株主優待
株主優待は、どんな優待品にしようか、お気に入りを選ぼうか? どうする? 何買う? 考えるだけでもわくわくします。
多くの優待銘柄の中から自分に合った銘柄を探し出すのは難しい。時間があれば、一つ一つ調べたいところですが、そんなことをしていたら、月日がどんどんたってしまいます。
実は株主優待は月によってばらつきがあります。もっとも多いのは3月、次は9月です。
優待銘柄の決め手

証券会社などにある「優待検索機能」はとても便利です。優待内容や予算などをチェックすると該当銘柄が出てくるので使うことをお勧めします。
楽天証券株主優待検索>>
優待内容はクオカードや外食の優待券、カタログギフトなどから検索できます。「コレは何のカテゴリーなのか?」よく分からない優待もありますけど(笑)。
私の第一のチェックポイントは「予算」。まずは権利確定月を「○月」と、優待獲得に必要な最低金額を一番低くして見ていきます。
例えば3月銘柄ですと、それでもかなりの数がヒットしますので、そのあと並べ替えをして「人気順」や「金額順」にします。人気銘柄は多くの人が狙っているので、魅力のある銘柄の可能性が高い。ここで初めて個別銘柄のページで、配当実績や業績、チャート、さらに優待内容も再度確認します。
気に入ったら「お気に入り銘柄」に入れて、後は株価の下落を待つか、どうしても欲しければ、すぐに買っちゃいます。
優待銘柄の選定はどこに重きを置くか、人それぞれです。優待内容よりも配当重視、優待はとにかく金券類のクオカードやギフトカードなどが欲しいので、優待のおトク度を重視、長くじっくり持っていたいので、長期優遇制度がある銘柄、優待よりも株価の値上がり益重視などなど。自分がどのタイプなのか、何なら許せるのか、じっくり考えるのも大切です。
購入タイミング
「いつ買えばいいの?」、「買うと下がるけどどうすればよいの?」と聞かれますが、優待銘柄の場合、欲しい時が買い時だと思います。以前までは、「2~3カ月前に購入して、権利前に株価は上がってくるので、優待と、配当と、株の利益と3つも楽しめます」と言われていましたが、最近の優待人気で、権利落ち時の株価下落が激しくなる傾向がありますし、長く持っていても株価が上昇するかどうかは誰にも分かりません。

ただ人気の優待銘柄は、がっちりと個人投資家が持っていることが多く、坂道を転がるように下落することはまれです。また、下がったら買おう、買い増ししようと狙っている方も多いので、あまり株価に一喜一憂しない方が良いと思います。下落している時こそ、お気に入りの優待券を持って外食を楽しんだり、もらった優待品を眺めたり、リフレッシュも優待活用でするといいと思いますよ。未来のことは誰にも分からないですから。
優待銘柄の決め手
「何でこの銘柄を買ったのか」を説明できるようにすることと、買った銘柄は「きちんとチェック」することが大切です。理由があれば、株価が下落した時も納得できますし、買ったときの前提条件が例えば優待廃止とか減配などで崩れてしまったら、手放す理由にもなります。また買ったら買いっぱなしもチャンスを逃しているかも。下がっても、上がっても、キチンと株価に向き合うことは大切。下落の時は辛いですけど……。
他のチェック項目としては、やはり「配当」。安定配当を出している企業は、基本黒字経営です。最近は株主還元も重要視されているので、配当利回りが4%、5%の会社も見受けられます。安定的な好配当銘柄で優待があり、優待も長期優遇制度を設けている会社などはNISA(ニーサ:少額投資非課税制度)口座で保有していると、その恩恵をより受けられます。
毎月、私の注目銘柄は「お宝優待株」に掲載しています。自分の「お宝優待株」を見つけてください。
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