇して調整入りとなっています。

8095 アステナホールディングス 東証1部

PER(株価収益率)11.01倍、PBR(株価純資産倍率)0.94倍、配当利回り2.84%

 2021年7月9日発表の2021年11月期本決算予想は、前期比で営業利益+27.8%の26.00億円、経常利益+37.2%の27.00億円と増収・増益の見通しです。

 2016年6月24日の175円を安値とする上昇トレンド(A)を形成し、この中で2017年10月12日の569円、 2018年1月11日の555円と二点天井をつけて、上昇トレンド(B)を切って2月14日の376円、7月5日の389円と二点底から10月3日に644円まで上昇しました。

 ここで10月30日に509円まで押し目を入れ、11月12日に556円まで反発し、再下落となって2019年3月11日に379円の安値をつけました。

 ここから384~554円のボックス相場へ移行し、この中で2020年1月27日に556円まで上昇したところで、コロナ相場に巻き込まれ急落。3月13日に352円の安値をつけ、角度の大きい上昇トレンド(C)へ移行しました。

 この上昇トレンド(C)の中で、2021年4月22日に778円の年初来高値となった後、調整入りとなり、8月20日に537円まで下げて反発しているところです。

3553 共和レザー 東証1部

PER(株価収益率)10.23倍、PBR(株価純資産倍率)0.53倍、配当利回り3.94%

 2021年7月29日発表の2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+40.0%の22.00億円、経常利益+31.1%の25.00億円と増収・増益の見通しです。

 2018年5月21日の1,063円を高値とする下降トレンド(A)の中で、12月26日の705円、2019年8月29日の688円を二点底にして反発し、12月6日に861円まで上昇したところで、コロナ相場に巻き込まれ急落となって2020年3月13日の524円で底打ちとなりました。

 ここから3月27日の759円まで自律反発し、再下落となって8月6日の531円で二点底をつけ、上昇トレンド(B)へ移行しました。

 この上昇トレンド(B)の中で、10月20日の588円を安値に2021年3月22日に850円の年初来高値更新となって調整入りし、8月20日に658円まで下げて高値期日の1カ月前の戻り高値を試しているところです。