2021年8月末時点のポイント投資資産「155万9,991円」
こんにちは、ポイント投資を実践している、まつのすけです。楽天ポイントを使ったポイント投資で300万円を目指しています。
2021年8月末時点での、ポイント投資で得た資産を発表しましょう! 株式は市況が不安定なのでスイングトレードに徹したのが功を奏しましたが、投資信託は微増、暗号通貨も反発しました。
ポイント投資で得た資産は、8月末時点で合計155万9,991円。300万円達成の折り返し地点に来ました! ただ、これから先も何があるか分かりませんので、気を引き締めて環境を見張っていきます。7月末の残高と比較してポイント投資による資産額は+13万3,790円となりました。
2021年8月の概況&好成績銘柄
8月は、日本株の市場全体の雰囲気が今ひとつだったので、長く引っぱらず、こまめに利益確定を実行。好決算銘柄やチャート形状が良い銘柄、不思議なほど下落した銘柄の逆張り(下落する銘柄にのちの値上がりを期待して買いを入れる手法)を行いました。株式で成績が良かったのは、以下3銘柄です。
ブリッジインターナショナル(7039)
騰落率: 12.59%
主に、企業の営業・マーケティング部門へ、顧客管理システムやセールスシステムなどの自動化ツールを提供し、法人営業改革の支援を実施するソリューション企業です。
8月13日発表の中間決算がよい内容であり、下落したところで押し目買い(株価が上昇している際、一時的に株価が下落したタイミングを見計らって買いを入れる手法)しました。首尾よく上昇し、利食うかどうか、迷いましたが、成長性が高いので決算をしくじらない限りは中期投資しようと考えています。
フェローテックホールディングス(6890)
騰落率: 8.93%
半導体等装置関連事業、太陽電池関連事業および電子デバイス事業で成長中の企業です。業績の上昇修正、増配を発表し、業績が絶好調でした。発表翌日後はストップ高となりましたが、市況に引きずられて発表前の水準に株価が戻ったので購入。その後戻ったところで利益確定しました。しかし、売却後も株価は上昇…。「そのまま持っておけば」に。
JFEホールディングス(5411)
騰落率: 5.28%
銑鋼一貫メーカーとして各種鉄鋼製品の製造・販売を主力事業とするJFEグループの経営・リスク管理などを行う企業です。8月12日発表の決算では今期税引き前利益が79%も上方修正となり、未定だった上期配当は60円になり、翌日に購入。市況が不安定だったので上昇が止まったところで利益確定しました。
ポイント投資で購入し、今も保有している投資信託では、8月はハイテク株主体のアクティブ投信、NASDAQ-100、日本株主体のアクティブ投信が好調。他方、新興国投信は今ひとつの展開となりました。
ポイントで買って保有している投資信託・騰落率ランキング
netWIN GSテクノロジー株式ファンド Bコース(為替ヘッジなし) | 4.97% |
iFreeNEXT NASDAQ100インデックス | 4.10% |
ひふみプラス | 3.17% |
<購入・換金手数料なし>ニッセイ 外国株式インデックスファンド | 2.87% |
iFreeNEXT NASDAQ次世代50 | 2.82% |
楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全米株式)) | 2.81% |
キャピタル世界株式ファンド | 2.60% |
つみたて先進国株式(為替ヘッジあり) | 2.39% |
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) | 2.11% |
楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド | 2.06% |
楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全世界株式)) | 2.01% |
iFreeNEXT FANG+インデックス | 1.90% |
野村インデックスファンド・米国株式配当貴族(Funds-iフォーカス米国株式配当貴族) | 1.77% |
楽天・新興国株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(新興国株式)) | 0.66% |
2021年8月中に買った&売った銘柄
ポイント投資で保有している銘柄のうち、8月中に売ったり、ポイントで買い足したりした銘柄と、その理由を解説します! 今月も日本株市場全体としては軟調な展開でしたので、利を伸ばそうと引っ張るのではなく、ほどほどのところで利益確定するヒット&アウェーに徹しました。
2021年8月中に売った銘柄
好成績の欄で解説した株式以外で売却した銘柄は以下のとおりです。
▼【ETF】MXSナスダック100ETF(2631)
▼【ETF】NFNY ダウ(1546)
米国株が8月中旬に下落したタイミングで微益撤退しました。9月は米国株が軟調なシーズナリティ(季節特性)があるので、しばらくは様子見のスタンスです。
▼【株式】日本電計(9908)
電子計測器等の販売および修理、校正等を行っている企業で、長らく保有してきたバリュー銘柄(株価が割安な企業)です。8月には各種移動平均線を割る展開となったので、安全第一で利益確定しました。中長期保有にも適した銘柄だと思うので、ウオッチリストには入れて継続チェックします。
▼【株式】日産自動車 (7201)
ご存じ、日本を代表する自動車製造会社の1つです。トヨタ減産の報道があり、日産自動車もツレ安となって下落。自動車関連株はしばらく不透明な状況だと考えて売却しました。
▼【株式】昭栄薬品 (3537)
天然油脂由来の油脂化学品を主に取り扱い、化学薬品や日用品などの製造・販売を行っている会社です。8月20日ごろにかけて日本株が全体的に崩れた中で、バリュー株の真骨頂を発揮し、下落するどころか微増の展開でした。以後は大きく下落した銘柄のリバウンドを狙う方が期待値は高いと考えてスイッチングしました。
▼【株式】 シンクレイヤ (1724)
▼【株式】仙波糖化工業 (2916)
▼【株式】宮地エンジニアリングG(3431)
▼【株式】遠藤照明 (6932)
これらは決算の発表があり、良い内容だったので購入し、その後株価が重くなったところで売却しました。市況が今ひとつだったので無理せずスイングトレードに徹しています。
▼【株式】第一三共 (4568)
医薬品等の製造販売の大手企業です。特に悪材料がない中で長らく株価が下落していました。何らかの大口売りが継続的に出ていた可能性が濃厚ですが、8月5日をボトムに底打ちする形状となったので、25日移動平均線を突破した後に購入し、陰線が出始めてから売却しました。
▼【株式】関電工(1942)、三菱UFJフィナンシャルG(8306)
設備工事業、電気機器販売業、不動産事業、リース業および発電事業を行う建設系企業です。これらはしばらくボックス相場が続いていましたが、7月の底値から反発して移動平均線を上抜けたので買いましたが、その後株価が下落してきたので撤退しました。
▼【株式】ヤマハ発動機 (7272)
二輪車、マリン関連製品、特機製品および産業用機械・ロボット等の製造・販売を行う大手企業です。大株主のヤマハが発行済株式総数の5.43%の売却を発表したところ、一時は▲7.68%の大暴落となりました。ヤマハが売却した株式が全て市場で売られるとは限らないので、過剰反応だと考えて購入。戻ったところで利益確定しましたが、その後さらに上昇という私によくあるパターンになりました…。
▼【ETF】東証マザーズETF (2516)
東証マザーズの信用買い評価損益率が▲25%を割れて、反発するような動きになったところで購入し、戻ったところで売却。逆張りがうまくいきました。コロナショック等の大暴落時を除くと、信用買い評価損益率▲25%割れは底値圏となる傾向があります。
2021年8月中に買った銘柄
これまで述べたもの以外で購入した銘柄について解説します。
▼【株式】アイフル (8515)
ローン事業および信販事業の著名企業です。6月中旬をピークとして株価は調整していましたが、8月中旬に底打ちしたような流れになったので購入しました。業績は回復が続くと考えており、しばらく保有する予定です。
▼【株式】明和産業(8103)
電池材料、レアメタル・レアアース、環境関連、合成樹脂・難燃剤、原薬・医薬中間体などを製造・販売する化学産業に強い三菱グループの商社です。第1四半期の決算がよく、低PBR(株価純資産倍率)・低PER(株価収益率)で割安感もあったので購入。バリュー株は比較的「大やられ」しにくいので選好しています。
シュリンクラベル、タックラベルなど、パッケージングシステムの企画、提案、開発、製造、販売を行っている企業です。好決算の発表後、トレンドラインを高値ブレイクし、3月半ばからの調整を脱却したような動きをみせました。ファンダメンタルズも良好な企業なので購入!
▼【株式】ソフトバンクグループ(9984)
言わずと知れた、通信・インターネット関連の大企業です。長らく株価の調整が継続しており、一時6,000円を割れてから反発したような動きになったので、底入れ(下げ止まり、上昇機運が出てくること)か、と考えて買いました。PBRは1倍程度と割安水準に入っているので、中長期保有の予定です。
2021年8月にゲットした楽天ポイントは「3万5,343ポイント」!
楽天証券での500円投信購入で1,706ポイント獲得!
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投資初心者&ポイ活初心者の質問に、まつのすけさんが回答!
2023年ごろまでは米国が良いと考えています。中国が突然の規制導入でショックを及ぼしました。また、テーパリングの局面では新興国からは資金流出の懸念もあり、日本や欧州は成長性に難があります。世界中で大口マネーを安心して投資できるのが米国だけになりつつある印象です。日本でピークアウト前にバブルが発生したように、S&P500やNASDAQがバブル的な上昇を見せる可能性もあると思います。
ただし、投資の世界は何があるか本当に分かりません。米国株を始めたとしても、特にテーパリングや利上げの初期は一時的に株価が下落する可能性がありますし、また現在の長期上昇トレンドが終了したら、2000年代のような長期低迷局面が訪れる可能性があります。
世界情勢の異変や急変に備えて、株式投資なら最大で年▲40%のリスクに耐えられる余裕資金での投資をお勧めします。そして、しっかり周辺情報を集め、たとえ今、利益が上がっていたとしてもそれに固執しすぎずに、軽快なフットワークで動くのも選択肢です。私も、この連載中で、「ヤバイ」と思ってキャッシュポジションを増やして様子見をしたことが多々あります。長期上昇トレンドがピークアウトした動きになったら、すぐ引ける態勢を整えておきましょう!
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