7972 イトーキ 東証1部

PER(株価収益率)23.42倍、PBR(株価純資産倍率)0.36倍、配当利回り3.58%

 2021年8月6日発表。2021年12月期本決算予想は、前期比で営業利益+0.1%の18.00億円、経常利益+1.0%の19.00億円と小幅な増収・増益の見通し。

 2017年7月25日の997円の高値からの下降トレンド(A)の中で、2019年6月3日の391円、9月6日の400円と2点底をつけて、12月17日に617円まで反発したところで、コロナ相場に巻き込まれ急落となって、2020年3月13日の250円で底打ちとなりました。

 ここからゆるやかに下値を切り上げる上昇トレンド(B)となっています。

 この中で5月26日に430円まで上昇後、7月10日に314円まで押し目を入れ、高値を9月29日の385円とする横もみとなっていましたが、2021年1月5日の321円を安値に3月22日に447円まで上昇して、年初来高値をつけたあと調整入りとなって7月9日の337円まで下げてもみあっているところです。この447円が年初来高値となって6カ月の高値期日を9月21日に迎える動きとなっています。

6471 日本精工 東証1部

PER(株価収益率)10.41倍、PBR(株価純資産倍率)0.70倍、配当利回り3.24%

 2021年7月30日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+732.8%の530.00億円、経常利益+791.5%の525.00億円と4期ぶりの大幅な増収・増益の見通し。

 2018年1月23日の1,916円を高値とする下降トレンド(A)の中で、12月25日の885円、2019年6月3日の858円、8月15日の789円を順下げの3点底にして反発し、11月11日に1,116円まで上昇したところで、コロナ相場に巻き込まれて大幅下落となって2020年4月6日に581円で底打ちとなりました。

 ここから6月8日に925円まで反発して、8月3日に697円まで押し目を入れ、581円と697円を結ぶ上昇トレンド(B)へ転換しました。

 この上昇トレンドは約1年間続き、2021年3月15日に1,193円の高値をつけたところで年初来高値更新となり、本格調整となって9月14日の6カ月の信用期日に向かって下げている感じです。

1605 INPEX 東証1部

PER(株価収益率)6.58倍、PBR(株価純資産倍率)0.38倍、配当利回り5.22%

 2021年8月10日発表。2021年12月期本決算予想は、前期比で営業利益+106.5%の5,130.00億円、経常利益+111.8%の5,450.00億円の増収・増益の見通し。

 2018年1月15日の1,529円を1番天井にして、10月2日の1,477円を2番天井に下降トレンド(A)を形成し、この中で2019年6月3日の853円、8月26日の860円と2点底をつけて反発し、2020年1月8日に1,217円まで上昇しました。

 ここでコロナ相場に巻き込まれ急落となって2020年3月19日に496円の安値をつけました。

 ここから6月9日に816円まで自律反発したところで再下落となって、10月30日に489円まで下げて安値を更新し、2点底の型となって上昇トレンド(C)へ転換しました。

 この上昇トレンド(C)の中で、2021年3月8日に865円まで上昇し、押し目を入れて6月28日に897円の年初来高値更新となり、調整に入っているところです。

 高配当、割安株ですので安いところを買ってじっくり持ってもいいかもしれません。

6961 エンプラス 東証1部

PER(株価収益率)13.38倍、PBR(株価純資産倍率)0.74倍、配当利回り0.94%

 2021年7月28日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+50.9%の32.00億円、経常利益+57.4%の30.00億円の増収・増益の見通し。

 2019年10月18日に3,930円の高値をつけた時点で、コロナ相場に巻き込まれ、11月1日に3,435円まで押し目を入れてもみあい、12月27日の3,645円の高値から急落局面に入り、2020年3月19日の1,809円で底打ちとなりました。

 ここから下値をゆるやかに切り上げる上昇トレンド(A)へ移行していましたが、11月6日の2,131円を2点底にして急騰し、上昇トレンド(B)へ転換しました。

 この中で2021年2月2日の5,080円で当面のピークをつけ、3月17日に3,985円まで下げて4月20日の4,355円を高値とする三角保ち合いを形成し、下放れとなって短期の急落トレンド(D)となり、8月20日に3,065円まで下げてもみあっています。

 2月2日の5,080円の年初来高値からの調整で3月17日に3,985円まで下落後、三角保ち合いとなって下放れし大幅下落となって8月20日の3,065円で当面の底打ちとなりました。

6339 新東工業 東証1部

PER(株価収益率)13.33倍、PBR(株価純資産倍率)0.42倍、配当利回り3.25%

 2021年8月10日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+127.0%の39.00億円、経常利益+66.1%の51.00億円と3期ぶりの増収・増益の見通し。

 2018年1月15日の1,559円の高値からの下降トレンド(A)の中で、12月25日の788円で当面の底打ちとなり、もみあって2019年8月6日の835円を2点底にして反発し、12月18日に1,116円まで上昇したところで、コロナ相場に巻き込まれ大幅下落となって、2020年3月17日に615円で底打ちとなりました。

 ここからゆるやかな上昇トレンド(B)へ転換していますが、この上昇トレンド(B)の中で、まず、3月27日に870円まで自律反発し、三角保ち合いを形成し、煮詰まったところの12月8日の705円を安値に12月25日に806円まで上昇し、そのまま上昇トレンド(B)の中で、上値、下値を切り上げるゆるやかな上昇が継続しています。