日本株式への投資で、株主優待制度を設ける銘柄をチェックしたことがあるという人は多いのではないでしょうか。特に9月は、権利付き最終日を迎える株主優待銘柄が3月に次いで多い月。皆さんは株主優待を得る目的で、投資をしたことがありますか。
そこで、トウシルウェブサイト上で、株主優待についてアンケートを実施。1,441人の個人投資家の方にご回答いただきました。
株主優待が目的で株式投資をしたことがありますか?
有効回答者数1,441人のうち、「ある」と回答した人は全体の74.1%(1,068人)を占め、約7割以上の人が、株主優待が欲しくて投資をしていたことが分かりました(2021年8月13日~8月24日、トウシル調べ)。
株主優待が目的で株式投資をしたことがありますか?
ある:1,068人(74.1%)
ない:373人(25.9%)
どんな優待品が欲しいと思いますか?
次に、先ほどの回答にかかわらず、どんな優待品が欲しいか、自由回答していただくと、次のような結果となりました(複数回答あり)。
回答内容 | 回答数 | |
---|---|---|
1位 | 金券、商品券 | 223 |
2位 | 生活必需品 | 196 |
3位 | 優待企業で使える優待券・割引券 | 86 |
4位 | カタログギフト | 80 |
5位 | 企業が取り扱う商品など | 52 |
6位 | 特産品 | 34 |
「金券・商品券」が回答数1位になりましたが、意外なのは2位の「生活必需品」です。
その回答の中身は「日常の食料品」「トイレットペーパー」「消え物がいい」「日用品」「お米」などで、特別な商品などより、生活コストを下げるものを多くの人が希望していることが分かりました。
では、それぞれの自由回答を紹介します。
1位:金券、商品券
「お金の感覚で使えるクオカード」「生活に根ざして使える金券」「金券なら税金が取られない」「全国どこでも使える金券」「使用期限に追い込まれないクオカード」「保管にかさばらない金券」
2位:生活必需品
「食料品」「日常生活品」「消耗品」「トイレ・バス用品」「水」「レトルト食品」「生活にかかわるもの」「日常で使うもの」「缶詰」「化粧品」
3位:優待企業で使える優待券・割引券
「よく使うので企業の店舗で使える割引券」「特別感を味わえる割引券」「いつものスーパーで使える優待券」「自社の優待券」
4位:カタログギフト
「自分で好きなものを選べるカタログギフト」「名産品も選べるカタログギフト」「カタログギフトはワクワクします」「家族と一緒に選べるカタログギフト」
5位:企業が取り扱う商品など
「投資した企業の業務が分かるものがいい」「自社製品」「企業を応援したくなるような企業が取り扱うもの」「クオカードに意味は感じられない、企業業績が垣間見えるもの」「発売前の自社商品」
6位:特産品
「企業がある地域の名産品」「主要事業所の周辺の名産品」「地域の特産品」「ご当地グルメ」「ふるさと納税のような地域の特産品」「企業の地元名産品はワクワクする」
皆さんはいかがですか。どんな優待品が欲しいか、まずはこちらでチェックしてみませんか?
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